日本百名山全山踏破 94座目 笠ヶ岳

笠ヶ岳山頂 日本百名山
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乗鞍岳から笠ヶ岳まで

2021年8月7日 笠新道を日帰りピストンして笠ヶ岳に登る

新穂高温泉無料駐車場
新穂高温泉無料駐車場

前日は乗鞍岳から下山後、18:00頃に駐車場到着。
週末の前日なので駐車している車が多く、空きスペースを探して駐車。そして、そのまま眠りについた。

今日は、標準コースタイムで15時間かかる笠新道のピストンを日帰りで登る。そのため、まだ日が出ていないうちから出発した。

笠ヶ岳の山行記録

  • 日程:2021年8月7日(土) [日帰り]
  • 天候:晴れ

アクセス

新穂高温泉の市営新穂高第3駐車場に駐車。

⏱タイム🏃距離↗登り↘下り
11:5822.5km2,183m2,174m

コースタイム

新穂高温泉無料駐車場 04:13 → 04:21 新穂高温泉バス停 → 04:31 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面) 04:34 → 04:49 お助け風穴 → 05:02 中崎橋 → 05:11 笠新道登山口 05:19 → 07:58 杓子平 08:09 → 09:15 笠新道分岐 → 09:44 抜戸岩 → 10:11 笠ヶ岳山荘 → 10:26 笠ヶ岳 10:53 → 11:02 笠ヶ岳山荘 → 11:23 抜戸岩 → 11:58 笠新道分岐 11:59 → 12:00 分岐指導標(仮称) 12:01 → 13:08 杓子平 → 15:07 笠新道登山口 15:13 → 15:23 中崎橋 15:24 → 15:36 お助け風穴 15:37 → 15:50 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面) 15:53 → 15:59 中崎山荘 奥飛騨の湯 → 16:11 新穂高温泉無料駐車場

山行タイムライン
  • 04:13
    新穂高温泉無料駐車場

    まだ暗い朝4時過ぎに駐車場を出発。

  • 04:21
    新穂高温泉バス停
  • 04:31
    登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
  • 04:49
    お助け風穴
  • 05:02
    中崎橋
  • 05:11
    笠新道登山口
    笠新道登山口
    笠新道登山口

    新穂高温泉から笠新道登山口までの長い林道歩き。
    登山口前には水場あり。

    笠新道
    笠新道

    1400mもの急登となる笠新道。
    整備されていて歩きやすいのだが、ひたすら登りで息つく暇もない。

    ソバナ
    ソバナ
    シモツケソウ
    シモツケソウ
    ミヤマアキノキリンソウ
    ミヤマアキノキリンソウ
    ハクサンフウロ
    ハクサンフウロ
    ハクサンフウロ
    ハクサンフウロ
    ミヤマトリカブト
    ミヤマトリカブト
    ハナニガナ
    ハナニガナ
  • 07:58
    杓子平
    杓子平のカール
    杓子平のカール

    杓子平のカールが目前にドーンと現れ、今までの辛い登りが報われる瞬間。
    笠ヶ岳までの道のりはまだ遠い。

    抜戸岳までのあと300mを登りきれば笠新道は攻略となる。

    チングルマ
    チングルマ

    そろそろ変身しそうなチングルマ。

    ミヤマキンポウゲ
    ミヤマキンポウゲ

    振り返るとわかるように、カール地形でスプーン状なので、徐々に斜度がきつくなる。
    稜線までたどり着きそうでたどり着けなくてヒーヒー言いながら登った。

  • 09:15
    笠新道分岐
    笠新道分岐
    笠新道分岐

    ようやく笠新道を攻略。
    あとは笠ヶ岳までの稜線を歩くのみ。

    やはり森林限界を越えた稜線歩きは、ご褒美だ。

  • 09:44
    抜戸岩
    抜戸岩
    抜戸岩
    ガンバ
    ガンバ
    雷鳥
    雷鳥

    少しだけ残雪歩きをした後に雷鳥と出会った。

  • 10:11
    笠ヶ岳山荘
    笠ヶ岳山荘
    笠ヶ岳山荘
    ミヤマリンドウ
    ミヤマリンドウ
  • 10:26
    笠ヶ岳
    笠ヶ岳山頂
    笠ヶ岳山頂
    笠ヶ岳山頂
    笠ヶ岳山頂
    笠ヶ岳からの眺め
    笠ヶ岳からの眺め
    笠ヶ岳からの眺め
    笠ヶ岳からの眺め

