鹿島槍ヶ岳から高妻山まで
2019年7月14日 雨模様の中、高妻山への登山
鹿島槍ヶ岳に日帰りで登った昨日と違い、今日はスケジュールに余裕があるが、1日中雨予報。
この天気ではいつ登っても同じなので、朝の5時から山へ登る支度をする。
出発は戸隠キャンプ場入口にある登山者用無料駐車場から。
残念ながら既に小雨模様なので、レインウェア装備をきめて登山開始。
戸隠キャンプ場入り口のトイレは道路を挟んだこちら側にある。
高妻山の山行記録
- 日程:2019年7月14日(日) [日帰り]
- 天候:小雨のち曇り
アクセス
戸隠キャンプ場前の登山者用駐車場。
地図・標高グラフ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
06:39 | 14.6km | 1,490m | 1,496m |
コースタイム
戸隠キャンプ場バス停 05:18 → 05:26 戸隠牧場入口 05:27 → 05:34 弥勒尾根コース分岐 → 05:41 ゲート → 06:19 帯岩 06:26 → 06:26 一杯清水 06:34 → 06:43 一不動(避難小屋) 06:45 → 06:47 一不動 06:54 → 07:39 五地蔵山 07:43 → 08:12 八観音 → 09:05 高妻山 09:19 → 09:51 八観音 → 10:13 五地蔵山 → 10:44 弥勒尾根1596m点 10:46 → 11:17 弥勒尾根入口 11:18 → 11:26 弥勒尾根コース分岐 → 11:51 戸隠牧場入口 → 11:56 戸隠キャンプ場
- 05:18戸隠キャンプ場バス停
戸隠キャンプ場の中へ。
この天気だが三連休ということもあり、お客さんは沢山いるようだった。 - 05:26戸隠牧場入口
- 05:34弥勒尾根コース分岐
牧柵をすり抜ける。
- 05:41ゲート
沢の渡渉は小さいのも入れて12回ほど。
このコースは夏に登ると涼しげで気持ちいいだろうなぁ(なんでこんな雨の日に登ってんだろ……)滑滝の一枚岩を登っていくところ。
岩にステップが刻んであるので、鎖に頼らなくても登れる。 - 06:19帯岩
帯岩の周りをトラバース。
- 06:26一杯清水
- 06:43一不動(避難小屋)
- 06:47一不動
この尾根道は開けてて眺めがよい(ガスってなければ)。
- 07:39五地蔵山
- 08:12八観音
花びら1枚だけが残ったシラネアオイ。
残りの花びらが下に落ちてる。登山道は狭く浮き石もあるので注意。
岩場を渡って奥の山頂へ。
- 09:05高妻山
雨の中、高妻山へと登頂。当然ながら、周りの視界はない。
- 09:51八観音
- 10:13五地蔵山
下りは弥勒尾根へ。
急坂かつ土が滑りやすいので、スリップしないように気を使う必要がある。
- 10:44弥勒尾根1596m点
ひどい泥濘もある。
- 11:17弥勒尾根入口
下山してもなお、高妻山はガスに覆われていた。
- 11:26弥勒尾根コース分岐
- 11:51戸隠牧場入口
- 11:56戸隠キャンプ場
下山後。今日で遠征は最終日なので長野へ帰る必要がある。
戸隠キャンプ場から長野市内へ向かうには、県道36号を南へ向かうのが早いと思うが、温泉に行きたかったため北へ向かって、飯綱町の方へ向かった。
「むれ温泉 天狗の館」という温泉施設でひと休み。雨に打たれて冷たくなった体を十分に癒やすことができた。
小雨が降る中、善光寺参り
まだ、帰りのバスまでに時間があるので長野市内の観光、ど定番の善光寺。
仏足跡という仏様の足跡が刻まれた岩があり、足腰が良くなるそうだ。登山にも効くかなと半信半疑で拝んだ。
善光寺の門前町で、大人数で担がれている山車に遭遇した。
どうやら、ながの祗園祭というお祭りらしい。
その後、レンタカーを返却し、夕方発のバスで東京へ帰った。
当時の感想
コース状況・危険箇所等
【戸隠牧場~一不動避難小屋】
沢沿いの登山道なので、泥濘んでいる。
同じ沢の渡渉を、小さいのを含めて12回ほど。岩の上を渡れば、水に浸かることはないと思う。
不動滝が見えてくると、帯岩の鎖場で岩の周りをトラバースする難所。
【一不動避難小屋~五地蔵山】
視界の開けた尾根をゆっくり登っていく。
【五地蔵山~高妻山】
八観音までは細かいアップダウン。
九勢至からは急登、浮石も多いので危ない場面はロープを頼ろう。
感想・記録
遠征3日目 最後は高妻山に登る。
前日から雨が断続的に降っており、朝になっても小雨。テンションが上がらないまま、渋々とレインウェアの準備をし出発。
登りは渡渉もある沢沿いの道、ロープもあるような急登を超えると山頂は岩場だったりと、とてもバリエーションのある登山道。これで天気がよかったら、いろんな眺望があってより楽しかったんだろうな。
1日目の雨飾山、2日目の鹿島槍ヶ岳に続いて今回も足元ばかり見て、花を愛でながら登っていた。五地蔵山を越えたあたりで、「ウァーーア、、、ウァーー」っていう獣の鳴き声が聞こえてビクビクした。が、あれは何だったんだろう。
費用
費用は、今回の遠征の中で最初の日本百名山 雨飾山の記事でまとめています。
今に省みる
今年(2022年)の夏、家族旅行で戸隠牧場へ行く機会があった。
3年前とは違い、戸隠キャンプ場がリニューアルされて、電源水道付きのサイトやグランピングテントなど色々と進化していた。料金も安いし、次はキャンプで訪れるのもありだな。
加えて、戸隠牧場にある「ふれあい動物園」のヤギやウサギがとてもキュート。人懐っこいので、登山ついでに立ち寄るのをおすすめします。