ヤマノススメ 原作
【百二十八合目~百三十六合目】石鎚山
- メンバー:楓、小春
- アクセス:高松空港-〈高速バス〉-高松駅-〈特急しおかぜ〉-多度津駅(予讃線が被災で運休していたため)-〈代行バス〉-観音寺駅-〈鈍行列車〉-伊予西条駅-〈バス〉-石鎚ロープウェイ前→山麓下谷駅-〈石鎚登山ロープウェイ〉-山頂成就駅
- コース:山頂成就駅→玉屋旅館(玉屋旅館泊)→石鎚神社中宮成就社→八丁→試しの鎖→夜明峠→第一の鎖→第二の鎖→石槌山神社山頂社・弥山→(来た道を途中まで下りて登り直し)第三の鎖→石槌山〈天狗岳〉(1,982m)
あらすじ
【百二十八合目 たまには単独行でも…】飯能市立図書館で次に登る山を探す楓。すると突然後ろから「私も連れてってよ」と抱きしめる小春。
【百二十九合目 乗るべきか… 乗らないべきか…】高松駅で予讃線が不通になっていることを知る。代行バスを待つことに。
【百三十合目 若さと勢いがあるわ!】伊予西条駅から予定していたバスの時間に間に合わず。駅のコンビニでご飯(サンドイッチとポンジュース)を調達し。西条市観光交流センターへ立ち寄る。
【百三十一合目 立場が関係ない登山】石鎚ロープウェイ行き最終のバスに乗車。石鎚ロープウェイに乗って宿を目指す。
【百三十二合目 風呂があるなんてありがたい】玉屋旅館に着き、夕食(ハンバーグ、アマゴの甘露煮、筑前煮、焼きナスなど)を食べる。一緒に風呂に入って就寝。
【百三十三合目 穴あき下着と伝線タイツ】まずは試しの鎖。楓はクライミンググローブを着用して鎖場に挑む。
【百三十四合目 やっと言えた! ありがとう!!】第一、第二の鎖を経て山頂に到達する。しかし、第三の鎖を見逃していたことに気づく。
【百三十五合目 ラスボスの貫禄】不完全燃焼のため第三の鎖を登り直すことに。頂上から見える、石鎚山最高峰の天狗岳に挑戦することにする。
【百三十六合目 落ちたら死ぬ~♪】ハードな登山道を小春は変な歌を歌いながら進んでいく。そして、天狗岳の頂上に到達した。
【18巻のおまけ】下山後の帰りに丸亀駅で下車し、丸亀うちわの港ミュージアムへ。。
ヤマノススメ単行本17巻と単行本18巻に収録されています
ルート地図
巡礼記録
日程:2017年10月9日[日帰り]
コースタイム:土小屋登山口 09:51→10:29 東稜分岐→10:48 二の鎖下 11:00→11:05 二ノ森・面河渓方面分岐 11:07→11:08 三ノ鎖(下) 11:12→11:14 石鎚山・弥山 11:23→11:34 石鎚山 12:04→12:12 南尖峰 12:31→13:11 東稜分岐 13:12→13:42 土小屋登山口
ルート地図
写真
ヤマノススメの原作では、石槌山の北側から修験道を行くメジャーなルートで登っていたが、時間が短縮できる上に登山口まで車でのアクセスが可能な土小屋コースから登った
UFOラインこと瓶ヶ森林道を通り石鎚山の土小屋コースの登山口を目指す
瓶ヶ森林道は、まるで稜線歩きをしている気分を車で楽しめる気持ちのよい道
最近ではカローラスポーツのCMで話題になった道路
土小屋から登山開始
土小屋の駐車場は何箇所かあるようだが、どこも埋まっていて三連休最後の賑わい
国民宿舎石鎚
その奥に進むと、ここから登山道が始まる
ブナの原生林に囲まれ、ゆったり登っていく
奥に見えるのが石鎚山かな?ここまできて初めて目にした
剣山でも咲いていたリンドウ
紅葉&三連休ということもあって、渋滞している
断って先に通してもらった
二ノ鎖分岐手前の小屋
石鎚山最後の公衆トイレ
二ノ鎖と巻道との分岐
二ノ鎖
当然、鎖場を選ぶ
最初はクサリに頼らずにクライミングしようとするも、手の懸ける場所が見つからず手はクサリ使ってもいいやと妥協、そのうち足の置き場に困ったので、結局クサリに頼ることに。まだまだ自分には早かったようだ
鎖場も混雑してて、なかなか先に進めないので、写真を撮るため振り返ると結構な高さだ
二ノ鎖に続いて三ノ鎖へ
三ノ鎖
アスレチックみたいなもんだが、落ちたらただ事じゃ済まなそうな高さがあるし、混雑で待機している間も握力を使う
三ノ鎖を登りきるとすぐに石鎚神社の鳥居が迎えてくれて、弥山の頂上へ
弥山の山頂に到着
弥山山頂は広場となっているが、とても混雑している
目前に見える岩稜の矛先が天狗岳
弥山方面へ振り返った景色は画になる
北側が切れ落ちているので、岩場を渡っていくのに高度感あってビクビク
苦手な人は岩場を下りた道を進むこともできる(結局こっちも岩場に登ったり下りたりで大変かも)
石小屋コースのルートがクッキリ
天狗岳山頂
天狗岳山頂へ到着
とても狭いので写真を撮ったらさっさと通過
さらに先へ進んで南尖峰
天狗岳と弥山
南尖峰から東稜基部に下りる東稜コースを進むのだが、下りる道が見つからずに一旦降りたら上がれない危険な岩へと降りてしまう
焦りながらも横道を見つけ、踏み跡のある場所に合流したが、なんとも危険なことをしてしまったと反省
こっちから登ってくる人もいるんだな
改めて下りてきたところを仰ぎ見るが、どこから下りたのかわからないぞ
笹薮に全身が覆われると、本当にこの道で合ってるのか不安になる。時々ある赤テープだけが癒やし
東稜基部手前まで下りてくると、これから登る人に向けて「通行禁止」の看板
まぁ、納得できる
東稜基部の分岐
登りのときには気づかなかったので、かなりわかりにくいと思う
休憩スペースで広くなってるところの少し手前(土小屋寄り)
国民宿舎方面に下りて下山完了
下の駐車場へダイレクトに下りる道もあった
二ノ鎖手前の小屋まではよく整備された歩きやすい道
山頂までを短絡するルートの二ノ鎖・三ノ鎖だが、鎖に鉄輪も繋がれて足場も確保できる
頂上山荘のある弥山から石鎚山最高点の天狗岳へは片側が切れ落ちた岩場歩きとなるので、強風や濡れている場合は危険かと
天狗岳から先の尾根伝いに東稜基部まで下りる東稜コースは、踏み跡を頼りにするしかないし危険な切れ落ちた岩場を下りることになる。登り口分岐の標識では「立入禁止」とされているようなので自己責任で