ヤマノススメ聖地巡礼 – 雲取山【東京都最高峰でテント泊縦走デビュー】

雲取山山頂 ヤマノススメ聖地巡礼
スポンサーリンク

東京都最高峰の雲取山(2,017m)。あおい、ひなた、ここなの3人が初めてのテント泊縦走に挑戦した記念すべき山。三峯神社から雲取山荘でテント泊し、雲取山を経て鴨沢へ下る本格的な1泊2日の縦走路。雨の中でのテント設営、山小屋での交流、そして東京都最高峰からの絶景。成長を実感できる特別な聖地です。

基本情報

項目詳細
山名雲取山(くもとりやま)
標高2,017m(東京都最高峰)
所在地東京都西多摩郡・埼玉県秩父市・山梨県北都留郡
難易度★★★★☆(縦走・テント泊)
推奨シーズン5月~11月
所要時間1泊2日(三峯神社~鴨沢)
登山スタイル縦走・テント泊・小屋泊可能

ヤマノススメでの描写

原作での登場シーン

【八十五・八十六合目】《縦走、テント泊》三峯神社~雲取山~鴨沢バス停

  • メンバー: あおい、ひなた、ここな
  • アクセス: 西武秩父駅→三峯神社バス停/鴨沢バス停→奥多摩駅
  • コース: 三峯神社→霧藻ヶ峰(1,523m)→白岩山(1,921m)→雲取山荘(テント泊)→雲取山(2,017m)→七ッ石山(1,757m)→鴨沢
あらすじ

【八十五合目 雨でも縦走!!】雨の中、雲取山の登山口の三峯神社に来たあおい、ひなた、ここな。霧藻ヶ峰でお昼をとり、雲取山山荘のテント場に到着。

【八十六合目 これからの登山】翌朝は雨も止み東京都最高峰の山頂へ。天候に恵まれず展望は得られなかったが、縦走とテント泊の醍醐味を体験。

ヤマノススメ単行本12巻に収録されています

ルート地図

アニメでの描写

【第4期/#11】《縦走、テント泊》三峯神社~雲取山~鴨沢バス停

  • メンバー: あおい、ひなた、ここな、ほのか
  • アクセス: 西武秩父駅→三峯神社バス停/鴨沢バス停→奥多摩駅
  • コース: 三峯神社バス停→霧藻ヶ峰(1,523m)→白岩山(1,921m)→雲取山荘(テント泊)→雲取山(2,017m)→奥多摩小屋→七ッ石山(1,757m)→鴨沢バス停
  • 備考: 原作とは違いほのかが参加

聖地巡礼のポイント

  • 三峯神社: 関東屈指のパワースポット
  • 霧藻ヶ峰: 秩父の展望台
  • 白岩山: 稜線歩きの始まり
  • 雲取山荘: テント場と山小屋
  • 雲取山山頂: 東京都最高峰の標識
  • 七ッ石山: 奥多摩側の展望ポイント

アクセス・登山情報

アクセス方法

埼玉・東京の2大拠点

雲取山へのアプローチは、埼玉県側の「三峯神社」と東京都側の「鴨沢」の2箇所がメインとなります。

  • 三峯神社側(埼玉) 西武秩父駅から急行バスで約75分。「三峯神社」バス停がスタート地点です。
  • 鴨沢側(東京) JR奥多摩駅からバスで約35分、「鴨沢」バス停で下車します。こちらは本数も比較的多く、メインルートとして人気です。駐車場は「丹波山村営 鴨沢駐車場」を利用します。

おすすめ縦走プラン(1泊2日)

『ヤマノススメ』でも描かれたように、雲取山は1泊2日での縦走が一般的です。

【1日目】三峯神社から雲取山荘へ

三峯神社を出発し、霧藻ヶ峰、白岩山を経て雲取山荘を目指すルートです。

  • 三峯神社 → 霧藻ヶ峰: 約1時間30分
  • 霧藻ヶ峰 → 白岩山: 約2時間
  • 白岩山 → 雲取山荘: 約1時間30分
  • 合計: 約5時間(休憩含まず) ※白岩山周辺はアップダウンが激しく、数値以上の疲労感があるため注意が必要です。

【2日目】山頂登頂と鴨沢への下山

山荘から山頂で日の出を拝み、一気に鴨沢へ下る充実のコースです。

  • 雲取山荘 → 雲取山: 約30分
  • 雲取山 → 七ツ石山: 約1時間30分
  • 七ツ石山 → 鴨沢: 約3時間
  • 合計: 約5時間(休憩含まず)

