飯能市美杉台にある朝日山とゆうひ山公園。標高213mの朝日山から158.8mのあさひ山展望公園、そして181mの夕日山へ。あおいとひなたがカフェへのショートカットで駆け抜ける丘陵地帯。昼の展望と夜景の両方を楽しめる、飯能の隠れた名所です。
基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
山名 | 朝日山(あさひやま)・夕日山(ゆうひやま) |
標高 | 朝日山 213m、夕日山 181m |
所在地 | 埼玉県飯能市美杉台 |
難易度 | ★☆☆☆☆(公園散策) |
推奨シーズン | 通年(夜景は冬が最適) |
所要時間 | 約1.5時間 |
登山スタイル | 住宅地ハイキング |
ヤマノススメでの描写
原作での登場シーン
【八十九合目】朝日山~あさひ山展望公園
- メンバー: あおい、ひなた
- コース: 割岩橋→大河原交差点→朝日山(213m)→あさひ山展望公園(158.8m)→Café Misugi
あらすじ
【八十九合目 走ってカフェへ!!】ひなたオススメのカフェに行く途中、ショートカットのため美杉台・大河原ハイキングコースを通る。ひなたはアウトドアサンダル、あおいはスニーカーで走って朝日山の三角点へ。
ルート地図
ヤマノススメ単行本13巻に収録されています
【百七十八合目】あさひ山展望公園~ゆうひ山公園
- メンバー: あおい、ひなた
- コース: あさひ山展望公園(158.8m)→ゆうひ山公園〈夕日山(181m)〉
あらすじ
【百七十八合目 夜景も悪くないね】朝日山からあさひ山展望公園に下山したあと、ゆうひ山公園で夜景を楽しむ。
ルート地図
ヤマノススメ単行本20巻に収録されています
アニメでの描写
【第4期/#11】(ED)あさひ山展望公園
- メンバー: あおい、ひなた、ここな、楓、ほのか、小春
- 備考: 11話のエンディング
聖地巡礼のポイント
- 朝日山三角点: 213.3mの頂上(三等三角点 矢下風 TR35339621401)
- あさひ山展望公園: 日時計とベンチ。富士山や東京スカイツリーが眺められる
- ゆうひ山公園: あさひ山とは住宅地を挟んで反対側にある夜景スポット
- Café Misugi: 目的地のカフェ。自家製ケーキとコーヒー、不定期にパンの販売も
アクセス・登山情報
アクセス方法
バスでのアクセスが便利です。
電車・バスでのアクセス
- 飯能駅から国際興業バス「美杉台ニュータウン」行き
- 「美杉台ニュータウン」バス停下車、徒歩10分
- バス本数:1時間に4本程度
徒歩でのアクセス
- 東飯能駅から徒歩約1時間
- 飯能駅から徒歩約1時間20分
ハイキングルート
朝日山ルート 割岩橋→大河原交差点→朝日山(213m)→あさひ山展望公園
朝日山~夕日山ルート あさひ山展望公園→ゆうひ山公園(夕日山181m)
あさひ山展望公園の3つのルート
- スロープ(バリアフリー)
- 緩やかな階段
- 急な階段
装備と準備
カジュアルな服装で楽しめます。
推奨装備
- スニーカーまたはアウトドアサンダル
- カメラ(夜景撮影用)
- 懐中電灯(夜景鑑賞時)
朝日山・夕日山の魅力
あさひ山展望公園
美杉台ニュータウンの中心にあるあさひ山展望公園は、シンボルの日時計を中心に、円形のベンチと広々とした芝生が広がる憩いの場です。3つのルートからアクセスでき、公園からは360度のパノラマ展望を楽しめます。
ゆうひ山公園の夜景
ゆうひ山公園は、飯能市街を一望できる夜景スポットとして知られています。静かな住宅地の灯りに加え、遠くには都心の明かりも望めます。空気が澄んだ冬の夜は特に美しく、デートスポットとしても人気です。
美杉台ニュータウン
美杉台ニュータウンは、1980年代に計画的に開発された住宅地です。緑豊かな環境が特徴で、きれいに整備された遊歩道や、点在する公園が住民の生活を豊かにしています。静かで落ち着いた住環境が魅力です。
実際の巡礼記録
巡礼レポート(2017年)
日程: 2017年1月7日[日帰り]
コース: 東飯能駅→飯能大橋→美杉台公園→あさひ山展望公園→龍崖山公園
東飯能駅から1時間弱歩きましたが、バスでのアクセスをおすすめします。飯能駅からは、美杉台ニュータウンバス停まで1時間に4本ほどバスが出ているようです。
あさひ山展望公園
あさひ山展望公園の頂上にある展望広場へは、スロープ、緩やかな階段、急な階段の3つのルートがあります。広場の中心には日時計があり、それを囲むようにベンチが配置されていました。

