駅メモ攻略方法 – 全駅アクセスにかかる費用と日数

駅メモ攻略法 旅行
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以前、駅メモを効率よく攻略するために “駅メモマップを作ってみた” という記事を書いた。
それから15ヶ月ほどで駅メモの全駅アクセス(と同時にJR全線完乗)を達成したので、これから全駅アクセスを目指す方に向けて、実体験をもとにした効率的な攻略方法を記す。

達成したのは2017年の1月で、今は通用しない部分もあると思うのでご了承ください。

駅メモ攻略方法

全駅アクセスにかかる費用と日数

まず、全駅アクセスを達成するにあたって必要なのは、十分な資金と休暇である。どちらかでも捻出できないようであれば、最初から諦めたほうが懸命。

費用

宿泊をビジネスホテルで済ませるならば、150万円くらいが目安。私はそれくらいだった。
宿泊費をさらに抑えてネットカフェで済ませたり、JR全線乗車にこだわらなければ、120万くらいに抑えられるかと。

普通は近くの駅から取得しようと思うので、取得駅が増えるに連れ赤新駅を取るのは徐々に厳しくなる。
例えば、駅メモを始めてから3000駅の取得するのと、それからさらに3000駅を取得して6000駅にするのでは雲泥の違いだ。
取得駅数で遠征費用がどれくらいかかるかは、以下のリストを目安にしてください。

取得駅数の遠征費用(首都圏からの目安)
  • 100駅:133円(JR大回り)
  • 1000駅:1万円(首都圏私鉄)
  • 3000駅:10万円(日帰りまたは1泊遠征)
  • 5000駅:30万円(東北、甲信越への2泊遠征)
  • 7000駅:70万円(北海道)
  • 9100駅:120万円(四国、九州)
  • 9277駅:150万円(沖縄、廃線)
  • 赤新駅ハンター:プライスレス

1月に全駅アクセス達成後は、3月に広島の新駅、7月に岩手・宮城・福島、栃木の新駅とすっかり赤新駅ハンターとして成り果ててしまってる。

日数

4000駅くらいまでは、首都圏から土日を利用した1泊遠征で取ることができるが、それ以降の2泊以上となると祝日や有給を組み合わせるしかない。
また、北海道や九州などのアクセスが大変なところへは、ゴールデンウィーク・盆休み・シルバーウィーク・年末年始といった長期休暇を使ってまとめて攻略したほうが効率がよい。
ただ、祝日や長期休暇に遠征を組むと宿泊費や交通費が割高になってしまうので頭がいたいところではある。

有給が自由にとれ、毎週末遠征に行くアグレッシブさがあれば1年でも達成できると思う。私は1年半くらいで達成したが、それでもスケジューリングや体力的に大変だったので、2年か3年くらいを目安に達成するのがよいと思う。時間が有り余ってる大学生ならば夏休みだけで達成できるだろう(誰かやってみて欲しい)。
それ以上の時間がかかると、既に訪問済みの地方に新駅ができて再訪問する羽目になったり、駅メモのサービスが終わったりする(ソシャゲの寿命は短い)。

戦略とスケジューリング

効率的に駅を取得するためにも、予め遠征するエリアを分けて戦略を考える必要がある。
おおざっぱに、次のような戦略を頭においておくとよいと思う。

北海道、九州、四国はできるだけまとめて行け

北海道、九州、四国へは鉄路ではアクセスするのが大変なので、飛行機を使ってまとめて攻略するのをおすすめしたい。したがって、まず最初にこれらを長期休暇にスケジューリングし、それ以外は後で考える方向で。

誕生月には四国に行け

JR四国のバースデイきっぷという誕生月の3日間が特急含めて乗り放題の神フリーきっぷがあるので、誕生月は四国を攻略するのがよいだろう。

中国地方が一番大変

あみだくじ状に走る路線、特急が少ない、普通列車も少ない、フリーきっぷがない、宿がないなど意外と大変な中国地方。九州へ行くついでに行く、芸備線を何回に分けていくなど予め考えておかないと、あとからまとめて攻略するのは大変。

東海、関東は他のエリアにアクセスするついで

東京から大阪に行くにしても、いつも東海道線ではなく飯田線・中央西線・紀勢本線などを絡めて行けば、徐々に埋まっていく。

大回り乗車で交通費を節約

大回り乗車(説明しないのでググって)が使える区間でも実質利用価値があるのは東京近郊区間と大阪近郊区間。関東では房総、両毛線・八高線、関西では湖西線・草津線・和歌山線を大回りで済ませてしまうと大幅に交通費を節約できる。

フリーきっぷを活用しよう

青春18きっぷはもちろんとして、各地方には乗り潰せるようなフリーきっぷが販売されている。きっぷによっては、使用できる期間が限られている場合も多いので使える時期を逆算してスケジューリングしよう。

18きっぷ期間にはフリーきっぷや特急がない路線へ行け

具体的には三江線、只見線やバス代行運転中の常磐線は特急がないため、18きっぷ期間外に乗るよりも18きっぷを使って乗ったほうがよい。当然のことながら同じ考えの人がいっぱいいるので混んで座れなくなることも……

LCCと夜行バスを活用しよう

LCCだと成田空港発が多いので18きっぷと相性がいい、行き先が関西空港や新千歳空港ならばJRだけで済んでしまう。週末の前後に有給を入れて三連休として、その日にLCCを入れれば飛行機代も安く抑えることができる。
また、平日の深夜に出発する夜行バスは現地に朝早く到着し、1日を十分に使うことができる。


以上が駅メモ攻略をマクロで捉えた場合の戦略となる。

次回があれば都道府県別の攻略方法などを書きたい所だが、このエントリですら半年以上のブランクの末に書いているので、あまり期待しないで欲しい。

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