ヤマノススメ聖地巡礼 – 八方尾根スキー場~唐松岳

八方池 ヤマノススメ聖地巡礼
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ヤマノススメ 原作

【六十七合目】《雪山、山小屋泊》《登頂断念》八方尾根スキー場~八方池山荘~唐松岳

  • メンバー:あおい、楓、ほのか
  • アクセス:高崎駅-〈ほのか兄の車で上信越自動車道経由〉-八方尾根スキー場-八方駅-〈八方ゴンドラリフトアダム〉-兎平(この先2本のリフトで八方池山荘まで行けるが、強風でリフトが運行停止)
  • コース:八方尾根スキー場 兎平→黒菱平→八方池山荘(1,830m)(山小屋泊)→[第2ケルン~八方池~第3ケルン~丸山(2,420m)→唐松岳(2,696m)](八方池山荘から1時間歩いた所で唐松岳への登頂を断念)

あらすじ

【六十七合目 挑戦! 冬の北アルプス】小春にアイゼンを借り、ほのか兄の車で八方尾根スキー場へ(ほのか兄は友人とスキー)。リフトが強風で止まっているため、スキー場をアイゼンで登る。その日は八方池山荘で宿泊。次の日は朝から強風で停滞、風が治まったお昼前に出発するも唐松岳までは断念し引き返す。

ヤマノススメ単行本10巻に収録されています

ルート地図

巡礼記録

日程:2018年7月24日[日帰り]
コースタイム:八方池山荘 07:0807:26 第2ケルン→07:30 八方ケルン→07:37 第三ケルン→08:06 扇雪渓 08:0808:19 丸山 08:2008:49 唐松岳頂上山荘 08:5209:05 唐松岳 09:1309:21 唐松岳頂上山荘→09:25 牛首 09:2610:00 大黒岳→10:36 白岳→10:40 五竜山荘 10:4411:37 五竜岳 11:5612:23 五竜山荘→12:27 遠見尾根分岐 12:2813:05 西遠見山→13:31 大遠見山→13:54 中遠見山→14:07 小遠見山→14:43 地蔵の頭→15:00 白馬五竜アルプス平

ルート地図

写真

ヤマノススメに登場した唐松岳へ行く計画を前から立てていたが、せっかくなので五竜岳も合わせて日帰りで行けるかなと計画を立てる。
八方のゴンドラが6:30からなので、スタート地点の八方池山荘には7:00くらい。東京まで鈍行で帰ってこられる神城駅の最終が16:46、逆算するとゴール地点のアルプス平には16:15くらいには着いてないと完全にアウト。
標準コースタイムは12時間20分だから、0.7くらいのスピードか。マイルストーンを9:30に唐松岳頂上山荘、11:30に五竜山荘を設定し、もし間に合わなかったら五竜岳は諦めるプランで行くことにした。

白馬駅からバス、ゴンドラ、リフトで八方尾根へ

白馬駅
白馬駅

ムーンライト信州の終点 白馬駅
駅から見てロータリー左側には北アルプス総合案内所があり、ムーンライト信州に合わせてなのか早朝にもかかわらず開いていた。予めゴンドラのチケットを購入しておこうと思ったが、片道のチケットは販売していないとのこと、残念

白馬駅から乗った路線バスで5分ほどで白馬八方BTに到着
バスターミナルからドアトゥドアでゴンドラ駅に行けると勘違いしていたが、実際は10分ほど歩く必要がある

八方ゴンドラリフト アダム
八方ゴンドラリフト アダム

八方駅ではザックの重さを計測(15kg未満ならば追加料金なし)して片道チケットを購入
今日のゴンドラ運行開始は6時半。待機列でしばらく待つ

流れはスムースで、運行開始から5分ほどで乗車できた

八方ゴンドラリフト アダム
八方ゴンドラリフト アダム
八方ゴンドラリフト アダム
八方ゴンドラリフト アダム

八方ゴンドラリフト アダムの乗車時間は8分

アルペンクワッドリフト
アルペンクワッドリフト

続いてアルペンクワッドリフトで兎平から黒菱平へ
乗車時間は7分

リフト直下には足が触れるような高さの草花が咲いていた

アルペンクワッドリフト
アルペンクワッドリフト
白馬三山
白馬三山

黒菱平。目の前にそびえる白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)が北アルプスに来たという気分を高めてくれる

八方池山荘から登山開始

八方池山荘
八方池山荘

最後に乗車時間5分のグラートクワッドリフトで八方池山荘へ
トイレに寄ってから、登山開始!

八方尾根探勝路
八方尾根探勝路

整備されたハイキングコースで、草花の案内板もあるのでゆっくりと散策している人も多い
が、自分はコースタイム的に日帰りできるかの瀬戸際だったので、急ぎ気味でテクテクと

オオバギボウシ
オオバギボウシ
ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ
タカネウツボグサ
タカネウツボグサ
第2ケルン
第2ケルン