少し登っただけですが、遮るものが何もないので眺めはとても良かったです。
巡礼レポート(2021年)
日程: 2021年5月15日[日帰り]
コースタイム: 飯能駅 14:35→16:07 天覧山 16:15→16:35 天覧山中段→16:41 飯能中央公園 16:42→17:12 あさひ山 17:13→17:22 ゆうひ山公園 17:31→18:00 飯能駅
大河原交差点から朝日山へ
神久山からの登山に続き、入間川を渡って大河原交差点からあさひ山展望公園へ抜ける山道へと入りました。車道から入ってすぐは、天覧山よりもよっぽど高度がある、かなりの登りです。


尾根道に入ると、道はとても快適になりました。美杉台に住む人たちは、この道を通ったりするのでしょうか。

あさひ山展望公園からゆうひ山公園へ

朝日山の三角点を過ぎて下りていくと、あさひ山展望公園に到着。ここは原作【百七十八合目】の一コマ目に描かれている場所です。公園から正面に見えるこんもりとした山がゆうひ山公園です。



あさひ山展望公園からゆうひ山公園へは、住宅街の中をまっすぐ進みます。頂上へは、反時計回りに巻きながら登っていくとたどり着けます。

ゆうひ山公園、そしてリスとの出会い


ゆうひ山公園の頂上からは、美杉台の住宅街とあさひ山展望公園が一望できます。確かに、夕日が映えそうな景色です。一瞬、夕日まで待とうかと思いましたが、結局すぐに下山することにしました。




ゆうひ山の尾根道は、公園ではないようです。

住宅街を歩いていると、突然何かが飛び出してきました。野生のリスです!

国土地理院の地図にはまだ反映されてないのか、新しい住宅地が造成されていて、通る道が少し違っていました。



住宅街を抜けて再び森に入り、美杉台通りへと降りて、飯能駅に戻って今回の旅はゴールです。

GPS ルート地図
周辺情報・関連記事
飯能の展望スポット
天覧山 飯能のシンボル 195m。
多峯主山 天覧山から縦走できる 271m。
神久山 飯能市街地の山、天覧山とセットでどうぞ。168m。
美杉台周辺
大河原ハイキングコースは、住宅地の中にある自然道で、四季折々の景色を楽しめます。野鳥観察にも最適な、住民に親しまれている道です。
住宅地の中心にある美杉台公園は、遊具が充実していて、地域のお祭りやイベントも開催される憩いの場です。
美杉台には、地域に根ざしたカフェが点在し、それぞれが個性的な空間を提供しています。地元の人が集う、穏やかなカフェ文化が魅力です。
飯能の夜景スポット
飯能には、美しい夜景を楽しめるスポットがいくつかあります。
中央公園は市街地の中心にあり、冬にはイルミネーションで彩られます。広々とした空間で、様々なイベントも行われます。
飯能河原は、夜になると川沿いがライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。夏の終わりには花火大会(秋の花火)も開催され、多くの人で賑わいます。
よくある質問
Q: カフェは実在しますか?
A: 美杉台には複数のカフェがあります。原作で登場したcafe Misugiの公式ウェブページにはメニューの掲載もあります。
Q: 夜景を見る最適な時間は?
A: 日没後30分~1時間が最適です。夕焼けから夜景への変化を楽しめます。冬場は空気が澄んでいて特にきれいです。
Q: 住宅地を歩いても大丈夫?
A: ハイキングコースは公道なので問題ありません。ただし、住宅地なので静かに通行し、プライバシーに配慮してください。
Q: 駐車場はありますか?
A: あさひ山展望公園、ゆうひ山公園ともに駐車場があります。ただし、台数は限られているので、公共交通機関の利用がおすすめです。