今、友人に自分のお気に入りのiPhone Appを紹介するためのツールを作っていて、iTunes Storeをスクレイp(ryしてるんだけど、ローカルでリソースを占有しバックグラウンドでアプリケーションを走らせてるうちはいいけど、こいつを公開用のレンタルサーバに持っていくことは難しかったりする。
共有しているサーバなので、実行時間をうまく区切って、効率よくスケジューリングして、cronを書いてみたら、コンフリクトが起きたりして、データベースを手動で直すとか、ウッカリ屋さんの僕はよくやりがちなのだ。
もう、メンドクサイ!!
そんなわけで、1つのサーバで1つのアプリケーションを動かせば、誰にでも邪魔されず迷惑もかける必要ないじゃん!という発想から今回VPSサーバを借りてみた次第である。
VPSって?
要するに1つのサーバ内で仮想的に複数のサーバを立てて、それぞれが専用サーバと同じくroot権限を持つことができるサーバのこと。専用サーバとレンタルサーバとかはよく利用してるのでなじみ深いけど、VPSってどうやってコントロールするのかが実態をつかめず少し不安。
ここ最近、Linodeいいよーって声をいろんなところで目にする機会が増えてきていて、いつかためしてみたいなと興味をもっていたので、今回契約することにした。
Linode
Linodeは海外のVPSサーバ業者なんですが、以下の点で日本人にも評価が高いみたい
- 今は円高だから海外サーバがお得!月々1900円
- 後からメモリや転送量を追加したりと、スケーラビリティがある
- 速度的に有利な西海岸のサーバを選択できる
- コントロールパネルが使いやすい
選択できるプランは上の通りでザックリとしててわかりやすい。
とりあえず、一番低価格のLinode 360プランを選択。これでも、12GBの容量と200GBの転送量があるんだから何に使おうか困る。
契約
契約も1つのフォームだけで、クレジットカードを入力して即契約完了。
すぐにログインでき、すぐに利用できる。
料金は、月の途中で契約した場合には日割りで計算される。
コントロールパネル
ログインして、最初はなにがなにやらわかんなかったけど、
Linode – 自由度が高い VPS サービス – ボンノウドットコム Wiki
を参考にして、やってるうちにVPSの気持ちよさがわかってきた。
ようするに、最初はまっさらな状態で、次にインストールするOSのディストリビューションを選択し、準備は完了ってこと。
この作業は何度もできるし、何よりものすごいスピードで準備が進む。この辺は、自分で1からインストールする手間を考えるとものすごく楽。
ターミナル
インストールが済んだら、すぐにSSHでログインできる。
でも、httpdすらインストールされてないわけで、apache、mysql、phpなどを手当たり次第にaptを使ってインストール。
はい出来た
あとは、バックグラウンドのアプリケーションを動かすように設定して、やりたかったことがシンプルに実現。アプリケーションと関係ないところ(規制や制限)で頭を悩ます心配もないし、なんで最初からこうしなかったんだろって反省してる。
というわけで、不安はひとつ消え、来週あたりにはサービスを公開できそうです。お楽しみに。