ヤマノススメ 原作
【百十一~百十二合目】岩殿山
- メンバー:あおい、あおい父
- アクセス:〈中央線〉大月駅
- コース:大月駅→観光センター(大月市観光協会)→岩殿山(634m)→兜岩→稚児落し→大月駅
あらすじ
【百十一合目 歴史が作り出した景色】あおいは山城目当ての父に誘われ、岩殿山に登るため大月駅へ。駅前の観光センターでブルーベリーを購入。山羊さんの贈り物(ヤギのミルクのパン屋)、円通寺(桃を抱える石地蔵)を経由し岩殿山東コースの登山口へ(岩殿山の東コースから山頂へは通行止め。詳しくは大月市観光協会のサイトを参照)。
【百十二合目 人生経験の差って?】岩殿山山頂到着。展望台から「TRAIN SUITE 四季島」を眼下に眺める。
ヤマノススメ単行本15巻に収録されています
ルート地図
巡礼記録
日程:2017年12月23日[日帰り]
コースタイム:大月駅 14:51→15:02 岩殿山登山口 15:04→15:06 丸山 15:14→15:19 三ノ丸跡展望台 15:32→16:11 天神山→16:28 稚児落し→17:23 大月駅
ルート地図
写真
午前中は大菩薩嶺を登ってきて少々疲れ気味ではあったが、帰りの大月駅で降りて岩殿山を歩いてみることにした
岩殿山へは大月駅から歩いてアクセス
大月駅の駅舎を撮ると背後にそびえているのが岩殿山
大月市の観光協会は駅から出て右手にある
作中にも描かれていた東京電力大月支社近くの踏切を渡って歩いていくと、途中にホーロー看板がいっぱい貼られた民家があって懐かしさを覚える
岩殿山山腹にある |岩| |殿| | | |跡| という看板。抜けているところには城が入るのかな?
道路に沿ってしばらく歩くと、岩殿城跡入口
従来の道は崩壊のため通れないので迂回路が新設されている
岩殿山 ふれあい館
入口から登りきった所にふれあいの館
入ってすぐのところに、しろ先生のメッセージ色紙とヤマノススメの展示コーナー
ふれあいの館からはひたすら階段を登って岩殿山展望台を目指す
岩殿山の山頂へ
岩殿山山頂。標高634mなのでスカイツリーと同じ高さ
(本当の山頂は奥にあるようなので、ひょっとしたらここは634mないかも)
山頂からは大月の街並みと同時に富士山が見える抜群のロケーション
高速を走る車の音が聞こえてくる中、時折電車が通っていく
スケール感がジオラマのようで、見ていて飽きない
ヤマノススメの本編には撮り鉄の方が描かれていたが、こちらの方は夕焼けの富士山を狙っているようだった
西コースを進んで稚児落としへ
西コースへの分岐まで下りて、稚児落とし方面へ進む
“危険”看板でこの先にクサリ場があると警告
西コースに入ると今までの階段があった整備された道とはすっかり変わって普通の登山道
踏み跡はしっかりあるのでコースはわかりやすいが、落ち葉でのスリップor踏み外しには注意
クサリ場を通らない巻道(林間コース)もあるっぽい
クサリ場。結構がっつりと登る
ここが最大の山場かな。人が一人通るのがやっとな狭い崖道
途中で足元を撮った図
すっぱり切れ落ちてるわけではないので、万が一落ちても途中で引っかかりそうではある
細かいアップダウンが何度も続く割には、ずっと前から案内されてる稚児落としにたどり着かない
稚児落としを通過
お、これが稚児落としか、こんな絶壁な岩場のどこを通るんだろとゾクゾクしていたが…
巻道を通っていつの間にかに通過してたっぽい
太陽がすでに沈んで、徐々に暗くなってきたので焦っていたが、ようやく民家の明かりが見えてホッとした
数分後には完全に夜となっていたので危ないところだった
大月駅に到着
大月駅の案内看板にある「岩殿山はじめました」
大月駅構内のヤマノススメ展示コーナー
大月駅構内の待合室にあるヤマノススメ展示コーナー。こちらにもしろ先生の色紙があります
岩殿山は台風の被害でしばらく入山規制されていましたが、昨年の12月に入山規制が解除されました(ただし東コースなどはまだ復旧していません。また、ふれあい館等のトイレは使用中止となっています)
駅から徒歩でアプローチでき、クサリ場もある本格的な登山道。岩殿山からの眺めも素晴らしいので、大月駅を訪れる機会がある場合にはおすすめしたいコース
ただ、予想以上に細かいアップダウンがあって午前中も登山してきた足にはハードワークだったかもしれない