皇海山から武尊山まで
皇海山下山後、栗原川林道の悪路走行ではエンジンブレーキを多用して、往路と同じくらい慎重にゆっくりと走行。そして、無事に林道を走破した。
その後、途中のコンビニで休憩して昼食をとった。そこから、武尊山の登山口である川場谷野営場までは30分ほど。
県道64号から入り口に入ると、2キロ弱のダート道が続く。
武尊山の山行記録
- 日程:2018年6月2日(土) [日帰り]
- 天候:晴れ
アクセス
午前中に皇海山に登って2座目に武尊山。
悪路の栗原川林道のトラウマからか、川場谷野営場へのダート道をついつい慎重に走ってしまう。
地図・標高グラフ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
06:13 | 12.0km | 1,250m | 1,246m |
コースタイム
川場谷野営場 11:45→13:26 前武尊山 13:33→14:16 家ノ串山 → 14:41 中ノ岳 14:42→15:06 武尊山 15:15→15:33 中ノ岳 → 15:57 家ノ串山 → 16:27 川場剣ヶ峰 16:28→16:35 前武尊山 16:41→17:55 川場谷野営場
- 11:45川場谷野営場
川場谷野営場の駐車場。駐車場と野営場を兼ねてるためか、とても広い。
ここに至るまでのダート道は、土砂流出防止のバンプに注意が必要なだけの優しい車道(栗原川林道と比べて)。駐車場近くの登山口。
お昼の時間で気温がぐんぐん上がってたが、新緑に囲まれ日差しは遮られるためそれほど暑くはなかった。右側の頼りない枝木を踏んで、上へはい登る。
- 13:26前武尊山
前武尊まで登って一息つく。
左側のピークが午前中に登ってきた皇海山。チョップを決めようとしてる日本武尊さん。
前武尊から少し下ると、前方に川場剣ヶ峰がドドーンと現れる。
途中に分岐があって剣ヶ峰に登れるようではあったけど、素直に右側を通る巻道へ。
巻道のトラバースは道幅が狭く、倒れた笹薮に体重を任せると谷側に落ちていくので注意が必要。
短い区間ではあるが、稜線歩きは細かい登り下りがあって割とハード。
足元にある木の根っこなどに阻まれる場面も多い。所々に残雪。泥濘もあり。
- 14:16家ノ串山
- 14:41中ノ岳
武尊山手前は残雪が多く残る。斜度がほとんどないので、アイゼンはいらないが、踏み抜きだけに気をつけて。
本日2回目の登場、日本武尊さん。
- 15:06武尊山
武尊山山頂に到着。
遅くから登り始めて、こんな時間(15時)なので山頂には誰もいなかった。
残雪が見える左の奥が平ヶ岳、その右のピークが至仏山、真ん中が燧ヶ岳。
- 15:33中ノ岳
- 15:57家ノ串山
- 16:27川場剣ヶ峰
- 16:35前武尊山
- 17:55川場谷野営場
当時の感想
コース状況・危険箇所等
川場剣ヶ峰の巻道トラバースは踏まれた笹薮が滑りやすいので踏み外さないように注意が必要。また、稜線は細かい登り下りがあり、木の根っこなどの障害物も多かった。
中ノ岳と武尊山の間には残雪の上を歩く場面もあるが、傾斜はないのでアイゼンは必要ない。踏み抜きには注意。
感想・記録
栗原川林道(皇海山)から生還し、お昼ご飯を食べてから本日2座目の武尊山へ向かった。
最初に計画したときは、武尊牧場スキー場から夏山リフトを使ってのルートを予定してたが、スキー場自体が2017年シーズンで閉鎖されたそうなので、やむなく他のルートを検討。
裏見ノ滝からのルートも早そうだが、反対側の林道へ行くまでに時間がかかりそうだったので、川場谷野営場からのルートに決めた。
コースの最初は新緑の森を歩くハイキング、前武尊からは少しハードな稜線歩き、最後は残雪を歩いて武尊山を目指すという、変化が激しくて飽きることのない山歩きとなった。
今回の遠征で一番山場となる初日を終えてホッとしつつ、明日への準備のため三国峠を越えて新潟へ向かった。
費用
費用は、今回の遠征の中で最初の日本百名山 皇海山の記事でまとめています。
今に省みる
どこかで書いた気もするが、遠征計画を立てる時にはGoogleカレンダーを使っている。
Googleカレンダーを使った遠征登山の計画方法は、次のように行っている。
- まず、遠征の行きと帰りの交通手段を埋める。必要ならば予約。
- 次に、ヤマレコで仮の山行計画を立てて、標準コースタイム×0.7(装備で多少変える)で山行に必要な時間を算出。
- 日の出から日の入りまでに収まるように、遠征で登る山をスケジュールに仮組みとして入れる。
- レンタカーで効率よく回れるように、車でのアプローチルートと時間を決定、スケジュールに入れる。
- スケジュールで空いているところには、行ってみたい周りの観光地などを入れておく。
- 完成したら、ヤマレコで山行計画を確定。いつでも確認できるよう、スケジュールの詳細に行動予定を入れておく。
- Googleマップで登山口、車中泊できそうな道の駅、食料が買えそうなコンビニなどを確認し、リストに保存(マーカーを立てる)しておく。
こんな形で計画を立てている。
追加で注意したい点としては、あまり詰めすぎないことと最終日には余裕を持たせることだろうか。