ヤマノススメ 原作
【三十~三十二合目】《山小屋泊》谷川岳〈トマの耳、オキの耳〉
- メンバー:あおい、ひなた、ここな、楓、ほのか(天神平から)
- アクセス:土合駅(下りプラットホーム)
- コース:土合駅→谷川岳遭難者慰霊碑→土合口駅/谷川岳ベースプラザ-〈谷川岳ロープウェイ〉-天神平駅-〈天神峠ペアリフト〉-天神峠→肩の小屋→トマノ耳(1,963m)→オキノ耳(1,977m)→肩の小屋(小屋泊)
あらすじ
【三十合目 きっと大丈夫】あおい、ひなた、ここな、楓の4人で土合駅に着いた。ウォーミングアップに地上までの階段を登り、登山届を提出。ロープウェイとリフトを乗り継ぎ天神平へ。
【三十一合目 出会いの予感】天神平で同じくらいの年の女の子(ほのか)と挨拶するあおい。道中で何度も会い、話しかける間柄に。肩の小屋に荷物をデポ(置いておく)し、トマノ耳・オキノ耳と谷川岳2つの山頂にも難なく到着。そこで、ほのかを加えた5人で記念撮影。肩の小屋での夕食後、ここなの誕生日会を開催し祝福。就寝前、あおいはほのかとアドレス交換、一緒に遊ぶ約束をした。
【三十二合目 思い出の朝日】山小屋の外に出た4人。だんだんと白んでいく空を見つめ、夜明けを一緒に迎える。
ヤマノススメ単行本4巻に収録されています
ルート地図
ヤマノススメ アニメ
【第2期/新二十一~二十三合目】【第4期/#03】《山小屋泊》谷川岳〈トマの耳、オキの耳〉
- メンバー:あおい、ひなた、ここな、楓、ほのか(天神平から)
- アクセス:東飯能駅-高崎駅-水上駅-土合駅(下りプラットホーム)
- コース:土合駅→谷川岳遭難者慰霊碑→土合口駅/谷川岳ベースプラザ-〈谷川岳ロープウェイ〉-天神平駅-〈天神峠ペアリフト〉-天神峠→熊穴沢避難小屋→天狗の留まり場→天神ザンゲ岩→肩の小屋(小屋泊)→トマノ耳(1,963m)→オキノ耳(1,977m)
- 備考:天神峠で昼食、ロープウェイで切符を拾ってくれたほのかと再会し、熊穴沢避難小屋からあおいとしばらく歩く。小屋での夕食後、ここなの誕生日をみんなで祝福
巡礼記録
日程:2017年8月21日[日帰り]
コースタイム:土合駅 10:12→10:18 白毛門登山口駐車場→10:28 土合口駅/谷川岳ベースプラザ 10:32→10:35 西黒尾根登山口 10:40→11:56 ラクダの背(ラクダのコブ)→11:59 ラクダのコル 12:00→12:33 ザンゲ岩 12:39→12:50 谷川岳・肩の小屋 12:51→12:54 谷川岳(トマノ耳) 13:13→13:33 谷川岳 13:36→13:47 谷川岳(トマノ耳) 13:48→13:51 谷川岳・肩の小屋 13:52→13:57 天神ザンゲ岩→14:07 天狗の留まり場→14:38 熊穴沢避難小屋 14:39→14:57 天神平・天神峠分岐点→15:03 天神尾根・田尻尾根分岐点 15:09→15:46 田尻尾根登山口→16:13 白毛門登山口駐車場→16:19 土合駅
ルート地図
写真
土合駅の下りプラットホームからの登山開始
ヤマノススメ原作と同じように土合駅からのスタート
百人はいそうな小中学生と思われる集団が電車からぞろぞろと降りてくる+地下の反響音で、無人駅と思えないほどの賑やかさに
地上に出るには462段(連絡通路で+24段の合計486段)の階段を上るので、登山前のウォーミングアップには十分
階段左側の地下水が流れている所はエスカレーター予定地だった名残
この真ん中にある壁は、列車から発生する風圧を弱くするものとのこと(地上駅に掲示されていたパネルから学習)
土合駅(地上)
ようこそ日本一のモグラえきへ
15分ほどかけて、ようやく駅の外へ
日光が眩しい、モグラの気分を体感
土合駅からは車道歩き
谷川岳ロープウェイの土合口駅をスルーして、更に上へ
西黒尾根登山口からのコース
西黒尾根登山口に到着
登山口から割と急な登りになっていて、三大急登と呼ばれる急登の片鱗を見せつけられた気分
と思ったが、歩いてみるとそんなに急登というほどの斜度じゃないし歩きやすい
確かに登り一辺倒ではあるが、なだらかな登りも挟んだりして息が切れることはなかった
樹林帯を抜けて眺めの良い稜線歩き(眺めは良くない)
鎖場で岩登り
ひび割れた岩の段差がステップとなって登りやすい
蛇紋岩で足がツルツル滑るので、三点支持してる手の役割は重要
ちょっとしたボルダリングみたいで楽しい
頂上はガスでハッキリ見えない
写真を見返して虹が出てることに気付く
ザンゲ岩。ザンゲという名前の由来も謎だけど、どこがザンゲ岩か根本的なところからよくわかってなかったり
ヤマノススメにもでてきたシンボリックな道標
周辺はちょっとした広場となっていて、お昼を楽しんでる人が多かった
谷川岳トマの耳
ガスガスの中、トマの耳に到着
休憩無しで登ってきたので、ここでお昼休憩
トマの耳からオキの耳へと続く道をガスが晴れた瞬間を狙って撮影
本当に一瞬で、すぐにガスが漂って見えなくなる
谷川岳オキの耳
トマの耳より14mだけ高いオキの耳
太陽を背にガスを覗きこむと、自分の影の周りに虹が見えるブロッケン現象を薄っすらと体験
谷川岳肩の小屋の横を通って天神尾根を緩やかに下っていく
肩の小屋と原作にも出てきた鐘
登りの西黒尾根とは遥かに違う人通りの天神尾根
天狗の留まり場を過ぎた辺りで渋滞の列ができていて、完全にストップ
下りは田尻尾根から
熊穴沢避難小屋を過ぎた辺りからは、止まるということはなくなり流れはよくなったが、前の人に付いていくのは変わらない
そんなこんなで、何も考えずに歩いていたら目の前にロープウェイが姿を表し、降りる予定の田尻尾根コースを通り過ぎたことに気付いて引き返す
田尻尾根は急な下り坂で、浮いている石はないけど滑りやすい粘土質の箇所がある
多分9割の人が滑ると思われる粘土質の段差があり、自分はマジョリティなので足を取られて滑って転んだ
下り道の中間あたりで、田尻尾根を抜けて緩い砂利道になる
上をロープウェイが通ったり、沢の上を渡ったりと夏の終わりを感じるのどかな道
下りとは違って地上にある土合駅の上りプラットホームから帰路へ