ヤマノススメ聖地巡礼 – 金時山~塔ノ峰
2017/05/29 野外活動 コメントは受け付けていません。
ヤマノススメ原作
【九十五・九十六合目】《スピードハイク、縦走》箱根外輪山〈金時山~明神ヶ岳~明星ヶ岳~塔ノ峰〉
- メンバー:あおい、ひなた、ここな
- アクセス:乙女峠バス停
- コース:乙女峠バス停→乙女峠→金時山(1,212m)→明神ヶ岳(1,169m)→明星ヶ岳(923m)→塔ノ峰(566m)→露天風呂かっぱ天国→箱根湯本駅
- 備考:金時山頂上の金時茶屋でうどんを食べる。下山後は露天風呂かっぱ天国で温泉に入浴
地図
巡礼記録
日程:2017年5月29日[日帰り]
コース:乙女峠バス停→乙女峠→長尾山→金時山→公時神社分岐→矢倉沢峠→明神ヶ岳→明神ヶ岳展望地→明神・明星コース鞍部→明星ヶ岳→明星ヶ岳登山口→塔ノ峰山頂入口→塔ノ峰→阿弥陀寺→函嶺洞門駐車場→箱根湯本駅→入生田駅→石垣山駐車場→石垣山(笠懸山)(257m)→石垣山駐車場→小田原駅
小田急箱根高速バスにバスタ新宿から乗車。東名高速の渋滞で予定よりも15分ほどの遅れで乙女峠バス停へ到着
最初から富士山の絶景ポイントで、バスを降りた登山客がすぐにカメラを取り出す展開
時折ものすごいスピードで車道を下ってくる車がいるので、道路を横断する際は気をつけてください
乙女峠バス停から少し上がった左側に金時山・乙女峠ハイキングコースへの入口があります
車が侵入しないようにチェーンが張ってあるが、脇を通って中に進む
前日が雨だったせいか、ひんやりした空気が気持ちいい
それでいて、泥濘や滑りやすいところがないので歩きやすい
木々に囲まれた場所の乙女峠
この看板の手前に乙女峠展望台という名がついた展望台があるのだが、木が邪魔をしてて期待した展望はありませんでした
乙女峠から金時山の稜線だが、細かいアップダウンがあり、最後には急登
金時山の山頂は開けていて、見事な展望が広がる
逆側から金時山へ登ってきた人は、今まで富士山が見えてなかっただけに感動も大きいようで、「ここまで登ってきてよかった」という声があがってた
金時山を下りていくと、目前にいまから進むハイキングルートがくっきりと見え、テンションがあがる
矢倉沢峠の分岐
金時山だけに登る人が多いので、ここから明神ヶ岳へのハイキングコースは登山者がぐっと減る
行く先に見える外輪山の稜線
明神ヶ岳までは登って、あとは下っていくだけだな
矢倉沢峠からの登り途中で時々振り返ると、金時山で隠れていた富士山が徐々に姿を表していく
明神ヶ岳はピークを巻いてしばらく過ぎたところが広場となっており、休憩されてる人も多い
ちょうどお昼なので、ここで昼食をいただいた
明神ヶ岳からの下り道では小田原市街と海が見え、箱根外輪山の東側に来たことを実感
明星ヶ岳を下りて、塔ノ峰の登山口までは900mほど車道を進む
塔ノ峰の登り途中でMTBで下っている人と遭遇、上のほうから自転車が来ると想定外の事態に一瞬戸惑ってしまう
塔ノ峰までのハイキングコースとは一変して、踏み跡が枯れ葉に隠され分かりにくい下り道
日が暮れてからこの道を歩くのは難しいと思う
急坂。車の通りもあるので注意が必要
露天温泉のかっぱ天国はこちらからも行ける
ゴール予定地の箱根湯本駅に到着しても時間に余裕があったので、以前より訪ねてみたかった豊臣秀吉が築城した一夜城を経由する形で小田原駅まで歩くことにした
箱根湯本駅の駅前にある公衆トイレでトイレを済まし、自販機で買ったコーラを体に入れる
ここから入生田駅まで国道1号の歩道を進む
入生田駅前の交差点を右に進むと神奈川県立生命の星・地球博物館があり、道路に面した看板には石垣山一夜城へのウォーキングコースが紹介されていた
道中にも所々にコースの案内板があって見どころを紹介しているが、なにぶんコースがただの車道なので辛い
右側にだけある歩道を歩いてきたが、この手前から車道には歩道がなくなる
遠回りしそうで嫌々ながらも仕方なく階段を登るが、整備されて車道を見下ろす形で並走する歩きやすい道だった
一夜城歴史公園のすぐ隣にある”一夜城 ヨロイヅカファーム”という高級エイドステーションでカロリーを摂取
これで小田原駅まで下る元気がでてきた
小田原市街地まで最短となるコンクリートの生活道路を下るのだが、大腿四頭筋が常に引っ張られた状態になって悲鳴を上げてるのがよくわかった
ヤマノススメ 聖地巡礼リスト に戻る
ヤマノススメ聖地巡礼 – 妙法ケ岳
2017/05/23 野外活動 1 件のコメント »
ヤマノススメ原作
【九十九合目】三峯神社~妙法ケ岳〈三峯神社奥宮〉
- メンバー:楓、ゆうか、小春
- アクセス:西武秩父駅-三峯神社バス停