第2ケルン。八方尾根にはケルンがいくつもある

クモマミミナグサ
クモマミミナグサ

八方池

八方池
八方池

ほとりの探索路へは下りずに、上から眺めるだけ

なるほど、八方池は真上から眺めると、反射して景色を写すことをしてくれないようだ

八方池
八方池
ハクサンシャジン
ハクサンシャジン
雪渓
雪渓

登りやすい夏道が横にあるのにもかかわらず、わざわざ雪渓を登ってる方たち
北アルプスに登ってるのにこんな暑いんだから、気持ちはわかる

丸山ケルン
丸山ケルン
唐松岳頂上山荘
唐松岳頂上山荘

大きくて立派な唐松岳頂上山荘
デポして行くような距離じゃないので、そのまま唐松岳へゴー

唐松岳の山頂に到着

唐松岳山頂
唐松岳山頂
唐松岳山頂
唐松岳山頂

手前の五竜岳の奥に前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳がちっさく見える
右側に立山

唐松岳からの眺め
唐松岳からの眺め
唐松岳からの眺め
唐松岳からの眺め
唐松岳頂上山荘
唐松岳頂上山荘

唐松岳から見る唐松岳頂上山荘

唐松岳頂上山荘に戻ってきて、今度は五竜岳を目指す

牛首の鎖場
牛首の鎖場

今までのお気楽な登山道からはガラリと変わって、難所の牛首の鎖場
でも、高度感はないし大したことない。渋滞するので譲り合って慎重に

タカネウツボグサ
タカネウツボグサ
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ

ずっと唐松岳からの下り基調だったのが五竜岳へ向けての登りへ転換
五竜岳の山容がはっきりと見える

ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
五竜山荘
五竜山荘

五竜山荘に到着

ヘリコプターの荷降ろし
ヘリコプターの荷降ろし

しばらくするとヘリコプターが飛んできて

物資を降ろしていく
この間は地上のスタッフが登山者を静止していた

そしてヘリコプターは麓の方へ
何度も繰り返してたようで、五竜岳から戻ったときにもヘリコプターが飛んでいた

ヘリコプターの荷降ろし
ヘリコプターの荷降ろし
ヘリコプターの荷降ろし
ヘリコプターの荷降ろし
五竜岳の岩場
五竜岳の岩場

五竜岳の岩場にはマークがしっかりとあるので、それに従っていけば難なく登っていける
少ないながら手を使う場面もあるので、グローブあるといいかもしれない(この時期は暑そうだが)

五竜岳頂上手前
五竜岳頂上手前

え、もう頂上って思って登るも、本当の頂上はもう少し奥にある

五竜岳の山頂に到着

五竜岳頂上
五竜岳頂上

五竜岳頂上
ちょうど、お腹が空いていたのでここでお昼ごはん

五竜山荘
五竜山荘

五竜山荘を見下ろす

唐松岳方面
唐松岳方面

唐松岳方面

鹿島槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳

鹿島槍ヶ岳
槍ヶ岳とかは雲に隠れてもう見えない

五竜岳からのパノラマ
五竜岳からのパノラマ
五竜岳からのパノラマ
五竜岳からのパノラマ

360度ビューの五竜岳からのパノラマ

八峰キレット
八峰キレット

鹿島槍ヶ岳へ向かう分岐から八峰キレット

遠見尾根との分岐
遠見尾根との分岐

五竜山荘に戻って、遠見尾根との分岐
ここから遠見尾根を下っていく

鎖場
鎖場

序盤に鎖場がいくつかあったが使わなくても問題ない

雪渓とヘリコプター
雪渓とヘリコプター
イワカガミ
イワカガミ

イワカガミ
淡くて和菓子のよう

中遠見山への登り返し
中遠見山への登り返し

中遠見山への登り返しが割ときつくて足にくる

外界が見えた。あと少し

アルプス展望リフト
アルプス展望リフト

地蔵の頭あたりから白馬五竜高山植物園までは観光客が次第に増えてきて賑わっていく

白馬五竜高山植物園

白馬五竜高山植物園
白馬五竜高山植物園
白馬五竜高山植物園
白馬五竜高山植物園
コマクサ
コマクサ

白馬五竜高山植物園では、コマクサがいたるところに咲いている

白いコマクサ
白いコマクサ
白馬五竜高山植物園
白馬五竜高山植物園
エーデルワイス
エーデルワイス

ウスユキソウではなく本物のエーデルワイス。これが本物か

メコノプシス・グランディス
メコノプシス・グランディス

メコノプシス・グランディス(ヒマラヤの青いケシ)

アルプス平駅
アルプス平駅

テレキャビンは乗車時間8分で山麓のとおみ駅へ
ゴンドラ乗車時に渡される冷たいオシボリがとても有り難い、いいサービスだ

アルプス平駅
アルプス平駅
テレキャビン
テレキャビン
テレキャビン
テレキャビン
エスカルプラザ
エスカルプラザ

エスカルプラザから神城駅までは無料のシャトルバスが出ているので、それを利用して神城駅に

神城駅
神城駅

神城駅から松本駅に向かう。東京への4時間半の鈍行列車に備えて、松本駅前で食事

ムーンライト信州に乗るのは2回目。前回は冬で車内がガラガラで空いていた印象があったが、今回は9割くらいの乗車率で松本を過ぎても7割くらいの盛況ぶり。
下車して白馬駅で涼しさを体感するも、それは早朝の話で、2000m以上の山に登っているのに直射日光がジリジリと照らしてかなり暑い。午後からは雲が上ってきて、遠くの景色が見られなくなる代わりに日光をマイルドにしてくれたので、日射病で倒れる心配はなかった。

それほど急登もなく難所も少ないコースでおすすめできるが、やはり日帰りだと、焦る気持ちで見どころを堪能できないので、1泊するのが無難でしょうね。八方池のほとりまで下りて、池に反射する白馬三山を見たかったな。

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