今回は少しだけ東海道五十三次を歩く
今回は東海道五十三次ウォーキング、大磯から小田原までの短い区間を歩いてきました。
ただ歩くだけではつまらないので、出発前に少し寄り道。大磯駅を起点に湘南アルプス(湘南平~浅間山~高麗山)の周回コースをハイキングしました。
高麗山は、大磯を象徴する山で、歌川広重が東海道五十三次の作品の中でモチーフにした場所でもあります。この山を先に歩いたおかげで、広重が見たであろう景色に思いを馳せながら旅をスタートできました。
旧東海道は松並木だけが頼り?
大磯から小田原までのルートは、ほぼ国道1号線沿い。昔ながらの旧東海道の雰囲気を味わえるポイントは、ところどころに残る松並木くらいでした。正直、今回は大きな寄り道もせず、ただひたすら歩く旅。どこにも寄らない分、道中の景色が少し単調に感じる部分もありました。
それでも、富士山が見えたときはテンションが上がりました。徐々にその姿が近づいてくると、これまで歩いてきた距離を実感して、「よくここまで来たな」としみじみ思いましたね。歩き旅の醍醐味は、こうした景色が教えてくれる達成感にあるのかもしれません。
セブンイレブン縛りの苦戦
今回も恒例の「見かけたセブンイレブンには必ず立ち寄って何か買う縛りプレイ」を継続。しかし、旧東海道沿いに限ればセブンイレブンの店舗はゼロ!寄れたのは道を間違えた先にあった大磯の店舗と、帰りの小田原駅近くの店舗の2か所だけでした。郊外の店舗密度が少ないエリアとはいえ、少し寂しい結果に。
それでも立ち寄った店舗でのアイスコーヒーや軽食は、旅の良い休憩タイムとなりました。こういう縛りがあると、小さなコンビニでさえ「目的地」になるから不思議なものですね。
次回に向けて
小田原までの道のりは、大磯宿や松並木のような東海道らしい風景に触れる場面もありつつ、少し地味なコースでもありました。それでも湘南アルプスからのスタートや富士山の眺望のおかげで、十分に歩き甲斐のある旅となりました。
次はいよいよ小田原から箱根。難所と言われる箱根越えに挑むのが楽しみです!
大磯~小田原の歩行記録
- 日程:2022年12月15日(木)
- 天候:晴れ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
03:51 | 19.0km | 21m | 35m |
地図・標高グラフ
コースタイム
大磯駅入口交差点から【小田原宿】まで
大磯駅 10:19 → 10:22 大磯駅入口交差点(前回の続き) → 10:54 大磯城山公園 11:00 → 12:00 押切橋 → 12:29 国府津駅 → 13:31 酒匂橋 → 14:03 明治天皇宮ノ前行在所跡 → 14:08 【小田原宿】 → 14:08 小田原宿なりわい交流館 14:09 → 14:11 御幸の浜交差点 → 14:14 小田原市観光交流センター → 14:26 小田原駅
- 10:19
- 10:22大磯駅入口交差点(前回の続き)
大磯駅入口交差点 大磯駅入口交差点(前回の続き)で旧東海道に合流。
ここからいよいよ旧東海道を歩きます。大磯宿の小島本陣跡 江戸時代、大名や要人が宿泊した格式ある本陣跡。今は跡地のみですが、当時の面影に思いを馳せて。
大磯宿の高札場 当時の法令やお触れが掲示された場所。現代の掲示板のような役割を果たしていました。
湘南発祥の地碑 日本三大俳諧道場の一つ、鴫立庵の前に立つ石碑。大磯が「湘南」と呼ばれるようになったことを表す碑です。
中国湖南省にある洞庭湖のほとり湘江の南側「湘南」の地形に大磯が似ているため、湘南と呼ばれるようになったとのこと。
松並木 かつては旅人の目印や日陰を提供してくれた松並木。今はその名残が少しだけ。
- 10:54
- 12:00
- 12:29
- 13:31
- 14:03
- 14:08【小田原宿】
- 14:08
- 14:11
- 14:14
- 14:26