- コース:三峯神社バス停→妙法ヶ岳(1,329m)→三峯神社奥宮
- 備考:パワースポットの三峯神社奥宮で合格祈願
地図
巡礼記録
日程:2017年5月20日~21日[一泊二日](雲取山縦走の途中で寄った)
コース:
【1日目】三峯神社バス停→木の鳥居→三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)→霧藻ヶ峰
三峯神社本宮と雲取山への縦走 の途中に妙法ヶ岳にも寄りました
三峯神社バス停の駐車場から階段を登って、左側の奥に三峯神社の本宮がある
登山道を少し進むと白い鳥居があり、こちらに登山届ポストや登山者数カウンター
「妙法ヶ岳への往復登山」は一番左のカウンターをプッシュ
しばらく登ると、雲取山へ向かう道と妙法ヶ岳(三峯神社奥宮)の分岐にある木の鳥居
妙法ヶ岳へは鳥居をくぐって先へ進む
ここからの道は斜面をトラバースしていくので、雪道の時には慎重に歩いたほうがよさそうだ
また鳥居があり、妙法ヶ岳へピストンする道との分岐
手前には休憩できるスペースもあった
コース終盤に待ち受ける崩れかけている木橋
板の間隔が開いている所があるので踏み外さないように注意して進む
そして、この先には急な階段と鎖場があり、登りきると三峯神社奥宮に到着
三峯神社奥宮は立地のせいなのか、こじんまりとしてる。下の本宮は立派なのにね
三峯神社守護神のオオカミさん
下山時の鎖場と急階段
斜度が急なだけなので、鎖を使わなくても大丈夫そう
この後は、雲取山登山道に合流し、雲取山へと向かった
ヤマノススメ 聖地巡礼リスト に戻る
ヤマノススメ聖地巡礼 – 雲取山
2017/05/22 野外活動 1 件のコメント »
ヤマノススメ原作
【八十五・八十六合目】《縦走、テント泊》三峯神社~雲取山~鴨沢バス停
- メンバー:あおい、ひなた、ここな
- アクセス:西武秩父駅-三峯神社バス停/鴨沢バス停-奥多摩駅
- コース:三峯神社バス停→霧藻ヶ峰(1,523m)→白岩山(1,921m)→雲取山荘(テント泊)→雲取山(2,017m)→奥多摩小屋→七ッ石山(1,757m)→鴨沢バス停
- 備考:雨の中でのテント泊縦走登山。七ッ石山はピークには登らず巻道を通ったかもしれません
地図
巡礼記録
日程:2017年5月20日~21日[一泊二日]
コース:
【1日目】三峯神社バス停→木の鳥居→三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)→霧藻ヶ峰→お清平→前白岩山の肩→前白岩山→白岩小屋→白岩山→大ダワ→雲取山荘
【2日目】雲取山荘→雲取山→雲取山避難小屋→小雲取山→ヨモギノ頭→ブナ坂→七ツ石山→斧手石→七ッ石小屋上分岐→七ツ石小屋→七ッ石小屋下分岐→堂所→小袖緑道あがり→丹波山村村営駐車場→鴨沢バス停
ヤマノススメの三峯神社から鴨沢への縦走と同じルートに、九十九合目に登場した妙法ヶ岳を加えたコース
雲取山だけならば、自分でも日帰り縦走ができそうだったが、妙法ヶ岳を加えるとギリギリ間に合わなさそうだったので、山小屋泊を入れて一泊二日とした
今回のコースタイムで考えると、本当にギリギリで鴨沢バス停からの最終バスに間に合ってたようだが、何かひとつでもハプニングが起きたら奥多摩で途方に暮れてた可能性もあったので、これはこれでいい判断をしたと思ってる
冬季を除く土日祝日に運行している8:30発の始発のバスだが、増発された2台のバスでも積み残しの登山客がいるほど
三峯神社までは75分と長時間となるためバス車内では座席に座りたいところ。バスの時間と接続がよい8:15着の特急ちちぶ3号からバスへ向う人が多いと思うので、西武秩父駅で少しでも改札に近い2号車3号車あたりの指定席を取って改札にダッシュするのが良いかもしれない(西武の特急券はサイトから購入し、チケットレスで乗車できる)
西武秩父駅から三峯神社の駐車場まで10分ほどの遅れで到着
駐車場から三峯神社への道には赤色やピンク色のツツジが咲き盛っていた
登山する前に、三峯神社に寄ってお参り
鳥居の前にいる三峯神社の守護神は、両神山の両神神社と同じくニホンオオカミ
参道を歩くと家族連れからご老人まで結構な人出で賑わってる、パワースポット巡りだろうか若い女性も多い。自分と同じようにザックを背負って、登山の安全を祈願する方もちらほらと
三峯神社に来た道を戻って、木々に囲まれた雲取山登山口から登山スタート
登山道から少し進んだ白い鳥居から本格的な登山が始まる
こちらに登山届ポストがあり、クマやハチに注意を呼びかける看板も
三峯神社から鴨沢への縦走なので、左から4番目の「雲取から奥多摩、山梨方面へ登山」カウンターを押した
いつも思うけど、いつからのカウントなんだろ?
