巻機山から苗場山まで
越後湯沢駅近くで車中泊をし、早朝に国道17号を南下して苗場山の登山口のあるかぐらスキー場へと向かった。
苗場山の山行記録
- 日程:2018年6月4日(月) [日帰り]
- 天候:快晴
アクセス
国道17号からかぐらスキー場への林道分岐点にはゲートがあり、朝5時半の時点では工事中につき通行止めのバリケードあり。
ちょうど登山口に向かう車の方が、ゲートを開けて通られていたのでその車に続く。
下山時にはゲートを管理されてる方がいて、ゲートの開け締めをされていたので、工事用の車が通行しない間はゲートで塞いでいるのかもしれない。
地図・標高グラフ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
05:36 | 14.3km | 1,246m | 1,237m |
コースタイム
祓川登山口駐車場 06:14 → 06:30 和田小屋登山口 → 07:14 下ノ芝 07:15 → 07:40 中ノ芝 → 07:51 上ノ芝 07:52 → 07:58 苗場山、小松原分岐 → 08:13 神楽ヶ峰 08:14 → 08:32 雷清水 08:36 → 09:20 苗場山 09:39 → 10:05 雷清水 10:12 → 10:23 神楽ヶ峰 → 10:32 苗場山、小松原分岐 → 10:36 上ノ芝 → 10:43 中ノ芝 → 11:01 下ノ芝 → 11:37 和田小屋登山口 → 11:50 祓川登山口駐車場
- 06:14祓川登山口駐車場
かぐらスキー場の第2リフト町営駐車場に車を停めて登山口へ。
奥に写っているトイレは封鎖されて利用できない。和田小屋付近までは残雪もない舗装された道路を歩くが、若干ワインディングしてるので、時折草地をショートカット。
- 06:30和田小屋登山口
まだ雪の残っているゲレンデを横切り、右手にある木段から森の中の登山道へ。
- 07:14下ノ芝
雪解け水が登山道を流れているので泥濘、水濡れは必至。
下山時には気温が上がったためか更に水の流量が増えていた。下ノ芝を過ぎたあたりからは残雪を登っていく場面もでてくる。
アイゼンはいらないが、取り付き部分や木の根元は踏み抜きやすくなっているので注意。 - 07:40中ノ芝
- 07:51上ノ芝
- 07:58苗場山、小松原分岐
ようやく神楽ヶ峰のピークが見えてきた。
尾根に向かってトレースがあり、上の稜線に夏道があるのではと少し不安になって登って確かめてみたが無駄足。素直に残雪の上をトラバースする。
- 08:13神楽ヶ峰
登山道から少し登ったところに山頂があって、ここで初めて苗場山を捉えることができた。
登ってきた道を振り返ると田代湖が見える。
- 08:32雷清水
神楽ヶ峰を下っていく途中の雷清水。
神楽ヶ峰と苗場山の鞍部にあるお花畑。
眼前にそびえる苗場山の山容が素晴らしい。苗場山に登っていく急登。
登りきると現れる、遠くまで広がる湿原と周りの山々に圧倒される。
南方向。
左右に佐武流山と岩菅山、その間に浅間山や白根山の姿も見える。 - 09:20苗場山
木々に囲まれた場所が苗場山山頂。
誰もいない頂上湿原を独り占め。見晴台があるようなので行ってみる。
携帯(ドコモ、au)の電波が通じるっていう情報も嬉しい。見晴台にはベンチあり。
期待した日本海は……見えない、残念。 - 10:05雷清水
- 10:23神楽ヶ峰
- 10:32苗場山、小松原分岐
- 10:36上ノ芝
- 10:43中ノ芝
- 11:01下ノ芝
- 11:37和田小屋登山口
- 11:50祓川登山口駐車場
2018年8月で全店閉店予定のセーブオン、〆のセーブオンに入店
群馬県発祥のコンビニエンスストアチェーンである「セーブオン」。
今年の8月に全店舗閉鎖されるということなので、最後の思い出としてセーブオン前橋青梨子町南店に入店した。
今後は、セーブオンの全店舗がローソンへリニューアルされるそうだ(こちらの店はセブンイレブン前橋青梨子町南店となった模様)。
その後、高崎市でレンタカーを返却し、高速バスで東京へ帰って今回の遠征も無事完了。
当時の感想
危険箇所等
特に危険なところはないが、神楽ヶ峰までにある残雪での道迷いに注意。
感想・記録
遠征の最終日。最後は苗場山
林道の通行止めにはヒヤヒヤさせられたが、なんとか予定通りの登山口へたどり着けてよかった。
神楽ヶ峰から下っての登り返しはきつかったが、それを吹き飛ばすほどに圧倒の絶景、頂上湿原を独り占め。
だだっ広い残雪残る湿原に一人でいるのは、なんとも贅沢な気分だった。
費用
費用は、今回の遠征の中で最初の日本百名山 皇海山の記事でまとめています。
今に省みる
苗場山の高層湿原と遮るものがない山々とが織りなす絶景。山頂に着くだけで満足なのに、最高のご褒美をくれる山だった。
山頂に高層湿原がある山として、同じ日本百名山の中では平ヶ岳も有名。1年後に登ることになるのだが、平ヶ岳の体験がガスってせいか良い思い出とはいい難いので、高層湿原といえば苗場山が最推しだ。