装備と準備

雲取山は標高2,000mを超える高山です。初心者の方は特に装備の確認が欠かせません。

  • 宿泊装備: 山荘泊、またはテント泊が選択可能です。テント泊の場合は、3シーズン用の寝袋とマット、軽量テントに加え、コッヘル・バーナーなどの自炊道具を用意しましょう。
  • 基本装備: 40L前後のザック、レインウェア(必須)、ヘッドランプ、防寒着、着替えを持参してください。
  • 補給: 水や食料は雲取山荘で購入・補給が可能です。

雲取山の魅力

  1. 東京都最高峰(2,017m): 山頂には一等三角点が設置され、晴天時には富士山や南アルプスまで見渡せる360度の大パノラマが広がります。
  2. 日本百名山: 深田久弥が選定した名峰であり、奥秩父山塊の主峰としての風格があります。
  3. 雲取山荘: 標高1,850mに位置する、収容人数200名の立派な山小屋です。テント場(約50張)や水場も完備されており、登山者の拠点となっています。

実際の巡礼記録

日程: 2017年5月20日~21日[一泊二日]
コースタイム:
【1日目】三峯神社バス停 10:2510:36 木の鳥居 10:3810:59 妙法ヶ岳→11:04 三峯神社奥宮 11:1411:17 妙法ヶ岳→12:02 霧藻ヶ峰→12:29 お清平→12:51 前白岩山の肩 12:5513:08 前白岩山→13:24 白岩小屋 13:2613:47 白岩山 13:4814:30 大ダワ→14:53 雲取山荘[泊]
【2日目】雲取山荘 05:2805:45 雲取山 05:5305:55 雲取山避難小屋 05:5806:08 小雲取山 06:0906:22 ヨモギノ頭→06:42 ブナ坂→06:54 七ツ石山 07:0007:04 斧手石→07:09 七ッ石小屋上分岐 07:1207:14 七ツ石小屋 07:1607:19 七ッ石小屋下分岐 07:2007:45 堂所→08:35 小袖緑道あがり→08:39 丹波山村村営駐車場 08:4008:54 鴨沢バス停

ルート地図

巡礼レポート

今回は『ヤマノススメ』のルートを辿り、三峯神社から鴨沢へ。さらに九十九合目に登場した「妙法ヶ岳」を加えたコースを歩いてきました。

雲取山だけならば日帰り縦走もできそうでしたが、妙法ヶ岳を加えると時間がギリギリになりそうだったため、山小屋泊を入れて一泊二日の行程としました。

実際のコースタイムで見ると、結果的に鴨沢バス停の最終便には間に合っていたようですが、何かひとつでもハプニングが起きていたら奥多摩で途方に暮れていた可能性もありました。一泊にしたのは良い判断だったと思っています。

【1日目】三峯神社から雲取山荘へ

三峯神社行きのバスは、8:30発の始発を利用。冬季を除く土日祝の運行ですが、増発された2台のバスでも積み残しが出るほどの混雑ぶりでした。

三峯神社までは75分と長丁場になるため、車内では座席を確保したいところ。8:15着の「特急ちちぶ3号」から乗り継ぐ人が多いため、西武秩父駅では少しでも改札に近い2号車・3号車あたりの指定席を取り、改札へダッシュするのが良いかもしれません(西武の特急券はサイトからチケットレスで購入可能です)。

三峯神社で参拝して登山口へ
西武秩父駅発の三峯神社行きバス
西武秩父駅発の三峯神社行きバス
三峯神社のツツジ
三峯神社のツツジ
三峯神社のツツジ
三峯神社のツツジ
三峯神社の鳥居
三峯神社の鳥居

バスは三峯神社の駐車場まで10分ほどの遅れで到着。

駐車場から神社への道には、赤やピンクのツツジが咲き誇っていました。登山の前にまずは三峯神社にお参り。鳥居の前に鎮座する守護神は、両神山の両神神社と同じくニホンオオカミです。

参道はパワースポット巡りでしょうか、家族連れから若い女性までかなりの人出で賑わっていましたが、私と同じようにザックを背負って安全祈願をする方もちらほら見かけました。

三峯神社 神門
三峯神社 神門
三峯神社 神門
三峯神社 神門
守護神はニホンオオカミ
守護神はニホンオオカミ
本殿
本殿
ご神木
ご神木
雲取山を目指して登山開始
雲取山登山口
雲取山登山口
白い鳥居
白い鳥居
登山者数カウンター
登山者数カウンター
登山届ポスト
登山届ポスト