丁寧な蜂の巣注意看板
ここではハチを見かけてないが、霧藻ヶ峰近辺の登山道ではハチをよく見かけた。でも、スズメバチではなくクマバチだったので、問題ないと思う
雲取山へ向かう道と妙法ヶ岳(三峯神社奥宮)の分岐にある木の鳥居
こちらを妙法ヶ岳へと進んだ 妙法ヶ岳へのピストン登山
妙法ヶ岳へのピストンから戻り、雲取山への登山道ルートへ向かう道
妙法ヶ岳に行く人は妙法ヶ岳だけ、雲取山に行く人は雲取山のルートという人が大半なので、こちらの道は誰もおらず、踏み跡も少ないようでした
雲取山登山道に合流し、炭焼平という所
炭窯跡でこちらは白炭を作っていた炭窯
木炭の中でも黒炭と白炭の違いがあるなんて知らなかった
霧藻ヶ峰休憩所では休憩している人が多かった。自分も昼食をとる
前白岩山を過ぎたあたりからコケ類、シダ類が目立つ
白岩山が石灰岩質の山なので、植生が変わったようだ
苔むした倒木、苔の中から咲いた花など思わず立ち止まって写真に撮りたくなるモチーフが多い
このあたりは、いろんな植生が見られていいですね
白岩山への登りでシカと遭遇
まったく警戒心ないようで、カメラ構えても止まっていてくれた
芋ノ木ドッケ(国土地理院地図では芋木ノドッケとなっている)
地味に東京都で2番目に高い山(1946m)だったりする
雲取山荘について、早速チェックイン
今年が雲取山(2017m)の標高年(2017年)ということで記念ピンバッジを頂いた
雲取山荘の廊下には雲取山の山頂に標高年記念碑を建てた時のレポートなどもあって、標高年フィーバーが伺える
雲取山荘の宿泊は1ヶ月前から予約していたが、GW直後には雲取山荘サイトに予約終了の告知が出ていた。新緑が映えて暑くなる前の季節で先週末とは違って快晴と、人が集まる条件が重なって賑やかな人出
雲取山荘内の廊下と外にある水場
就寝時には廊下にもザックやらコタツやらが置かれる
夕食は人数が多いため3回転
ハンバーグ、ポテトサラダ、冷奴、山菜の和え物と味噌汁。ご飯はおかわり自由
割り振られた部屋は大部屋で、就寝時には敷布団を半分に折りたたんだスペースが一人分
富士山の山小屋も経験あるので、スペース的には問題ないと思ったが、消灯し寝てみると人の熱気で部屋がいつまでも暑いってのが敗因。まったく寝られなかった・・・
朝食は4時半から開始で並んだ順。3時半ごろから食堂の開店を待ちわびる行列ができており、正気じゃないなって思った
特に出発を急いでるわけでもなかったので、部屋でゴロゴロして5時頃に食堂に
塩鮭、生卵、味のり、漬物と味噌汁。ご飯はおかわり・ふりかけ自由
雲取山登頂完了
よって三峰山(雲取山、白岩山、妙法ヶ岳)がコンプになって、それにより秩父三山(三峰山、両神山、武甲山)もコンプ
これが標高年の記念碑
次に標高年となる日本百名山は美ヶ原で17年後の2034年だそうだ
少し下った所にある雲取山避難小屋の方へ
こちら側に山梨県の碑があった
稜線沿いにあるテント場を通る
ヘリポートのすぐ近くにテントが張ってあるけど、ヘリコプターが着陸したら大惨事になりそうだと心配になった
巻道との分岐から七ッ石山へ登っていく
今回の山行で急登というものがなかったけど、ここが唯一かな(短いけど)
七ッ石山から鴨沢へ向かう場合にはいくつもの分岐があって、進んでいた方向とは逆方向に切り返すような分岐もあるので、地図を見て把握しておいたほうがいい
七ッ石山からはずっと下りだったが、徐々に緩やかになっていき、堂所を過ぎると森林の中の道をハイキング気分の水平道
廃屋など人工物も次第に増えていき、そろそろ登山道も終わりの雰囲気
一旦車道に出て車道を歩き、駐車場の脇に「鴨沢への近道」があるので、そちらを進む
駐車場には公衆トイレもある
鴨沢バス停へ到着
青梅街道に下りる手前の道路で行き過ぎて、鴨沢より先のバス停に行ってしまったのは内緒だ
ヤマノススメ 聖地巡礼リスト に戻る