大山から十勝岳まで
2020年10月20日 三徳山三佛寺の投入堂のリベンジとして乾徳山へ登山
大山のついでに島根にある三徳山三佛寺の投入堂に登ろうとしたのだが、コロナの影響で断念せざるを得なかった。
その悔しい気持ちが残っていたため、岩場があり登りがいがありそうな乾徳山に登った。
2020年12月5日 佐賀観光のついでに英彦山に登る
Go To トラベルキャンペーンを利用して、12月4日からの2泊3日の佐賀旅行。
メインは「ゾンビランドサガ」の聖地巡礼のために、佐賀市内・唐津・嬉野と佐賀県をぐるっと周るというのが目的だった。
が、それだけでは時間が余るので、駅メモの新駅訪問のために、西は長崎市内、東は福岡県の行橋市まで移動するという九州北部を横断するようなドライブも行っていた。
その途中で英彦山を通ったので、ついでに登ってみた。
2021年4月3日 青森のみちのく潮風トレイル八戸市ルートへ
ヤマノススメ原作に登場したトレイルルートを聖地巡礼。
みちのく潮風トレイルは八戸市の蕪島が端となっているが、もう一方の端は福島県の相馬まで。ものすごく長いルートだけど、踏破した人が結構いる(全線踏破挑戦者リスト)のが凄い。
2021年4月24日 相模湖駅からの高尾山登山
毎年、春になると登ってきた高尾山。冬の間になまった体をゆっくりと目醒させるにはピッタリな山に今年も登る。
そして、ついでに旧野猿峠ハイキングコースも歩いてきた。
2021年5月15日 比良の丘、奥武蔵 丸山、飯能市 神久山のヤマノススメ聖地巡礼
ヤマノススメ聖地巡礼3箇所のお得セット。
西武鉄道の1日乗車券「SEIBU 1Day Pass」が限定販売(外国人旅行者向けなので日本人は買えなかった)されていたので、西武沿線を巡った。
2021年6月26日 三浦アルプス(京急田浦駅~乳頭山~仙元山~逗子・葉山駅)に登山
「山と食欲と私」に登場した仙元山への聖地巡礼として、三浦アルプスを縦走。
長らく使っていたドイターの日帰り用ザックがヘタってきたので、同じくドイターのトランスアルパイン24を購入。
Amazonのプライムデーで購入したので、16,500円からポイントが返ってきて実質1万円以下で買えた。
3年前に購入したモンベルの登山靴「ツオロミーブーツ ワイド」。こちらも、ソールがほぼ無くなってきた。
ソールだけ交換することもできるみたいだが、他もボロボロになっているので、思い切って「ツオロミーブーツ ワイド」の新しいモデルを20,460円で購入。
2021年7月10日 奥多摩から秩父へ(東日原バス停~天目山~仙元峠~浦山口駅)トレーニング
再来週に計画している幌尻岳登山のトレーニングとして、同じ歩行距離となる約25キロのコース。
北海道残りの日本百名山4座に登る5泊6日の北海道遠征
これまで北海道には、
- 2017年に利尻山
- 2018年に斜里岳・羅臼岳・阿寒岳・羊蹄山
と登ってきており、残りは北海道の中央に位置する大雪山系、日高山系である大雪山・トムラウシ山・十勝岳・幌尻岳の4座。
最後の北海道遠征として、次のような計画を立てた。
日本百名山で最難関とも言われる幌尻岳への日帰り登山を計画しているので、余裕を持って予備日を2日も用意。
1日目(7月21日):東京から空路で旭川空港へ。レンタカーで南下して十勝岳に登る。下山後は幌尻岳の登山口へ移動。
2日目(7月22日):計画では12時間を予定している幌尻岳への登山。下山後は帯広方面へ。
3日目(7月23日):前日の幌尻岳の予備日。もしくは、休息日として観光。
4日目(7月24日):トムラウシ山への登山。下山後は北上しながら、旧国鉄士幌線の遺構散策。
5日目(7月25日):最後に大雪山に登る。旭川の観光。
6日目(7月26日):予備日。旭川空港から東京へ帰る。
旭川空港へはANAを利用する。ANAの株主なので、株主優待割引で正規価格の半額で乗ることができる(遠征計画は何ヶ月の前から計画しており、その時点での早期割引などがあるので、お得度は薄かったりする)。
飛行機の予約自体は5月末に行っていたのだが、その後にコロナの流行の影響で予約していた便が減便され、予約し直した。減便はしょうがないんだが、機材変更で機内Wi-Fiがなくなったのがちょっと残念。
レンタカーの予約はいつもと違い、楽天トラベルのキャンペーンでホンダレンタリースで予約。まぁ、車はいつもと同じくフィットだけど。
2021年7月21日 羽田から旭川空港へ。十勝岳に登る
旭川空港への飛行機は6:45に出発なので、朝早く起きて羽田空港へ。
成田なら絶対前泊してないと間に合わないけど、羽田は近くていい。
羽田空港で一番遠い搭乗口だと思われる、搭乗口55で待機。
北海道に向けて離陸、さよなら東京。
2時間ほどで旭川空港に到着、残念ながら空は曇っていた。
旭川空港近くのレンタカー店で予約していた車を借りて、十勝岳の登山口である望岳台に向かって南下。
