神奈川県横須賀市と逗子市にまたがる鷹取山。標高139mの低山ながら、石切場の巨大な垂直岩壁がそびえるロッククライミングの練習場として有名な山です。原作ではあおいと父が護衛艦見学のついでに登った、変化に富んだハイキングコースが描かれています。
基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 山名 | 鷹取山(たかとりやま) |
| 標高 | 139m |
| 所在地 | 神奈川県横須賀市・逗子市 |
| 難易度 | ★★☆☆☆(岩場・鎖場あり) |
| 推奨シーズン | 通年(湿気の多い時期は岩が滑りやすいため注意) |
| 所要時間 | 約2時間(神武寺駅~追浜駅) |
| 登山スタイル | 低山ハイキング |
ヤマノススメでの描写
原作での登場シーン
【二百七・二百八合目】三浦丘陵 鷹取山
- メンバー: あおい、あおい父
- アクセス: 飯能→<あおい父の車>→京浜急行電鉄逗子線・神武寺駅
- コース: 神武寺駅→神武寺→鷹取山(139m)→《下山》→追浜駅→横須賀駅
あらすじ
【二百七合目 映える山】 横須賀港に護衛艦を見に行きたいあおいの父に促されて、明日に横須賀近くの鷹取山へと登ることになったあおい。ビジュアル映えする鷹取山、山頂の眺めが良さそうと思うも、明日の天気予報は雨模様と憂鬱な気分に。
【二百八合目 お父さんに感謝】 天気は曇天。神武寺駅から鷹取山までの道が変化に富んでおり、来てみてよかったと父に感謝。鷹取山の展望台からは海まで見えた。
ヤマノススメ単行本23巻に収録されています
ルート地図
聖地巡礼のポイント
- 神武寺駅: あおいのスタート地点
- 鷹取山の石切場(巨大岩壁): ロッククライマーが練習する「映える」風景
- 鷹取山展望台: 海まで見えた展望スポット
アクセス・登山情報
アクセス方法
電車
- 京急逗子線「神武寺駅」下車すぐ(原作ルート)
- JR横須賀線「東逗子駅」から徒歩約10分で登山口
車
- 横浜横須賀道路「逗子IC」から約15分
- 駐車場は駅周辺のコインパーキングを利用
おすすめコース
原作ルート(神武寺駅→追浜駅): 神武寺駅から神武寺を経由して鷹取山に登り、追浜駅側へ下山するルートです。歩行距離は約5.0km、標準コースタイムで約1時間54分。
東逗子駅起点: JR東逗子駅から北側の坂を登ると登山口があります。神武寺駅ルートとは神武寺境内の公衆トイレ付近で合流します。
装備と準備
岩場や鎖場がありますが、鎖に頼らなくても登れる程度です。トレッキングシューズ推奨。飲み物と軽食があれば十分です。
鷹取山の魅力
石切場の巨大な垂直岩壁
鷹取山の最大の特徴は、凝灰岩の石切場跡に残る垂直の岩壁です。高さ10~20mの壁面が突然現れる光景は圧巻で、ロッククライミングの練習場として多くのクライマーが集まっています。
展望台からの海の眺望
山頂の展望台からは東京湾や横須賀港を一望できます。晴天時には房総半島や富士山も見渡せる、標高139mとは思えない開放的な展望が広がります。
神武寺の歴史
登山道の途中にある神武寺は、724年に行基が創建したと伝わる古刹です。逗子八景の一つに数えられる鐘楼があり、静寂な境内の雰囲気も見どころの一つです。
実際の巡礼記録
日程: 2023年1月3日[日帰り]
コースタイム: 東逗子駅 12:06→12:18 神武寺境内公衆トイレ→12:22 神武寺 12:23→12:28 神武寺山→12:35 展望ポイント 12:36→12:40 鷹取山 13:04→13:10 湘南鷹取4丁目第2公園 13:11→14:16 十二所果樹園 14:17→14:56 三等三角点宅間→15:00 衣張山 15:01→15:23 鎌倉宮 15:24→15:38 鶴岡八幡宮→15:54 鎌倉駅
巡礼レポート
東逗子駅から鷹取山に登る

