『高尾の天狗シリーズ』に登場する細田屋のなめこ汁
登山にまつわる漫画は数多くあるが、漫画『高尾の天狗シリーズ』は「高尾山」に登る物語だけで合計8巻もの単行本を出している異色の作品。
『高尾の天狗と脱・ハイヒール』、『高尾の天狗とミドリの平日』と続いてきたシリーズも、先程ついに完結を迎えたそうだ(ごめんなさい、4巻はまだ見てません)。
漫画の中では高尾山のグルメがいくつか紹介されてきてるが、その中で幾度となく登場してきたのが「細田屋のなめこ汁」。
細田屋はもみじ台(高尾山の山頂から、少し奥高尾に進んだ所)にある茶屋で、ここで食べることができるなめこ汁が絶品だと、何度もレコメンドされ続けてきた。
それほど絶賛されるなめこ汁はどんなものかと気になったので、オニギリ(細田屋では持ち込んで食べることができる。そして、漫画でも推奨されている)を準備して、高尾山のもみじ台へと向かった。
せっかくなので紅葉の高尾山で動画撮影
ついでに紅葉が始まった高尾山を動画に納めるべく、iPhoneで撮影しながら登った。
以前は手ぶれを抑えるためにOsmo Mobile(スマホ用ジンバル)を使って動画撮影をしていたが、最近のiPhone(iPhone13以降)はカメラの手ぶれ補正がセンサーシフト式となって超絶強まったので、素のままで十分すぎるほどの動画性能だ。
動画を撮影するために、あちこちへお出かけ欲が高まってきたぞ。
高尾山(登り:1号路、下り:金毘羅台コース)の山行記録
- 日程:2022年11月9日(水)
- 天候:晴れ
- アクセス:行きは高尾山口駅、帰りは高尾駅
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
03:07 | 9.9km | 453m | 459m |
地図・標高グラフ
コースタイム
高尾山口駅 08:29 → 08:46 金比羅台園地 08:47 → 08:59 リフト山上駅 → 09:05 霞台園地 → 09:11 神変山 → 09:19 高尾山薬王院 09:25 → 09:40 高尾山 09:46 → 09:52 もみじ台 10:22 → 10:41 高尾山薬王院 → 10:48 神変山 10:49 → 10:52 霞台園地 → 10:56 リフト山上駅 10:57 → 11:04 金比羅台園地 11:06 → 11:22 高尾山ちか道入口 → 11:36 高尾駅
- 08:29高尾山口駅
今回の高尾山登山は高尾山口駅からスタート。
紅葉シーズンだけど、平日は空いてていいね。この右側の1号路から登るんだけど、1号路行くの何年ぶりだろ。
東海自然歩道起点ってここにあったんだ。
コンクリ道路と頻繁に通る車に、やっぱりこの道は登山じゃないなと思いつつも、紅葉の景色は綺麗。
- 08:46金比羅台園地
1号路は階段じゃなくて急坂になってるから、ひょっとして1番ハードなんじゃないかと思う。
城見台。八王子城がここから見えるんだろうか?木々に遮られて見えない。
- 08:59リフト山上駅
- 09:05霞台園地
途中の切り株に飾り付けが置かれていた。
ググったら “折り紙は2年ほど前から、ある登山者が作っているもので定期的に内容が変わっている。” ということらしい。 - 09:11神変山
男坂と女坂の2択。
今回登りは女坂、下りは男坂を選んだ。 - 09:19高尾山薬王院
権現堂へ登る階段脇の紅葉が、グラデーションになっていて綺麗だった。
- 09:40高尾山
高尾山頂に到着。紅葉シーズンなのにこの人の少なさ。
平日の早い時間帯(ケーブルカー、リフトが動く前)に登ってくるのが正解ですね。晴れていたので景色に期待したけど、残念ながら霞と雲で富士山はハッキリと見えず。
山頂を下りて、もみじ台の方へ。
- 09:52もみじ台
もみじ台の紅葉。
10時から開店予定の細田屋前で開店待ち。
開店後、1番で注文した。
運ばれてきたなめこ汁とコンビニで買ったオニギリ。
ずっと食べたかった細田屋のなめこ汁。
漫画の言いつけ通りにオニギリも買ってきたので、一緒に食べて至福の時間。もみじ台からの帰りは、山頂を経由しない5号路で。
3号路途中から入る、薬王院の裏側を覗けるこのコースは富士道と言うらしい。
- 10:41高尾山薬王院
下りは男坂。
- 10:48神変山
- 10:52霞台園地
- 10:56リフト山上駅
1号路の途中で金比羅台へ向かう分岐を直進。
- 11:04金比羅台園地
金比羅台は眺めがいいので、1号路途中で立ち寄る人も多いようだ。
金比羅台コースを下りる。
1号路とは全く違って、荒々しいThe登山道。 - 11:22高尾山ちか道入口
甲州街道、落合の信号にある石碑。
今はマイナーだけど、昔からある登山道なのかな。 - 11:36高尾駅
そのまま甲州街道を歩き、高尾駅へ。
お疲れ様でした。
完走した感想
来週に長距離ウォーキングを予定しているので、トレーニングがてら高尾山へ。
さすがに紅葉シーズンの休日に人混みに揉まれながら歩くのは避けたいので、わざわざ有給を取った。
細田屋の開店時刻を逆算してコースタイムを計算したので、10時の開店時に1番で並ぶことができ、熱々のなめこ汁が目の前に運ばれてきた。
具だくさんのなめこ汁の美味しさはもちろんだが、オニギリとの相性の良さには驚かされた。
会社をレイオフされたら、細田屋の店先でオニギリを売る商売を始めようと思う。