神社から来た道を戻り、木々に囲まれた雲取山登山口からスタート。

少し進んだ白い鳥居から本格的な登山が始まります。ここには登山届ポストがあり、クマやハチへの注意看板も。三峯神社から鴨沢への縦走なので、設置されたカウンターは左から4番目の「雲取から奥多摩、山梨方面へ登山」を押しました。

……このカウンター、「いつからの累計なんだろう?」と気になります。

スズメバチ注意
スズメバチ注意

道中、丁寧なハチの注意看板もありましたが、私が見かけたのはクマバチだったので特に問題はありませんでした。

妙法ヶ岳へのピストン
木の鳥居
木の鳥居

こちらを妙法ヶ岳へと進んだ。
妙法ヶ岳へのピストン登山 は別のページにしました。

妙法ヶ岳から雲取山登山道へ戻る道
妙法ヶ岳から雲取山登山道へ戻る道

雲取山へ向かう道と妙法ヶ岳(三峯神社奥宮)の分岐にある木の鳥居から、まずは妙法ヶ岳へ向かいます。

妙法ヶ岳と雲取山をセットで歩く人は意外と少ないようで、分岐からの道は誰もおらず、踏み跡も少ないようでした。

炭焼平
炭焼平

登山道に合流して「炭焼平」へ。ここは白炭を作っていた炭窯跡だそうです。木炭に「黒炭」と「白炭」の違いがあるとは知りませんでした。

炭窯跡
炭窯跡
炭窯跡
地蔵峠の地蔵
地蔵峠の地蔵

地蔵峠は、その名の通りお地蔵様が。

霧藻ヶ峰
霧藻ヶ峰のレリーフ
霧藻ヶ峰のレリーフ
霧藻ヶ峰
霧藻ヶ峰
霧藻ヶ峰休憩所
霧藻ヶ峰休憩所

アップダウンを繰り返し、霧藻ヶ峰のレリーフに到着。休憩所で昼食をとりました。

前白岩山への登山道
前白岩山への登山道
前白岩山
前白岩山
コケ
コケ

前白岩山を過ぎたあたりからは、コケ類やシダ類が目立つようになります。白岩山が石灰岩質のためか植生が変わり、苔むした倒木や、苔の中から咲く花など、思わず立ち止まって写真を撮りたくなるモチーフが豊富です。

倒木のコケ
倒木のコケ
コケから花
コケから花
コケ
コケ
白岩小屋手前の眺望
白岩小屋手前の眺望

白岩小屋手前の西側に開けた展望場所からのパノラマ。

白岩小屋手前の西側に開けた展望場所からのパノラマ
白岩小屋手前の西側に開けた展望場所からのパノラマ
シカと遭遇
シカと遭遇

さらに進むとシカに遭遇。全く警戒心がないようで、カメラを構えても止まっていてくれました。

こっちにもシカ
こっちにもシカ
白岩山
白岩山
芋ノ木ドッケ
芋ノ木ドッケ

「芋ノ木ドッケ(国土地理院地図では芋木ノドッケ)」は、地味に東京都第2位の高峰(1,946m)だそうですが、今回はピークへは行かず巻道を進みました。

芋ノ木ドッケ巻道
芋ノ木ドッケ巻道
巻道からの風景
巻道からの風景
鹿が横を素通りする
鹿が横を素通りする
コケとカタバミ
コケとカタバミ
テント場を通って雲取山荘へ
テント場を通って雲取山荘へ

