サントリー 白州蒸溜所
2012年9月1日 訪問
最寄りの小淵沢駅へ
“サントリー白州蒸留所”に一緒に行かない?と友人を誘って見学予約をしたものの、
数日前に行けなくなったと言われ、当日は一人でスーパーあずさに揺られて小淵沢駅へ。
小淵沢駅からサントリー白州蒸溜所までは、期間が限られるが無料のシャトルバスが運行しており、とても便利でありがたい。
ウイスキー博物館から始まるガイドツアー
甲斐駒ケ岳の麓、森に囲まれた所に蒸留所がある。ウイスキー博物館の1階でガイドツアーの受付を済ます。
指定された時間まではまだ余裕があったので、森の散策コースを歩いたりした。
ガイドツアーではモルトウイスキーの製造工程を順序どおりに案内されていく。
世界に沢山ある蒸留所でも木桶の発酵槽を使っているのは白州蒸溜所ならではで、「白州」を飲んだときに感じられる新緑の爽やかさに影響しているんだろう。
蒸留釜も様々な形のものがあり、それによって多種な原酒が生み出されるとのこと。
テイスティングと有料試飲バー
ガイドツアー後には待ちかねていた試飲ルームへ。
今回、見学予約していたのは “シングルモルト楽しみ方講座~風土が生み出す4つの個性~” という有料の蒸留所セミナーで、「山崎12年」「白州12年」「ザ・マッカラン12年」「ボウモア12年」の4つのシングルモルトをじっくりとテイスティングし、それぞれの個性を楽しむという趣旨のセミナー。
ウイスキーにピッタリなマリアージュをいただき、お土産にはミニチュアボトルを貰えてとても満足。
その後は有料で試飲ができる”BAR 白州”へ。白州蒸留所のここだけでしか飲めないシングルカスクやニューポットなどもあり、どれを飲むかに散々悩む。
さっきまでのセミナーでも飲んでいたので羽目を外さない程度に、山崎のシングルカスク(800円)、白州のニューポット(100円)、ラフロイグ18年(400円)をオーダー。
“BAR 白州”のとても充実した有料試飲メニュー
ファクトリーショップで、白州蒸留所限定でロットナンバーも入ったシングルモルトウイスキー購入し、フラつきながら東京へ帰った。
人生で初めてのウイスキー蒸留所見学だったので、ウイスキーの歴史から製造工程まで丁寧に知ることができたのはよかった。テイスティングのセミナーでも、ウイスキーをただ飲むということではなく、ウイスキーを楽しむということを教わって得たものは大きい。