あおいとは違ってJRの東逗子駅からスタートしました。神武寺駅からのルートとはそんなに距離は変わらず、神武寺にある公衆トイレで合流します。神武寺駅からだと登山口の手前に、池子石の石切場跡があるのでそちらに寄ることができます。

東逗子駅から北側にある坂を登ると、神武寺・鷹取山登山口です。


こちらの公衆トイレ前で、あおいの通った神武寺駅からのルートと合流します。

八景と言えば金沢八景などが有名ですが、逗子にも逗子八景があり、神武寺の鐘楼はその一つだそうです。


神武寺からさらに上に登っていきます。

ゴツゴツの岩が露出した尾根道を歩いて行きます。


鎖場もありますが、鎖に頼らなくても大丈夫ですし高度感もありません。


鷹取山山頂

どーんと突然現れる鷹取山の巨大壁。クライミングの練習として使われているようで、たくさんのロッククライマーが登っていました。


鷹取山の展望台へは右奥にある階段から登っていきます。







鷹取山から尾根を伝って鎌倉へ

あおいは追浜駅方向へ下りましたが、それだとハイキングとして少々物足りないので、少し戻って北側の尾根を歩くコースへ。こちらから尾根伝いに鎌倉市街地まで歩いて行きます。

踏み跡はありますが、そんなに人が入らないルートなので少々ワイルドです。進んでいる道が正しいのかどうか、地図を頼りに方向を何度も再確認しました。



クリーンセンターと霊園の間にある尾根道を辿ってきましたが、ここで一旦途切れます。

横浜横須賀道路の上に架けられた橋を渡ります。



住宅街を歩いた後、こちらから再び山道へ入ります。


尾根から左側は在日米軍施設で立入禁止です。地図で見る限りだと、在日米軍の居住エリアでしょうか。




関東の富士見百景 鎌倉市からの富士山。が、見えませんでした。
衣張山を越えて鎌倉へ







ヤマノススメ Next Summit 9話目に登場した鎌倉宮へ

アニメのオリジナルで、鎌倉アルプス 天園ハイキングコースから下山したあと鎌倉宮へ参拝していました。
あおいとひなた、そしてひなたの母親がバカスカ投げてた厄割り石です。
鶴岡八幡宮の前を通って鎌倉駅のゴールへ

鶴岡八幡宮前から鎌倉駅までは正月ということもあり、ものすごい人でした。


鎌倉駅でゴールです。
GPS ルート地図
よくある質問
Q: 鷹取山の岩場は初心者でも安全に歩けますか?
A: 一般的な登山道は家族連れでも楽しめる程度に整備されています。途中に鎖場がありますが、足場がしっかりしており鎖を使わなくても通過可能です。ただし、雨上がりなどは凝灰岩特有の滑りやすさがあるため注意が必要です。垂直の岩壁エリアでの登攀は、横須賀市へ事前の登録を行ったクライマーのみが許可されています。
Q: 神武寺駅と東逗子駅、どちらから出発するのが良いですか?
A: 原作の行程をなぞりたい場合は、神武寺駅からのスタートがおすすめです。こちらのルートでは登山口までの道中に、江戸時代の採掘跡である「池子石」の石切場を見ることができます。JRを利用する場合は東逗子駅が便利ですが、神武寺境内までは舗装路の登りがメインとなります。
Q: 鷹取山から鎌倉までの縦走は難しいですか?
A: 距離は約7~8km、休憩を含めて3時間以上は見ておく必要があります。一般的なハイキングコースに比べると案内板が少なく、一部で踏み跡が不明瞭な区間も存在します。初めての方はGPSアプリや詳細な地図を用意し、明るい時間帯に余裕を持って出発してください。
Q: 鷹取山の展望台から護衛艦は見えますか?
A: はい、展望台からは横須賀港を一望できるため、港に停泊している艦船や潜水艦を遠目に確認することができます。より詳細に観察したい場合は、下山後に追浜駅から電車で横須賀駅(ヴェルニー公園)へ移動することをおすすめします。








