東海道五十三次を歩く 8日目 金谷~磐田

原川の松並木 巡礼
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東海道五十三次で静岡の広さを実感する旅

金谷駅を出ると、すぐに「金谷坂の石畳」が始まります。
旧東海道の風情を存分に感じられる素晴らしいスタート地点。

金谷坂の石畳
金谷坂の石畳

ただし、この石畳、歴史を感じさせる丸みを帯びた石が敷き詰められていて、歩くには足元注意。
転ばないように慎重に進む必要があります。

広大な茶畑と気持ちの良い峠道、小夜の中山へ

金谷坂を抜けると、いよいよ小夜の中山の峠越え。

茶屋 扇屋
茶屋 扇屋

名前から「急な山道」を想像していたけれど、実際はなだらかに台地を登るような感覚でした。
道の両側には一面に広がる茶畑が広がり、静岡らしい風景に思わず足を止めてしまいます。
爽やかな風を感じながら歩く道は、本当に気持ちがいい。

峠を下りると、昔ながらの街並みが続く「日坂宿」に到着。
ここでは、住民の方々が街道の風情を守り抜こうとする努力が伝わってきます。

この区間は、旧東海道の魅力がぎゅっと凝縮されたおすすめスポットです。
「短時間で東海道らしさを体感したい!」という方には特にぴったり。

旅の折り返し、袋井宿で感じる感慨

東海道どまん中茶屋
東海道どまん中茶屋

袋井宿に着くと、「東海道のちょうど真ん中」という標識が目に飛び込んできました。
長い旅路もようやく半分。ここまで歩いてきた道のりを思い返しつつ、一息つける場所です。

磐田市で姫街道との分岐を発見

袋井を後にして磐田市へ進むと、浜名湖の北側を通る「姫街道」との分岐点に差し掛かります。
脇街道として使われた姫街道に思いを馳せながら、東海道を歩く楽しさがますます膨らみました。

それにしても、静岡県は本当に広い!歩いていると改めてその広さに驚かされます。

次回は、東海道のさらなる魅力を探しながら、旅を続けたいと思います。

金谷~磐田の歩行記録

  • 日程:2023年12月29日(金)
  • 天候:快晴
⏱タイム🏃距離↗登り↘下り
07:1533.7km330m412m

地図・標高グラフ

コースタイム

金谷一里塚跡から【日坂宿】まで

金谷駅 09:12 → 09:15 金谷一里塚跡(前回の続き) → 09:35 諏訪原城ビジターセンター → 09:48 菊川の里会館 09:49 → 10:06 小夜の中山 → 10:11 中山峠 → 10:42 【日坂宿】

歩行タイムライン
  • 09:12
    金谷駅
    金谷駅
    金谷駅

    金谷駅に着くまで電車から車窓を眺めていた。
    島田駅から大井川を渡り、金谷駅までの道中が結構な上り坂だったことを改めて実感。

    金谷駅
    金谷駅

    金谷駅からスタート。

  • 09:15
    金谷一里塚跡(前回の続き)
    金谷一里塚跡
    金谷一里塚跡

    金谷一里塚跡で旧東海道と合流。こちらの高架をくぐり、いよいよ旧東海道の旅の続き。

    金谷坂の石畳
    金谷坂の石畳

    大きな丸い石が敷き詰められた石畳。風情は抜群だけど、歩きにくいので足元は要注意。
    雨の日や暗い時間帯は滑りやすく危険そう。

    すべらず地蔵尊
    すべらず地蔵尊
  • 09:35
    諏訪原城ビジターセンター
  • 09:48
    菊川の里会館
    迂回路
    迂回路

    旧東海道の一部区間が通行止めのため、菊川神社脇のショートカットルートを通って迂回します。

    菊川神社
    菊川神社
  • 10:06
    小夜の中山
    久延寺
    久延寺

    小夜の中山の静かな山間に佇むお寺。歴史の重みを感じさせる場所です。

    茶屋 扇屋
    茶屋 扇屋

    絵になる茶屋「扇屋」。こちらの子育て飴が有名だとか。

    お茶畑
    お茶畑

    静岡らしい広大なお茶畑が広がる風景。

  • 10:11
    中山峠
    佐夜鹿の一里塚
    佐夜鹿の一里塚
    夜泣石跡
    夜泣石跡

    現在は国道1号線沿いに移設。ここは元々あった場所。

    日坂
    日坂

    国道1号線を見下ろしながら、歴史ある日坂宿へ降りていきます。

    広重の東海道日坂
    広重の東海道日坂
  • 10:42
    【日坂宿】
    日坂宿
    日坂宿

    日坂宿の通りの家々には、昔の屋号の看板が掲げられていて面白い。

【日坂宿】から【掛川宿】まで

【日坂宿】 10:42 → 10:42 東海道25宿日坂宿 → 10:58 遠江国一宮 事任八幡宮 → 12:20 東海道26宿掛川宿 12:21 → 12:21 【掛川宿】

