ヤマノススメ聖地巡礼 – 日和田山【初日の出と男坂の岩場】

日和田山 山頂 ヤマノススメ聖地巡礼
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飯能市と日高市の境にある日和田山は、標高305mながら岩場の男坂と金刀比羅神社からの絶景で人気の低山。大晦日にあおいの家で集まり、元旦に初日の出を見に登った、新年の思い出深いエピソードの舞台です。

基本情報

項目詳細
山名日和田山(ひわだやま)
標高305m
所在地埼玉県日高市・飯能市
難易度★☆☆☆☆(初心者向け・男坂は要注意)
推奨シーズン通年(初日の出は特に人気)
コースタイム登り40分 / 下り30分
登山スタイル日帰り・ハイキング

ヤマノススメでの描写

原作での登場シーン

【六十三合目】《初日の出》日和田山

  • メンバー: あおい、ひなた、ここな、あおい父
  • アクセス: あおい自宅-日和田山登山口駐車場
  • コース: 日和田山登山口→男坂・女坂分岐→(男坂)→金刀比羅神社→日和田山(305m)
あらすじ

【六十三合目 初日の出はどこで?】大晦日、あおいの家に集まったひなたとここな。テレビでは、八ヶ岳美濃戸口で年越し登山に挑む楓がインタビューされる姿が映し出される。翌朝、まだ暗いうちから日和田山へ向かい、男坂の岩場を慎重に登る。金刀比羅神社に到着すると、東の空が徐々に明るくなり始め、ついに初日の出が。

ルート地図

ヤマノススメ単行本9巻に収録されています

アニメでの登場シーン

【第4期/#07】《初日の出》日和田山

  • メンバー: あおい、ひなた、ここな、あおい父
  • アクセス: あおい自宅-日和田山登山口駐車場
  • コース: 日和田山登山口→男坂・女坂分岐→(男坂)→金刀比羅神社→日和田山(305m)
  • 備考: TVニュースで八ヶ岳美濃戸口の楓が登場。日和田山山頂で初日の出を迎える

聖地巡礼のポイント

  • 男坂の岩場: 鎖が設置された本格的な岩登り
  • 金刀比羅神社: 巾着田を見下ろす絶景スポット
  • 巾着田の眺望: 曼珠沙華の名所を上から眺める
  • 高麗駅前のオブジェ: 将軍標(チャングンピョ/チャンスン)という魔除け。天下大将軍、地下女将軍

登山・アクセス情報

アクセス方法

日和田山は飯能・日高エリアの人気ハイキングスポットです。

電車でのアクセス 西武池袋線高麗駅下車、徒歩約20分で登山口。駅から巾着田方面へ向かい、案内板に従って進みます。東飯能駅の隣駅なので、飯能市内からもアクセス良好。

マイカーでのアクセス 圏央道狭山日高ICから約20分。日和田山登山口付近に駐車場(約20台、300円)があります。初日の出や曼珠沙華シーズンは早朝から満車になることも。

おすすめコース

日和田山は短時間で登れますが、男坂は岩場の醍醐味があります。

男坂利用コース(標準) 登山口(9:00)→男坂・女坂分岐(9:15)→男坂経由→金刀比羅神社(9:30)→日和田山山頂(9:40)休憩20分→女坂経由下山(10:20)→登山口(10:40)

女坂利用コース(ファミリー向け) 登山口→女坂経由→金刀比羅神社→日和田山山頂→女坂経由下山 岩場を避けたい方や小さいお子様連れにおすすめ。

物見山縦走コース 高麗駅→日和田山→高指山(332m)→物見山(375m)→北向地蔵→五常の滝→武蔵横手駅 約3時間の縦走コース。変化に富んだハイキングが楽しめる。

巾着田周回コース 日和田山→巾着田(曼珠沙華群生地)→高麗神社→高麗駅 秋の曼珠沙華シーズンは特に人気。

装備と準備

低山ですが、男坂利用時は注意が必要です。

基本装備

  • 歩きやすい靴(男坂は登山靴推奨)
  • 手袋(岩場用・軍手でも可)
  • 飲み物(山頂に売店なし)
  • タオル
  • カメラ(絶景撮影用)

