剣山の下山後、駐車場で鍵を落として帰れなくなってた4人組を徳島駅まで送り届けた。
10月8日 マチ★アソビ voll.19 に参加
8日はマチ★アソビのため、朝から晩まで徳島に滞在。
朝、散歩で徳島城跡に登ってみる。城跡を示すものは何もないようだが、高度があって街並みはよく見える。
ロープウェイを使わずに眉山へ登ってみた。初めは石段だが、途中からワイルドな斜面を登ることになるので、スニーカーだと厳しいかもしれない。ヤマレコの山行記録を参照。
徳島ラーメンは、テーブルに置いてある生卵が入れ放題。ライスがおかわり自由なので、無限にTKGが生成できるバグが有る。
石鎚山へ向けて移動
徳島を離れて、明日登る予定の石鎚山に向かう。徳島から愛媛まで、四国を横断するドライブ。
途中で、レトロ自販機の聖地として有名な「コインスナック御所24」を偶然見かけて、立ち寄った。
10月7日 UFOラインを通って、登山口の土小屋へ
ヤマノススメの原作では、石槌山の北側から修験道を行くメジャーなルートで登っていたが、時間が短縮できる上に登山口まで車でのアクセスが可能な土小屋コースへ向かった
UFOラインこと瓶ヶ森林道を通り石鎚山の土小屋コースの登山口を目指す
瓶ヶ森林道は、まるで稜線歩きをしている気分を車で楽しめる気持ちのよい道。最近ではカローラスポーツのCMで話題になった道路。
山行記録
- 日程:2017年10月09日(月) [日帰り]
- 天候:快晴
アクセス
車に乗りながら雄大な景色が望めるUFOラインこと瓶ヶ森林道を通って石小屋の駐車場へ
地図・標高グラフ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
3:51 | 7.6km | 618m | 625m |
コースタイム
土小屋→東稜分岐→二の鎖下→二ノ森・面河渓方面分岐→三ノ鎖(下)→石鎚山・弥山→石鎚山→南尖峰→東稜分岐→土小屋
- 09:51土小屋
土小屋の駐車場は何箇所かあるようだが、どこも埋まっていて三連休最後の賑わい
国民宿舎石鎚
その奥に進むと、ここから登山道が始まるブナの原生林に囲まれ、ゆったり登っていく
奥に見えるのが石鎚山かな?ここまできて初めて目にした
剣山でも咲いていたリンドウ
紅葉&三連休ということもあって、渋滞している
断って先に通してもらった - 10:29東稜分岐
- 10:48二の鎖下
二ノ鎖分岐手前の小屋
石鎚山最後の公衆トイレ二ノ鎖と巻道との分岐
当然、鎖場を選ぶ
最初はクサリに頼らずにクライミングしようとするも、手の懸ける場所が見つからず手はクサリ使ってもいいやと妥協、そのうち足の置き場に困ったので、結局クサリに頼ることに。まだまだ自分には早かったようだ
鎖場も混雑してて、なかなか先に進めないので、写真を撮るため振り返ると結構な高さだ
- 11:05二ノ森・面河渓方面分岐
二ノ鎖に続いて三ノ鎖へ
- 11:08三ノ鎖(下)
アスレチックみたいなもんだが、落ちたらただ事じゃ済まなそうな高さがあるし、混雑で待機している間も握力を使う
三ノ鎖を登りきるとすぐに石鎚神社の鳥居が迎えてくれて、弥山の頂上へ
- 11:14石鎚山・弥山
弥山山頂は広場となっているが、とても混雑している
目前に見える岩稜の矛先が天狗岳弥山方面へ振り返った景色は画になる
北側が切れ落ちているので、岩場を渡っていくのに高度感あってビクビク
苦手な人は岩場を下りた道を進むこともできる(結局こっちも岩場に登ったり下りたりで大変かも)石小屋コースのルートがクッキリ
- 11:34石鎚山
天狗岳山頂へ到着
とても狭いので写真を撮ったらさっさと通過 - 12:12南尖峰
