青森県八戸市、蕪島から大久喜駅まで続くみちのく潮風トレイルの一区間。ここなと楓が夜行バスで訪れ、ウミネコの繁殖地・蕪島から種差天然芝生地を経て海岸線を歩くエピソードの舞台です。
基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| トレイル名 | みちのく潮風トレイル(八戸市ルート) |
| 区間 | 鮫駅~蕪島~葦毛崎展望台~大須賀海岸~種差天然芝生地~高岩展望台~大久喜駅 |
| 距離 | 約14km |
| 最高点 | 高岩展望台(42m) |
| 所在地 | 青森県八戸市 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(平坦な海岸歩き) |
| 推奨シーズン | 3月~11月(ウミネコ繁殖期は3-8月) |
| 所要時間 | 約4~5時間(休憩・観光含む) |
ヤマノススメでの描写
原作での登場シーン
【百四十八~百五十六合目】《ロングトレイル》みちのく潮風トレイル
- メンバー: ここな、楓
- アクセス: バスタ新宿-〈高速バス〉-本八戸駅→陸奥湊駅-〈JR八戸線〉-鮫駅
- コース: 鮫駅→蕪島→葦毛崎展望台→大須賀海岸→淀の松原→種差天然芝生地→高岩展望台(42m)→大久喜駅
あらすじ
【百四十八合目 気分転換してみるものです】 ここなは飯能市立図書館で楓と出会う。みちのく潮風トレイルの話を聞いて、一緒に行くことになる。
【百四十九合目 初めての夜行バス】 バスタ新宿近くのSuicaのペンギン広場で参拝するここな。3列シートの夜行バスで青森へ。
【百五十合目 ちょっとウォーミングアップ】 本八戸駅に着くも、接続する電車が1時間以上ないため歩くことに。早めのお昼として、陸奥湊駅近くのみなと食堂で名物ひらめ漬け丼(刺し身のヅケ、真ん中に卵の黄身+せんべい入り味噌汁)をいただく。
【百五十一合目 鳥って恐竜の生き残り】 陸奥湊駅から鮫駅は電車で移動。駅前のサメの顔ハメオブジェに収まるここな。スタート地点の蕪島まで歩いた。
【百五十二合目 みちのくトレイル】 蕪島をスタートし、葦毛崎展望台のホロンバイルでソフトクリームを食べる。
【百五十三合目 海水浴したくなる】 大須賀海岸では波打ち際を裸足で歩く。楓は海の中に入っていき、波にさらわれパンツまで濡らしてしまう。
【百五十四合目 パンツもう乾いたかも】 楓は登山用アンダーウェア(ショーツ)を着ていたので、歩いているうちに乾いた様子。淀の松原では、松の景色を堪能する。
【百五十五合目 最高ですね!!】 種差天然芝生地の日陰で寝転んで昼寝。起きた頃には雨が降りそうな怪しい雲行きに。
【百五十六合目 装備は守り過ぎず攻め過ぎず】 雨が降ってきてしまい2人とも傘を差す。楓は登山用のアウトドア傘も持ってきていた。高岩展望台でゴール。
ヤマノススメ単行本19巻に収録されています
ルート地図
聖地巡礼のポイント
- みなと食堂: お昼として食べた名物ひらめ漬け丼
- 鮫駅: 鮫の顔ハメオブジェ(ここなが収まった場所)
- 蕪島: ウミネコの繁殖地、みちのく潮風トレイルの起点
- 葦毛崎展望台: カフェテラス ホロンバイルでソフトクリーム
- 大須賀海岸: 楓が波にさらわれた砂浜
- 種差天然芝生地: 2人が寝転んで昼寝した場所
- 高岩展望台: ゴール地点
アクセス・登山情報
アクセス方法
電車: JR八戸線 鮫駅下車。東京から東北新幹線で八戸駅、乗り換えてJR八戸線で約25分。
夜行バス(原作ルート): バスタ新宿から本八戸駅行き高速バス。本八戸駅からJR八戸線で鮫駅へ。
おすすめコース
鮫駅→大久喜駅(原作ルート): 約14km、所要約4~5時間(休憩・観光含む)。蕪島→葦毛崎展望台→大須賀海岸→種差天然芝生地→高岩展望台→大久喜駅。平坦な海岸歩きが中心。
環境省モデルコース: 青森県八戸市ルートとして紹介されています。
装備と準備
海岸歩きが中心なので登山靴は不要。スニーカーやトレイルシューズで十分です。砂浜歩きがあるので、濡れてもいい靴がおすすめ。日差しが強いので帽子と日焼け止めを忘れずに。
みちのく潮風トレイルの魅力
太平洋の息吹を感じる、国内屈指のナショナルトレイル
みちのく潮風トレイル最大の魅力は、青森県八戸市から福島県相馬市まで約1,025kmにわたって続く、圧倒的なスケールの海岸美です。その起点となる八戸セクションでは、国の天然記念物にも指定されている「蕪島(かぶしま)」のウミネコ繁殖地(3月~8月)という、生命力あふれる光景から旅が始まります。
道中には、中世の古城を思わせる石造りの「葦毛崎(あしげざき)展望台」からの大パノラマや、鳴き砂で知られる「大須賀海岸」の広大な砂浜歩き、そして開放感あふれる「種差(たねさし)天然芝生地」など、目まぐるしく変化する絶景が連続します。
また、歩くだけではない「食」の楽しみも欠かせません。陸奥湊駅近くの「みなと食堂」でいただく名物・ひらめ漬け丼や、青森3大ソフトクリームの一つに数えられるホロンバイルのソフトクリームなど、地元の豊かな恵みがトレイルに彩りを添えてくれます。
実際の巡礼記録
日程: 2021年4月3日[日帰り]
コースタイム: 鮫駅 07:22→07:38 蕪島 07:46→08:25 葦毛崎 08:26→09:30 種差海岸野営場→09:57 高岩展望台→10:08 大久喜駅
ルート地図
巡礼レポート
環境省のモデルコースでも青森県八戸市ルートとして紹介されているコース。ウミネコの繁殖シーズンは3月から8月くらいまでとのことなので、春のハイキングとしておすすめです。
鮫駅から南下して大久喜駅まで歩く