    焼岳、乗鞍岳方面。

    笠ヶ岳からの眺め
    笠ヶ岳からの眺め

    槍、穂高方面。

    笠ヶ岳からの眺め
    笠ヶ岳からの眺め

    抜戸岳から歩いた稜線。

    笠ヶ岳からのパノラマ
    笠ヶ岳からのパノラマ
    笠ヶ岳山頂
    笠ヶ岳山頂
  • 11:02
    笠ヶ岳山荘

  • 11:23
    抜戸岩
  • 11:58
    笠新道分岐
  • 12:00
    分岐指導標(仮称)
  • 13:08
    杓子平
  • 15:07
    笠新道登山口
    笠新道登山口の水場
    笠新道登山口の水場

    登ってきた道を下山。下りても下りても笠新道だった。
    水が尽きてきそうだったので、登山口で給水。生き返る。

  • 15:23
    中崎橋
  • 15:36
    お助け風穴
  • 15:50
    登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
  • 15:59
    中崎山荘 奥飛騨の湯
    新穂高登山指導センター
    新穂高登山指導センター

    駐車場に戻った途端に大粒の雨が降ってきて、ギリギリセーフ。

  • 16:11
    新穂高温泉無料駐車場

新穂高温泉 ひがくの湯

新穂高温泉の外れにある日帰り温泉でお湯につかる。

新穂高温泉 ひがくの湯
新穂高温泉 ひがくの湯

令和の時代になっても、スーパーファミコンが自由に遊べる温泉。

新穂高温泉 ひがくの湯
新穂高温泉 ひがくの湯

鉄道模型を走らせることができる温泉。

新穂高温泉 ひがくの湯
新穂高温泉 ひがくの湯

極めつけに、うまい棒を好きなだけ食べられる温泉。ホスピタリティの塊だ。

新穂高温泉からは、高山市街地へ一旦下りる。そこから、明日登る御嶽山の登山口への途中にあった 道の駅 ひだ朝日村で車中泊をした。

当時の感想

コース状況・危険箇所等

特になし。

感想・記録

2日目は笠ヶ岳。前日の乗鞍岳下山後、新穂高温泉の駐車場に向かって車中泊。

今回の遠征で一番きつそうな笠新道ピストンの日帰りだが、前回の北海道遠征で幌尻岳の日帰りを経験してるので、大したことないだろうとたかをくくってた。
が、笠新道の登りはやっぱり辛い。登ってる時間があと数時間遅くなってたら、確実に熱中症で倒れてただろうな。
その分、笠新道を抜けた後に始まる稜線歩きの開放感は格別。

ギリギリで雨に降られることもなく安堵しつつ、明日に登る御嶽山へ向かった。

費用

費用は、今回の遠征の中で最初の日本百名山 乗鞍岳の記事でまとめています。

今に省みる

日本三大急登(烏帽子岳のブナ立尾根、谷川岳の西黒尾根、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根)や北アルプス三大急登(烏帽子岳のブナ立尾根、燕岳の合戦尾根、剱岳の早月尾根)には漏れているが、笠新道はそれらと同じ位か更に急登だと断言できる。(谷川岳の西黒尾根がどうして選ばれてるのか、本当にわからん。)

笠新道は登りやすく整備されていて、斜度も同じくらいの道が延々と続くので、休憩する暇を与えてくれない。
しかも、杓子平から先はカール地形を登っていくことになる。カール地形はスプーン状になっているので、登るに連れて斜度が厳しくなってくるので、登りの最後でこれは本当に挫けそうになった。


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