恵那山に向かうまで
高校2年時にはワンゲル部とは離れて違う部活(自らパソコン部を立ち上げた)で活動していた。 それでも、時々山行についていくことがあった。
ワンゲル部の秋山山行
(たしか)2年生時の紅葉シーズン秋山に、恵那山へ登ることに。南アルプス縦走とは違って、今度は日帰りでのハイキング的な位置づけだった。
恵那山は中央アルプス南端に位置する百名山で、岐阜県と長野県の県境に聳える標高2,191mの山。中津川市のシンボル的な存在で、「恵那富士」とも呼ばれる美しい山容を持つ。
当時の自分にとっては4座目の百名山となるが、まだ百名山という概念も知らず、単なる部活の山行として参加した記憶。
秋山の魅力
夏山縦走とは違った、紅葉を楽しむ秋山の雰囲気が新鮮だった。重装備での長期縦走ではなく、日帰りでのんびりと山を楽しむスタイル。ワンゲル部の活動の中でも、比較的リラックスした山行だった印象。
中央アルプスエリアへの初挑戦でもあり、南アルプスとは異なる山域の特徴を知る良い機会になった。
実際に登ってみた
日程: 1996年XX月XX日(X) [日帰り] (日付は記録なし) 天候: 晴れ(天気が悪かった記憶なし)
アクセス
JRで中津川駅まで、そこからバスかタクシーかと思うが、記憶なし。
名古屋からのアクセスは比較的良好で、中津川駅までは中央本線で約1時間程度。
地図・標高グラフ
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
07:51 | 11.9km | 1,124m | 1,109m |
コースタイム
13:00 北沢峠 – 13:42 二合目 – 14:58 藪沢・小仙丈ヶ岳分岐 – 16:11 小仙丈ヶ岳 – 16:54 仙丈08:00 神坂峠 – 08:31 千両山 – 08:58 鳥越峠 – 09:52 大判山 – 10:49 天狗ナギ – 12:13 前宮ルート分岐 – 12:26 恵那山最高点 – 12:39 前宮ルート分岐 – 13:27 天狗ナギ – 14:12 大判山 – 14:51 鳥越峠 – 15:32 千両山 – 15:51 神坂峠
下山後の感想
恵那山は、南アルプス縦走とは全く違った山行体験だった。日帰りでのんびりと楽しめる山で、ワンゲル部の中でも比較的リラックスした雰囲気。
展望はそれほど良くなかったが、秋の山の雰囲気を満喫できた。紅葉の季節ということもあり、樹林帯の美しさが印象的だった。
中央アルプスエリアへの初挑戦としても良い経験。南アルプスの厳しさとは対照的な、親しみやすい山だった。
かかった費用と装備
この山行では費用を記録していないので、記録なしとします。
今になって思うこと
ワンゲル部での他の山行体験
高校時代のワンゲル部で登った山は、他には愛知の奥三河 明神山や三重の鈴鹿山脈 藤原岳とか。高校は山どころか坂すらない平地の中にあったので、トレーニングは街なかを走ったり、階段を何十キロもあるボッカ(歩荷)を担いで登り下りしたり、地味なのに辛いことばかりしてた思い出。
そんなハードな部活動だったが、狭い部室で他愛も無いことを何時間も過ごしたのは青春だったかな。その時の友人とは、今でも連絡取れる。それに、顧問の先生とはインスタで繋がっていて、百名山に登った写真に「いいね」もくれる。繋がりが濃かった分、いい関係が続いてる。
恵那山の位置づけ
中央アルプス南端に位置する恵那山は、百名山の中でも比較的登りやすい山として知られている。初心者向けの山でありながら、しっかりとした山の雰囲気も味わえる良い山だった。
標高2,191mという高さも、高校生には適度な挑戦。南アルプスの3,000m級とは違い、無理なく登頂できるレベルだった。
日帰り山行の価値
南アルプス縦走のような長期山行も貴重だが、日帰りでのんびりと山を楽しむスタイルも重要だと実感。装備の負担も少なく、気軽に山に親しめる。
後の百名山巡りでも、日帰り可能な山は積極的に日帰りで登ることが多くなった。恵那山での経験が、そうした山行スタイルの原点になっている。