歩行タイムライン
  • 10:42
    【日坂宿】
    日坂宿片岡本陣扇谷跡
    日坂宿片岡本陣扇谷跡
  • 10:42
    東海道25宿日坂宿
    日坂宿脇本陣黒田屋大沢家跡
    日坂宿脇本陣黒田屋大沢家跡
    萬屋
    萬屋
    川坂屋
    川坂屋
    日坂宿の高札場
    日坂宿の高札場
  • 10:58
    遠江国一宮 事任八幡宮
    伊達方一里塚
    伊達方一里塚
    葛川一里塚
    葛川一里塚
    掛川宿の七曲り
    掛川宿の七曲り

    新しい住宅街を縫うように曲がりくねる細い道。当時、街道が城下に入る際の独特の緊張感が伝わってくるようです。

    桂花園
    桂花園

    人気のあるお店なのか、行列ができていました。

    掛川の商店街
    掛川の商店街

    掛川の商店街もシャッター率が高い。ちょっと寂しげ。

  • 12:20
    東海道26宿掛川宿

  • 12:21
    【掛川宿】

【掛川宿】から【袋井宿】まで

【掛川宿】 12:21 → 12:49 西掛川駅 13:00 → 13:42 名栗花茣蓙公園 → 14:32 東海道27宿袋井宿 14:33 → 14:33 【袋井宿】

歩行タイムライン
  • 12:21
    【掛川宿】
    掛川宿沢野本陣跡
    掛川宿沢野本陣跡

    今は屋台村になっている本陣跡。現代の商業施設として再利用されています。

  • 12:49
    西掛川駅
    原川の松並木
    原川の松並木
    原川の松並木
    原川の松並木
    国道1号線の歩道へ
    国道1号線の歩道へ

    国道1号線の下を潜って、こちらの階段で国道の歩道に登り橋を渡る。

  • 13:42
    名栗花茣蓙公園
    名栗の松並木
    名栗の松並木

    趣ある松並木。ただし、歩道がなく車道を歩く箇所があるため注意が必要です。

    富士浅間宮赤鳥居
    富士浅間宮赤鳥居
    久津部一里塚跡
    久津部一里塚跡
    どまん中東小学校
    どまん中東小学校

    どまん中東小学校こと袋井東小学校。
    袋井宿は東海道五十三次で西からも東からも27番目、つまりちょうど真ん中の宿場で、トコトンどまんなか推し。

    新屋の秋葉山常夜灯
    新屋の秋葉山常夜灯
    これより袋井宿
    これより袋井宿
    東海道どまん中茶屋
    東海道どまん中茶屋

    東海道どまん中茶屋という観光案内所。

  • 14:32
    東海道27宿袋井宿
    袋井宿東本陣跡
    袋井宿東本陣跡
  • 14:33
    【袋井宿】

【袋井宿】から【見付宿】まで

【袋井宿】 14:33 → 15:28 大日堂 → 16:00 旧東海道 見付宿(問屋場跡) → 16:26 【見付宿】

歩行タイムライン
  • 14:33
    【袋井宿】
    川井交差点
    川井交差点
    木原一里塚
    木原一里塚

    立派に復元された一里塚は久しぶりなので見応えあった。

    許禰神社
    許禰神社

    許禰神社(きねじんじゃ)。

    磐田市
    磐田市

    袋井市を越えて磐田市へ。

    松並木
    松並木
    江戸の古道
    江戸の古道
  • 15:28
    大日堂
    見付宿木戸跡
    見付宿木戸跡
  • 16:00
    旧東海道 見付宿(問屋場跡)
    見付宿跡
    見付宿跡
    見付宿北本陣跡
    見付宿北本陣跡
    見付追分
    見付追分

    浜名湖北方面へ向かう姫街道との分岐点を通過。

    府八幡宮
    府八幡宮
  • 16:26
    【見付宿】

【見付宿】から磐田駅まで

16:26 【見付宿】 → 16:26 旧東海道との分岐 → 16:29 磐田駅

歩行タイムライン
  • 16:26
    【見付宿】

  • 16:26
    旧東海道との分岐
    ジュビロくん像
    ジュビロくん像
  • 16:29
    磐田駅
    磐田駅
    磐田駅
    磐田駅
    磐田駅

    磐田駅でゴール。もうすぐ日が暮れそうだ。

    chocoZAP 磐田駅前店
    chocoZAP 磐田駅前店

    磐田駅にchocoZAPの新店舗がオープン準備中だった。

動画

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