阿蘇山から祖母山まで
2018年6月17日 阿蘇山からの下山後
今日は阿蘇山に加えて祖母山にも登る予定なので、阿蘇山を下山後に祖母山の登山口となる北谷登山口へと向かう。
大分県・熊本県・宮崎県の三県に跨る県道、県道8号線(竹田五ヶ瀬線)を走行していると、目の前に特徴のある稜線の山が見えてきた。
それからほどなく県道から砂利道の林道を経て、北谷登山口へと到着。
祖母山の山行記録
- 日程:2018年6月17日(日) [日帰り]
- 天候:晴れ
アクセス
北谷登山口までは長い砂利道の林道を進む必要がある。距離はそれほどでもないが、道幅が狭いので離合するには苦労する。
北谷登山口に駐車場はあるが、路側帯に駐車している車も多かった。
地図・標高グラフ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
03:09 | 8.2km | 815m | 813m |
コースタイム
北谷登山口 10:21 → 11:02 1446三角点 → 11:14 茶屋跡 → 11:32 国観峠 → 12:05 祖母山 12:23 → 12:57 風穴 12:58 → 13:29 北谷登山口
- 10:21北谷登山口
祖母山の北谷登山口までは、たどり着くのがハード。
カーナビで北谷登山口と設定されているのは林道の入り口で、そこから砂利道の離合がし辛い狭い道が続く。
皇海山の栗原川林道で林道恐怖症となっていたので、怒りの時速10キロ走行をキメた。ちょうど下山者が帰られたようで、登山口の駐車場が空いていた。
林道を何キロも進んだ山奥だが、沢山の車や人がいて流石百名山だと感じた。祖母山の山頂へ向かう登山道は北谷登山口からは、千間平コースと風穴コースの2つある。
同じ登山口でピストンにならないというのは、とても嬉しい。登りは千間平コースを選択。
登山口から0.53キロごとにある道標。
- 11:021446三角点
しばらく登りが続くが、千軒平に入るとなだらかな道に。
時々段差があり、土がそのまま出ているので滑りやすい。
- 11:14茶屋跡
- 11:32国観峠
ぽっかりと開けた三国境。お地蔵さんも。
雨降りのときには歩きたくない道。
粘土質の土も時折あって、思いもよらない滑り方をする。山頂近くになるが、水が滲み出ていて路面が濡れている所が多かった。
- 12:05祖母山
ミヤマキリシマはギリギリ咲いていた。
祖母山から見る阿蘇山。
登りとは違って、下りは風穴コースへ。
急坂を下る。両側のトラロープは結び目のコブがあるので、コース誘導というより、滑落防止のためにあるっぽい。
下に見えるアルミ脚立を頼りに下りていく。
2つ連結されたハシゴ。
- 12:57風穴
最初、この中を通るのがコースかと勘違いしてた。
あまりに暗いので違うだろと理解。途中から沢沿いを歩くので渡渉する場面が何回もある。
沢沿いのルートを抜けて、舗装された道路へ。
- 13:29北谷登山口
高千穂神社と高千穂峡に寄り道
明日登るのは霧島山だが、登山規制で霧島山の最高峰である韓国岳へは登れないので、高千穂峰へ登る計画だ。
高千穂峰への登山口は鹿児島県側からのアプローチとなるため、宮崎の海岸線沿いから大回りする必要がある。
そのドライブの途中、「神話のふる里」高千穂を通るので寄り道観光。
高千穂峡。
10年前に九州を縦断するドライブをしていたときに、高千穂峡に寄ったことがある。しかし、その時は日がすっかり落ち、真っ暗闇の中で何も見えていなかったので、今回見るものは全部新鮮。
真名井の滝。滝の間近まで行けるボートが涼しげ。
セリアのムースアイスを食べる(このアイスも最近は東京に売ってる)。
この後は、高千穂峡から高千穂峰までの大移動。
延岡方面へ降りて、宮崎市を経由して霧島神社方面へ向かった。
当時の感想
コース状況・危険箇所等
泥濘み多く、滑りやすい。特に茶色の粘土質の土は、思いもよらない方向に滑るので注意。
風穴コースはロープや脚立ハシゴなどありトリッキー、渡渉もある。
感想・記録
九州登山遠征4座目の祖母山。午前中に登った阿蘇山から来たのだが、ダートの林道が想定よりはるかに長くて辛かった。
離合は譲り3譲られ1の4回でした。
道中は景観も無く花も少なく、黙々と泥濘みと格闘して登ってた印象。それだけに山頂に着いた時の開放感は格別でした。
明日は遠征最終日として霧島連山 高千穂峰へ登ります。
費用
費用は、今回の遠征の中で最初の日本百名山 開聞岳の記事でまとめています。
今に省みる
最初の計画時には、九重山と阿蘇山の2座登山または祖母山加えた3座登山も考えたのだが、九重山は坊ガツルも含めてぐるりと周回したかったので、九重山だけたっぷり1日を割く計画となった。
九重山を牧ノ戸峠から久住山までのピストンという計画にすれば、一日3座も十分可能だと思う。