道路に見覚えあるなって思ったら、白金の青い池に来たときに通ったことあるな、この道。
そして、青い池をあっさり通過して望岳台に到着。
十勝岳望岳台防災シェルター。駐車場も50台ほどあって広い。
十勝岳の山行記録
- 日程:2021年7月21日(水) [日帰り]
- 天候:曇り
アクセス
十勝岳望岳台駐車場に駐車。
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
04:16 | 10.4km | 1,132m | 1,128m |
コースタイム
望岳台 10:00 → 10:20 吹上温泉分岐 → 10:34 雲ノ平分岐 10:35 → 10:43 十勝岳避難小屋 10:44 → 11:20 昭和火口 11:21 → 12:20 十勝岳 12:47 → 13:21 昭和火口 → 13:44 十勝岳避難小屋 → 13:49 雲ノ平分岐 → 13:58 吹上温泉分岐 → 14:12 望岳台
- 10:00望岳台
望岳台から登山スタート。
なだらかな道を登っていく。
十勝岳稜線は雲に覆われているようだ。 - 10:20吹上温泉分岐
- 10:34雲ノ平分岐
- 10:43十勝岳避難小屋
火山礫をジグザグに登っていくが、それほど斜度はきつくない。
- 11:20昭和火口
スリバチ噴火口の縁まで登った。
残雪が全て溶けそうなスリバチ噴火口。
時折噴煙の匂いがする。
一瞬ガスが消えて、十勝岳の頂上部が見えた。
十勝岳への登り。
- 12:20十勝岳
山頂はガスっていて涼しい。まずは今回の遠征、1座目に登頂。
ピストンなので、同じ道を降りる。
噴煙がモクモクと立ち上る62-II噴火口。
- 13:21昭和火口
- 13:44十勝岳避難小屋
- 13:49雲ノ平分岐
- 13:58吹上温泉分岐
- 14:12望岳台
ファーム富田
下山した後は富良野を経由して占冠村方面へ南下。その途中にあるファーム富田に寄った。
今まで北海道に来るのは8月か9月くらいが多かった。富良野に寄る機会はあっても、ラベンダーの見頃は過ぎており、悔しい思いを何度かしていた。しかし、今回はベストシーズン。
朝には曇っていた空も日が差し。青空とカラフルなラベンダー畑が映える、いい天気。
ラベンダー畑を眺めながら、ラベンダーソフトクリームで糖分補給。
道の駅樹海ロード日高
占冠村も通り過ぎ、日高町に入って町の中心にある道の駅樹海ロード日高へ。
ここで、明日の幌尻岳に向けての食料と水を確保。ここから先は携帯の電波も届かないので、登山届をコンパスで提出。
併設している日高山脈博物館はもう閉める時間だったので、中へ見学はできなかった。
道の駅の駐車場には、自衛隊の車両が次々に集まってきて、本州では見慣れない光景が展開されてた。
幌尻岳登山口のあるチロロ林道へ
完全に暗くなる前にチロロ林道を奥へと進み、登山口駐車場へ。そして、就寝。明日は3時起きだ。
当時の感想
コース状況・危険箇所等
特になし。
感想・記録
4連休と有給を利用して、北海道で残っていた日本百名山の4座を登る遠征旅1日目。
早朝から旭川空港に飛び、そこからレンタカーで40分ほどで登山口の望岳台に到着、さっそく1座目に取り掛かった。
あいにくの曇り模様で山頂からの景色には恵まれなかったのが残念。
しかし、北海道といえど最近は猛暑、直射日光を遮ることができない火山の山登りとしては、よかったのかもしれないとポジティブに考えていく。
十勝岳は火山礫の道をゆるく登っていくだけなので初心者向けともいえるが、火山ということと濃霧時に道迷いのリスクがあるので、十分に注意したほうがよさそうだ。
明日は幌尻岳に登るので、水や食料を準備して電波の通じない登山口へ前乗り車中泊(途中、ファーム富田にも寄ったりしたけど)。
費用
遠征中にかかった費用は、遠征最初の百名山にまとめて書くことにします。
交通費:飛行機 東京→旭川 往復(株主優待割引) 47280円、電車 1234円、レンタカー 5日+9時間 27900円、ガソリン 9310円、駐車場 500円、JAF 28500円、ロープウェイ 2000円 / 計 116724円
雑費:風呂 1000円、入場券 1620円 / 計 2620円
装備:ドイターザック 16500円、登山靴 20460円 / 計 36960円
食費(概算):朝昼晩 6日分 11500円、行動食 4日 1200円 / 計 12700円
合計:169004円
今に省みる
2021年の登山シーズンが始まった。この十勝岳を含む12座に登り、2021年内に日本百名山全山踏破を目指す。
残りは北海道の4座、北アルプスの4座、中央アルプスの1座、南アルプスの3座。おおよその計画は春の段階で済んでいた。
北海道遠征も幌尻岳という大ボスがいるので、最後の年に攻略すべく北海道遠征はこの時まで残していた。いつもは余裕の無い遠征計画も、2日間も予備日を入れるなど万全の体制(単に観光したかったってものあるが)。