最初に申し込んだときには日本からの速度に有利な西海岸 Fremontのサーバに空きがなく、しかたなく内陸部 Atlantaのサーバを借りたわけなんですが、「もしFremontに空きができたら移転したいから教えてね」って内容を拙い英語でチケットを発行しておいた。
その後、「ok、キューに加えておくよ。来週くらいにホストを追加するから待ってて。」っていう内容の返事を英語で受けとった。
そして、今日。「移転の設定が完了したから、シャットダウンしてMigrateボタンを押せば始まるよ。だいたい1ギガあたり10分から15分くらいかかるよ。そして、新しいIPは○○だよ。」ってお知らせ。
んなわけで、早速、Migrateしてみた。
サーバをシャットダウンさせる
管理コントロールパネルにログインすると、いつもと違った画面が表示されている。
この画面に進むと移転処理ができるボタンが現れるが、サーバが動いている間はボタンがグレイアウトされて押せない。つまり、まずサーバをシャットダウンさせる必要がある。そのため、cronで走らせてるバッチ処理のプログラムがないかをチェックした後、Shutdownボタンでサーバを完全に落とす。
Migration Wizard
このボタンを押してやると移転(Migrate)が始まる。
移転作業の完了
12GBなんだけど50分くらいかかった。
移転後の作業
ネットワークの設定とかはする必要ないけど、apacheの設定(与えられたドメインをデフォルトとして使ってるので)、postfixの設定などで前のドメイン(またはIP)を指定してるところは変更してやる必要がある。
設定系をgrepで全文検索してやると楽。
そして、このサーバに向けていた他のドメインのDNS設定も変更してやることを忘れないように!
別にAtlantaでも不自由は感じなかったんだけど、sshでのコンソールが日本のサーバとまったく変わらない反応速度に。
IDCを簡単に移転できちゃうってのもVPSの魅力だなぁ。