ヤマノススメ 原作
【百二~百六合目】《山小屋泊》塔ノ岳~丹沢山
あらすじ
【百二合目 バカ尾根ってなに!?】ひなたとあおいは丹沢山での小屋泊登山を計画。あおいは塔ノ岳までのバカ尾根(大倉尾根)で水分補給をスムースに行えるよう、ハイドレーションシステム(ザックに入れたまま、ホースで水が飲める水筒)が欲しくなり、駅前のお店へ。
【百三合目 バカ尾根とは聞いていたものの…】バカ尾根を登りっぱなしで塔ノ岳へ到着。山頂にいる野良猫(おそらく塔くん。今はいません)を手懐けるここなと、写真に収めたいほのか。
【百四合目 小屋ってヒマ…!?】丹沢山に到着し、ご飯の時間までみやま山荘で暇をもてあそぶ。山小屋の本棚から登山雑誌を取り出し、次に登りたい山を検討する4人。山荘にいたお客さんから八ヶ岳を薦められる。
【百五合目 いろんな景色】朝4時、ほのかは写真を撮りに外へ。赤岳(八ヶ岳)で同じように撮影してたときに高齢の方から授かった言葉を思い出していた。そして、起きてきたここなも合流し一緒に日の出前の空を眺めた。
【百六合目 これって遭難…?】山小屋で朝ご飯を食べ、登ってきた道を下山。寝不足のあおいは途中で分岐をヤビツ峠方面へ間違えてしまいそうになる。ひなたはあおいの負担を減らすために、荷物を持ってあげる。
ヤマノススメ単行本14巻に収録されています
ルート地図
巡礼記録
日程:2017年5月14日[日帰り]
コースタイム:大倉バス停 07:08→07:11 大倉山の家→07:26 観音茶屋→07:38 雑事場ノ平→07:42 見晴茶屋→08:06 駒止茶屋→08:13 堀山08:14→08:20 堀山の家 08:24→08:38 天神尾根分岐→08:55 花立山荘→09:03 花立 09:04→09:07 金冷シ→09:22 塔ノ岳 09:33→09:34 尊仏山荘→09:52 日高→10:05 竜ヶ馬場→10:17 みやま山荘→10:19 丹沢山→10:40 みやま山荘→10:41 丹沢山 10:43→10:56 竜ヶ馬場→11:08 日高 11:09→11:28 尊仏山荘→11:29 塔ノ岳 11:37→11:51 金冷シ→12:07 小丸尾根分岐(二俣分岐・平二山)→12:13小丸→12:17 鍋割山稜→12:29 鍋割山荘 12:30→12:34 鍋割山 12:47→13:18 後沢乗越 13:19→13:34 ミズヒ沢渡渉点→13:37 本沢渡渉点→13:49 二俣 13:50→14:02 黒竜の滝 14:06→14:49 大倉バス停
ルート地図
写真
ヤマノススメ原作最新話の丹沢山と七十七合目で登場した鍋割山を合わせてコースを計画
これから暑くなるしヤマビルが活発になってくると行きづらくなると思い訪れてみた
渋沢駅からはバスで大倉バス停へ
06:48 に渋沢駅北口から出発するバスは週末の始発ということもあり、乗車時点で既に満員
小田急からの乗り換えがギリギリだったので座れないが、終点大倉バス停まで15分とすぐに着くので問題ない
雨上がりということもありヤマビルが心配である。効果あるらしい(?)エアーサロンパスを登山靴に振りかけて登山の準備完了
ちなみに、ヤマビル避けスプレーは大倉バス停前にある売店「どんぐりハウス」でも販売されているようだった
大倉登山口から大倉尾根を登って塔ノ岳を目指す
しばらく車道をあるいて大倉尾根の登山口へ
その脇には丹沢クリステルさんが佇んでいる
見晴茶屋という名前を見て、ふと振り向くと秦野市街が広がっていた。意外と登ってたんだな
大倉尾根はひたすら登りのバカ尾根なんですが、体の限界を超えないギリギリの斜度なので、ペースがつかめれば登りやすいと感じた。高度を稼ぐには最効率な尾根
近くにある自転車ヒルクライムのメッカ、ヤビツ峠と似ているとふと思う
ひたすら登りのバカ尾根ではあるが、時々フラットの気持ちがいい尾根道が登場し、つかの間のご褒美に感じてしまう
尾根がやせ細った崩落箇所もあるが、適宜補強なり木道なりが整備されていて、普通に歩いてれば危険な場所はないはず
ただ、木道や階段の間隔がバラバラなところがあり、気をつけていないと足を取られてしまうので、それだけは注意が必要
塔ノ岳山頂はガスの中
「おっ、晴れてきてる」と塔ノ岳の展望に期待するも虚しく、山頂はガスの中
東西に開けてるので、天気がよければ展望がよい場所なはずなんだけどなぁ。こればかりは、しょうがないね
塔ノ岳から先に進むと極端に登山者がいなくなるが、山の様子も合わせたように変わって静かになってるようだった
木道が整備されていたり、西側が開けているところもあったりと快適な気持ち良い稜線歩き
丹沢山へ到着
丹沢山へついたー
山頂広場の奥にあるテーブルで昼飯をいただく
原作の4人が泊まったみやま山荘。まだ登山雑誌を読んでるかな?
丹沢山は周りが開けた塔ノ岳と違って、木々に囲まれひっそりとして静かだった
ここまで来る登山者も少なく、トレランスタイルの人が通過していくくらい
この先の蛭ヶ岳には進まず、塔ノ岳へ戻ることに。蛭ヶ岳はまたの機会にとっておきましょう
このあと、塔ノ岳、鍋割山を経由して下山した に続く