【2日目】佐渡金山に寄りながら佐渡島の北へ
佐和田
朝6時前に出発。真野漁港キャンプ場を後にした。
天気がよく、今日も暑くなりそうだ。
佐渡島で両津の次に栄えてる佐和田の中心街を通ってから、ぐるっと南に突き出た半島を律儀に回る。
夫婦岩(写真奥)のある七浦海岸。佐渡島の北西側は奇岩の見どころが多いみたいだ。
佐渡金山
相川の町に着いたら、佐渡一周線から離れて大佐渡スカイラインを上る。
佐渡金山までの道は、坑道らしき穴だったり遠くに道遊の割戸が見えたりと見どころ多し。
まだ朝の8時前で開館時間まではちと早い、ゆっくり行こう。
朝8時半、佐渡金山に入場。
端株優待として何年も前に取得していた三菱マテリアルの株主優待(観光坑道の入場無料券)をようやく使うときがきた。
この株主優待は何人でも利用可能。居合わせたバイク乗りの方にせっかくだから一緒に入りませんかと怪しい勧誘、成功。
道遊坑 明治官営鉱山コース
バイク乗りの方と話しながら道遊坑を回る。
北海道をツーリングし終えた後、自宅にある岡山を目指しながら観光地を巡っているそうだ。
佐渡金山には宗太夫坑(江戸時代コース)と道遊坑(近代コース)の2つのコースがある。
人形があって江戸時代の採掘作業を再現してるのが前者で、後者のこのコースは最低限の状態展示で大人向けだ。
高任神社を経由して。
道遊坑コースでしか見ることができない”道遊の割戸”に最接近。
坑道を掘っているうちに山の上部がパックリ開いて、切通しみたいになっている。
道遊の割戸が割れてる様子がはっきりとわかるベストビュースポット。
北沢浮遊選鉱場跡
佐渡金山から戻る途中にある佐渡奉行所跡。
9時半頃。”佐渡のラピュタ”と言われている北沢浮遊選鉱場跡を見学。
季節からか、草が青々としすぎてラピュタ感はなかった。もうちょっと引いた高台から眺めるといいのかも。
再び佐渡一周線に合流し北へ向かって走る。
波蝕甌穴群
朝10時過ぎ、少しずつ日射しが厳しくなってきた。
海風が強く吹く中、波蝕甌穴群で休憩。ここには公衆トイレもあった。
そして、朝11時過ぎに最後の食料確保ポイント(ここから先は店舗がない)であるエーコープ 佐渡高千店に到着。
昼飯、夕飯、明日の朝食を購入。
昨日と同じく、暑さ対策のロックアイスも購入。
跳坂(Z坂)
佐渡ロングライドで難所とされる跳坂(通称Z坂)が見えてきた。
遠くから見て、ひとめで厳しそうとわかる斜度。
最初は斜度がそれほどでもなくいけそうだって思っていたけど、ダラダラと長く続くのでやっぱり辛い。
ジリジリと照りつける直射日光にアスファルトから反射する熱も加わって、蒸し焼きにされそうだった。
大野亀
佐渡島の北側は次から次へと目を奪われるような景色が広がっている。
大野亀は圧倒されるほどでっかい岩山。
近づくと見えてくるのが、Z坂の次くらいにキツい大野亀の坂。
お昼の13時半。
坂を登り切ると駐車場とカフェがあった。目の前に大野亀があり、雰囲気のいいところだ。
二ツ亀
大野亀から少し走って14時頃、二ツ亀ビューホテルの奥にある二ツ亀キャンプ場にたどり着く。
こちらが今日の宿。
キャンプ場の中に受付があり、料金は1200円。
広いテントサイトなのに、キャンプ客は自分を含めて2人だけみたい。
テントサイトから見下ろす二ツ亀の景色。
これほど眺めのいいキャンプ場は初めてかもしれない。ここに泊まった価値があった。
下は海水浴場となっている。タイミングがよければ、二ツ亀まで行けるとか。
テントサイトからは階段があって、降りられるようになっている。
賽の河原
下に降りる。
左側には二ツ亀自然歩道としてハイキングできる道が整備されている。
最初は舗装されていたりするが、次第にゴツゴツした岩を歩く場面がでてくる。
サンダルとかではなく、歩きやすい靴のほうがよさそうだ。
10分ほど歩き、たどり着いたのが賽の河原霊場。
洞穴の中に無数のお地蔵様がいる。
そして、来た道を戻りキャンプサイトへ。
この日は、ゆっくりと一日を過ごすことができた。
クソ暑い中、自転車で佐渡一周(サドイチ)してきた【3日目】へ続く