旧東海道の鈴鹿峠越えは歩く人だけの特別な道
東海道五十三次の中でも屈指の難所とされる鈴鹿峠。
過去に国道1号線を自転車で越えたことがあるが、今回、旧東海道の道を徒歩で進んでみると、まったく違うルートだった。
鈴鹿峠は旧道と国道で全然違う

旧東海道の鈴鹿峠は、つづれ織りの坂道と急な階段が連続し、一気に標高を稼ぐルートになっている。一方、国道1号線側はなだらかな登りが続くため、個人的には旧東海道のほうがメリハリがあって楽しいと感じた。
単調な道より、ちょっとしたアドベンチャー感があるほうが歩きがいがある。
しかし、今回の大きな失敗は靴選び。
普段使いのスニーカーで歩いたため、足裏が猛烈に痛めつけられた。特に鈴鹿峠から下りのアスファルトは足への蓄積ダメージが溜まっていき、歩き終えた直後から違和感があった。
しかもこの影響で、二日後の東海道歩きにもダメージが残り、この記事を書いている一週間後の今でも痛みが引かない。やはり、高低差がある区間は登山靴や厚底のウォーキングシューズが必須だと痛感した。
鈴鹿峠を越えた後の道のり
峠を下ったあとは、なだらかな下り坂がひたすら続いた。
こういう道は頭を空っぽにして、ただ淡々と歩くのが心地いい。久しぶりに心を無にして歩く時間を楽しんだ。
とはいえ、三雲駅に着いた頃には疲れ果てていた。久しぶりに、まる一日よく歩いたものだ。
次回はさらに進み、東海道のゴール・京都に向けて歩みを進める予定。鈴鹿峠は確かに厳しい道だったが、その分、歩き終えたときの達成感も大きかった。
関~三雲の歩行記録
- 日程:2024年12月30日(月)
- 天候:晴れ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
07:31 | 34.8km | 351m | 305m |
地図・標高グラフ
コースタイム
関から【坂下宿】まで
関駅 8:15 → 8:22 関宿(前回の続き) → 8:36 西の追分無料駐車場 8:37 → 9:14 筆捨山登山口 9:15 → 9:22 坂下簡易郵便局 9:23 → 9:28 鈴鹿馬子唄会館 9:29 → 9:40 【坂下宿】
- 8:15
- 8:22
- 8:36
- 9:14
- 9:22坂下簡易郵便局
- 9:28
- 9:40【坂下宿】
【坂下宿】から【土山宿】まで
【坂下宿】 9:40 → 9:40 伊勢坂下バス停 9:41 → 9:49 清滝観音の滝 → 9:57 第二鈴鹿橋 9:58 → 10:03 片山神社 10:04 → 10:10 鏡岩 → 10:15 鈴鹿峠 → 10:24 路傍休憩所 10:25 → 10:53 土山宿 馬子唄公園 10:55 → 11:38 あいの土山 道の駅 → 11:58 【土山宿】
- 9:40
- 9:40
- 9:49清滝観音の滝
- 9:57
- 10:03
- 10:10
- 10:15
- 10:24
- 10:53
- 11:38
- 11:58【土山宿】
【土山宿】から【水口宿】まで
【土山宿】 11:58 → 12:07 御代参街道追分 → 12:19 白川橋 → 14:28 【水口宿】
- 11:58
- 12:07
- 12:19
- 14:28【水口宿】
【水口宿】から三雲駅まで
【水口宿】 14:28 → 14:28 水口宿本陣跡 → 14:42 三筋口 → 15:49 横田橋 15:50 → 15:52 三雲駅
- 14:28
- 14:28
- 14:42
- 15:49
- 15:52