さらに先へ進んで南尖峰
天狗岳と弥山
南尖峰から東稜基部に下りる東稜コースを進むのだが、下りる道が見つからずに一旦降りたら上がれない危険な岩へと降りてしまう
焦りながらも横道を見つけ、踏み跡のある場所に合流したが、なんとも危険なことをしてしまったと反省こっちから登ってくる人もいるんだな
改めて下りてきたところを仰ぎ見るが、どこから下りたのかわからないぞ
笹薮に全身が覆われると、本当にこの道で合ってるのか不安になる。時々ある赤テープだけが癒やし
- 13:11東稜分岐
東稜基部手前まで下りてくると、これから登る人に向けて「通行禁止」の看板
まぁ、納得できる東稜基部の分岐
登りのときには気づかなかったので、かなりわかりにくいと思う
休憩スペースで広くなってるところの少し手前(土小屋寄り)下の駐車場へダイレクトに下りる道もあった
- 13:42土小屋
2座を登り終え、観光気分で香川に戻る
無事に剣山と石鎚山の2座を登り終えたので、残りの時間は観光モードにスイッチ。
いつか訪れてみたいとGoogleマップにマークしていた豊稔池ダム(豊稔池堰堤)が、香川へ戻る道の途中にあるとわかったので、立ち寄った。石積みで作られたマルチプルアーチ式のダムは日本ではここにしかなく、下から見た姿は古城のような趣があった。
10月9日 最終日も讃岐うどんで〆
金刀比羅宮の石段785段を登る。奥社は台風で参道が崩れて封鎖されていたが、ちょうど例大祭だったようで、舞が披露されていた。
現存12天守のうち四国には、松山城・宇和島城・高知城・丸亀城の4天守が存在している。その中で、一度も行ったことがなかった丸亀城へ。
綺麗な石垣を登ると、可愛らしいコンパクトな天守が鎮座。天守からは、特徴的な末広がりの円錐形をした讃岐富士がよく見えた。
これで、現存12天守のうち未訪問なのは備中松山城と丸岡城。こちらもコンプリートしたい。
高松空港の空港だし
愛媛県の「ポンジュースが出る蛇口」に対抗したと思われるが。うどん県の高松空港では「うどんスープが出る蛇口」がある。
さらば四国!いってきまい
当時の感想
コース状況/危険箇所等
二ノ鎖手前の小屋まではよく整備された歩きやすい道
山頂までを短絡するルートの二ノ鎖・三ノ鎖だが、鎖に鉄輪も繋がれて足場も確保できる
頂上山荘のある弥山から石鎚山最高点の天狗岳へは片側が切れ落ちた岩場歩きとなるので、強風や濡れている場合は危険かと
天狗岳から先の尾根伝いに東稜基部まで下りる東稜コースは、踏み跡を頼りにするしかないし危険な切れ落ちた岩場を下りることになる。登り口分岐の標識では「立入禁止」とされているようなので自己責任で
感想/記録
予定では、火曜日の日の出前に御来光登山するつもりだったが変更して祝日の月曜日に登ることに。
土小屋コースはよく整備されており、鎖場まではゆったりとした登りだった。
それとは、対照的な東稜コース。不明瞭かつトラップいっぱい。笹薮は少し先の地面が見えなくなるため慎重に一歩ずつ進むしかないし、何手かに分かれる踏み跡もあって惑わされた。
費用
費用は、今回の遠征の中で最初の日本百名山 剣山の記事でまとめています
今に省みる
石槌山の南尖峰から下りる東稜コース。道を間違えて、岩に下りるはいいが、上に登れず引き返せない状況に陥っていたので、今考えると一つ間違えば死ぬ場面だったので恐ろしい。
剱岳のカニのヨコバイ。あれを下が切れ落ちている所でクサリなしでやってる状況。
南尖峰に到着した時には、人とすれ違ってたんだから、下山ルートを確認しておけばよかった。あと、1m以上の段差を設定しているような道なんてあるはずないんだから、よく考えて降りるべきだった。