鮫駅に到着。ここには、作中でここなさんが顔を出していた鮫のモニュメントがあります。


駅から蕪島へ向かう道も、漁師町特有の味わい深い雰囲気が漂っていて素敵でした。

漁港のすぐ隣にある蕪島。

ウミネコの繁殖地 蕪島


蕪嶋神社。訪れた時間が早かったため拝観はできませんでした。




周囲には驚くほどたくさんのウミネコが飛び交っていました。
まるでウミネコの世界に招かれたかのような、不思議な一体感を味わえます。
みちのく潮風トレイルのはじまり

蕪島は、福島県相馬まで続く長大な「みちのく潮風トレイル」の起点でもあります。

いつまでもここにいたいという未練もありましたが、意を決して出発。



西宮神社の鳥居をくぐり、案内に従って海岸線を進みます。


このあたりは高潮や高波に注意が必要な箇所です。

漁具に矢印で方向が描かれていたりと、海岸線歩きならではの情緒がたっぷりでした。

少しだけ車道を歩くので、車に注意。

カフェテラス ホロンバイル。青森3大ソフトクリーム店の1つに数えられています。






葦毛崎展望台を経て、砂浜に降りていきます。
大須賀海岸から種差海岸へ

大須賀海岸。さらさらとした砂は足が取られて歩きにくい。

波打ち際の締まった場所を選んで進むと快適でした。

長い長い砂浜。

海に注ぐ川があるのでギリギリジャンプで渡渉。上流に行けば橋もあります。


白浜漁港。



景色はさらに変わり、淀の松原の静かな松林を抜けると、

種差海岸

お次は種差海岸の天然芝が広がります。




種差漁港。


最後にこの階段を登りきると、そこには素晴らしい眺望が待っていました。
高岩展望台


高岩展望台からの眺め。




大久喜駅でゴール、そして至福のひらめ丼

無事に大久喜駅に到着してゴール。

その後、陸奥湊駅まで戻り「みなと食堂」を訪れました。



お目当ての名物・平目漬丼は、疲れた体に染み渡る絶品の美味しさでした。

よくある質問
Q: みちのく潮風トレイルとは?
A: 青森県八戸市から福島県相馬市まで、太平洋沿岸を結ぶ全長約1,025kmのロングトレイルです。環境省が整備したナショナルトレイル(自然歩道)であり、東北の豊かな自然と文化、震災の記憶を繋ぐ道として親しまれています。今回歩いたのはその最北端にあたる約14kmのセクションです。
Q: 初心者でも歩けますか?
A: はい、平坦な海岸歩きが中心で、最高地点も高岩展望台(42m)と低いため、初心者の方でも安心して楽しめます。ただし、約14kmと距離は長めなので、歩きやすい靴を選び、こまめに休憩を取るのがポイントです。砂浜の区間は足が疲れやすいため、波打ち際の固い地面を歩くと楽に進めます。
Q: みなと食堂は予約が必要ですか?
A: 予約は不可です。非常に人気が高いため、当日朝に店頭に用意される「受付台帳」に名前を記入し、順番を待つスタイルが基本です。営業時間は午前6:00から14:00頃(完売次第終了)、日曜・月曜が定休日(変更の可能性あり)ですので、早めの訪問をおすすめします。