男坂利用時の注意

  • 両手が使える状態で登る
  • 雨の日は滑りやすく危険
  • 混雑時は渋滞することも
  • 下りは女坂利用が安全

男坂の岩場攻略

男坂の特徴

日和田山の男坂は、初心者でも岩場を体験できる貴重な登山ルートです。全長約50m、傾斜約45度の岩場には、鎖とロープが設置されており、足場となる岩の凹凸をうまく使いながら登ります。登る際は、安全を確保するため、常に体の三か所(三点支持)で体を支えることを意識しましょう。鎖に頼りすぎず、足場をしっかり確保することが重要です。また、後続者との間隔を空け、落石には十分注意してください。

金刀比羅神社

男坂を登り切った先には、朱色の鳥居が印象的な金刀比羅神社が現れます。ここは、眼下に広がる巾着田を一望できる展望台としても有名です。特に、初日の出の撮影スポットとして人気があります。縁結びのパワースポットとしても知られており、多くの人が訪れます。

実際の巡礼記録

日程: 2016年4月29日[日帰り]
コース: 高麗駅→日和田山登山口→男坂・女坂分岐→(男坂)→金刀比羅神社→日和田山→高指山(332m)→物見山(375m)→北向地蔵→五常の滝→武蔵横手駅

巡礼レポート

高麗駅から登山開始

高麗駅
高麗駅

東飯能駅の隣、高麗駅で降りると、韓国の道祖神のような「将軍標」が目に飛び込んできました。駅から巾着田の方向へしばらく住宅地を歩き、日和田山の登山口へと向かいます。

男坂・女坂分岐
男坂・女坂分岐

途中の分岐では、原作と同じく男坂を選びました。登りきると、金刀比羅神社の鳥居が現れ、眼下には巾着田が広がる素晴らしい眺めを楽しみました。

巾着田
巾着田
金刀比羅神社
金刀比羅神社

日和田山の山頂に到着

日和田山 山頂
日和田山 山頂

登山口から30分もかからずに、日和田山山頂に到着。手軽に登れるのに景色が良くて、とても気持ちがよかったです。

日和田山からの眺め
日和田山からの眺め
日和田山からの眺め
日和田山からの眺め
日和田山
日和田山
日和田山 山頂
日和田山 山頂

物見山を経由して武蔵横手駅に下りる

物見山山頂
物見山山頂

せっかくなので、物見山まで縦走することにしました。奥武蔵グリーンラインの道にある北向地蔵にお参りしてから、五常の滝へと下り、武蔵横手駅までハイキングを楽しみました。

五常の滝
五常の滝

周辺情報・関連記事

飯能・日高エリアの山

天覧山 ヤマノススメの聖地巡礼の起点。飯能市内から徒歩でアクセス。

多峯主山 天覧山から縦走可能。飯能市最高峰。

物見山 日和田山から縦走可能な展望の山。

初日の出スポット

高尾山 ケーブルカー運行で人気の初日の出スポット。

筑波山 関東平野から昇る初日の出が美しい。

巾着田観光

曼珠沙華まつり

巾着田は、9月中旬から10月上旬にかけて、500万本もの曼珠沙華(彼岸花)が咲き誇る、日本最大級の群生地として知られています。この時期に開催される「曼珠沙華まつり」では、一面に広がる真っ赤な花のじゅうたんが訪れる人々を魅了します。日和田山からは、巾着田全体を眼下に一望する絶景を楽しめます。

高麗神社

巾着田の近くにある高麗神社は、高句麗からの渡来人が建立したとされる歴史ある神社です。出世開運にご利益があるパワースポットとして有名で、多くの参拝者が訪れます。神社の入り口にある、韓国の道祖神のような「将軍標」が印象的です。

よくある質問

Q: 男坂は初心者でも登れますか?

A: 鎖が設置されているので、慎重に登れば初心者でも大丈夫です。ただし、高所恐怖症の方や雨の日は避け、女坂を利用することをおすすめします。両手が使える格好で、手袋を着用しましょう。

Q: 初日の出を見るには何時に登り始めればいい?

A: 日の出時刻の約1時間前に登山口を出発すれば間に合います。1月1日の日の出は6:50頃なので、5:50頃スタートが目安。ヘッドランプ必携で、防寒対策も忘れずに。

Q: 駐車場は混雑しますか?

A: 初日の出、春の桜、秋の曼珠沙華シーズンは特に混雑します。早朝到着がおすすめです。満車の場合は、高麗駅周辺のコインパーキングを利用し、徒歩でアクセスする方法もあります。

Q: 子供でも登れますか?

A: 女坂を利用すれば、小学生でも問題なく登れます。男坂は小学校高学年以上で、保護者のサポートがあれば挑戦可能です。山頂は広く、お弁当を食べるのに最適です。

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