テントが見えてくると、宿泊地の雲取山荘に到着。

宿泊地の雲取山荘に着いた
雲取山荘
雲取山荘
朝食券と夕食券
朝食券と夕食券
雲取山標高年記念ピンバッジ
雲取山標高年記念ピンバッジ

折しも2017年は雲取山の「標高年」ということで、記念のピンバッジを頂きました。

廊下には山頂に記念碑を建てた時のレポートもあり、当時のフィーバーぶりが伺えます。

雲取山荘の廊下
雲取山荘の廊下
雲取山荘の水場
雲取山荘の水場

雲取山荘内の廊下と外にある水場。
就寝時には廊下にもザックやらコタツやらが置かれる。

雲取山荘の夕食
雲取山荘の夕食

夕食は人数が多いため3回転。ハンバーグやポテトサラダなど、ご飯がおかわり自由で助かります。

皇太子殿下の雲取山登山
皇太子殿下の雲取山登山
小屋内の部屋
小屋内の部屋

ただ、割り振られた大部屋は寝る時には敷布団を半分に折るスペースしかなく、消灯後も人の熱気でいつまでも暑い……。結局、一睡もできないまま朝を迎えました。

就寝時の様子
就寝時の様子

【2日目】雲取山荘から雲取山に登り、鴨沢へ下山

雲取山荘の朝食
雲取山荘の朝食

朝食は4:30から。3:30から行列ができているのには驚きましたが、私は5:00頃に食堂へ。

雲取山荘
雲取山荘

準備して、2日目の登山スタート。

雲取山山頂への登り道
雲取山山頂への登り道
雲取山山頂直前の登り
雲取山山頂直前の登り
雲取山の山頂に到着
雲取山山頂
雲取山山頂

準備を整えて2日目の登山を開始し、20分ほど登って雲取山頂に到着しました。 これで「三峰山(雲取・白岩・妙法)」および「秩父三山(三峰・両神・武甲)」をコンプリート!

雲取山山頂 三角点
雲取山山頂 三角点
雲取山山頂 標高年記念碑
雲取山山頂 標高年記念碑

山頂には標高年の記念碑が建っており、次に標高年となる百名山は17年後の美ヶ原(2034年)だそうです。山頂からは、薄っすらと富士山も望めました。

雲取山からの眺め
雲取山からの眺め
雲取山からのパノラマ
雲取山からのパノラマ
雲取山避難小屋
雲取山避難小屋

少し下った所にある雲取山避難小屋の方へ。
こちら側に山梨県の碑があった。

雲取山山頂の様子
雲取山山頂の様子
雲取山 山梨県の碑
雲取山 山梨県の碑
雲取山から下山
雲取山から下山

下山は鴨沢方向へ。

振り返って見た雲取山
振り返って見た雲取山
花
奥多摩小屋のテント場
奥多摩小屋のテント場

稜線沿いにある奥多摩小屋(※現在は閉鎖)のテント場を通過します。

ヘリポートのすぐ近くまでテントが張られていましたが、着陸の時は大丈夫なのだろうかと少し心配になりました。

奥多摩小屋のテント場
奥多摩小屋のテント場
ヘリポート
ヘリポート
七ッ石山への急登
七ッ石山への急登

巻道との分岐からは、今回唯一の急登をこなして七ツ石山へ。

七ッ石山に到着
七ッ石山山頂
七ッ石山山頂
七ッ石山からの眺め
七ッ石山からの眺め

ここからの眺めも良く、しっかり堪能してから鴨沢へ向かいます。

七ッ石小屋上分岐
七ッ石小屋上分岐
花

この付近は分岐が多いため、地図での確認が重要です。

七ッ石小屋
七ッ石小屋
花
堂所付近
堂所付近

堂所を過ぎると、森林の中を歩くハイキングのような水平道に。

苔むした木
苔むした木
廃屋
廃屋

廃屋などの人工物が増えてくると登山道の終わりを感じます。

一旦車道に
一旦車道に

一旦車道に出て、駐車場の脇にある「鴨沢への近道」を進んでバス停へ。

鴨沢への近道
鴨沢への近道
鴨沢バス停まで下山
鴨沢バス停
鴨沢バス停

鴨沢バス停へ到着。

……実は、青梅街道に出る手前で道を間違えてしまい、鴨沢より先の「諸畑橋」バス停まで行ってしまったのは内緒です。

諸畑橋バス停
諸畑橋バス停

周辺情報・関連記事

三峯神社

関東屈指のパワースポット。

神社情報

奥多摩エリア

東京の秘境。

関連する山

秩父エリア

山岳信仰の地。

関連する山

よくある質問

Q: テント泊は初心者でも大丈夫ですか?

A: 雲取山荘のテント場は設備が整っており、初心者でも挑戦しやすいです。ただし、縦走装備を背負っての長時間歩行になるので、日帰り登山の経験を積んでからがおすすめ。小屋泊から始めるのも良い選択です。

Q: 雨の日のテント泊対策は?

A: 作中のように雨でのテント泊は大変です。テントの防水性確認、グラウンドシート使用、荷物の防水対策が必須。雲取山荘では乾燥室も利用できます。天候によっては小屋泊への変更も検討しましょう。

Q: 三峯神社側と鴨沢側、どちらから登るべき?

A: 三峯神社側は距離は長いが傾斜が緩やか、鴨沢側は距離は短いが急登が続きます。原作ルートを辿るなら三峯神社→鴨沢の縦走がおすすめ。体力に自信がない場合は鴨沢からのピストンも可能です。

Q: 標高年とは何ですか?

A: 山の標高と西暦が一致する年のこと。雲取山は2,017mなので2017年が標高年でした。次の日本百名山の標高年は2034年の美ヶ原(2,034m)です。記念イベントが開催されることもあります。

タイトルとURLをコピーしました