青梅市の長淵丘陵にある赤ぼっこ(409m)は、関東平野を一望できる展望台として知られる低山。飯能市民の小春が「敵陣視察」と称して楓と自転車で乗り込み、その展望に圧倒されるエピソードの舞台です。
基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 山名 | 赤ぼっこ(あかぼっこ) |
| 標高 | 409m |
| 所在地 | 東京都青梅市(長淵丘陵) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(初心者向け) |
| 推奨シーズン | 通年(春のヤマツツジ、冬の澄んだ展望がおすすめ) |
| コースタイム | 周回約3時間(青梅駅発着) |
| 登山スタイル | 日帰りハイキング |
ヤマノススメでの描写
原作での登場シーン
【百九十二合目】どちらも違って どっちもいい
- メンバー: 楓、小春
- アクセス: 〈自転車〉飯能市観音寺-青梅駅-青梅駅自転車等駐車場
- コース: 青梅駅自転車等駐車場→天祖神社→赤ぼっこ(409m)→下山
あらすじ
【百九十二合目 どちらも違って どっちもいい】 小春は飯能市と同じ低山ハイキングのメッカとして、青梅市をライバル視。敵陣視察として、楓を連れて自転車で向かう。まずは、青梅駅から赤ぼっこへのハイキング。赤ぼっこの展望の良さに圧倒される二人だが、飯能も青梅もどちらもいいと満足する小春だった。
ヤマノススメ単行本21巻に収録されています
ルート地図
聖地巡礼のポイント
- 青梅駅自転車等駐車場: 楓(ママチャリ)と小春(クロスバイク)が自転車を停めた場所
- 昭和レトロ商品博物館前: 青梅の街並みを歩くシーン
- 長淵天祖神社: ハイキングコースの入口となる神社
- 赤ぼっこ山頂: 展望の良さに圧倒される二人のシーン
アクセス・登山情報
アクセス方法
電車: JR青梅線 青梅駅下車。駅から天祖神社まで徒歩約20分。下山は宮ノ平駅へ抜けると周回コースになります。
自転車: 原作と同じく自転車でのアクセスも可能。青梅駅自転車等駐車場(1日150円)を利用できます。
マイカー: 青梅市街にコインパーキング多数。天祖神社付近には駐車場がないため、青梅駅周辺に停めて歩く形になります。
おすすめコース
青梅駅~赤ぼっこ~宮ノ平駅 周回コース(約3時間): 青梅駅→天祖神社→旧二ッ塚峠→馬引沢峠→赤ぼっこ→要害山→宮ノ平駅→青梅駅。原作ルートに要害山を加えた定番の周回コース。
赤ぼっこピストン(約2時間): 青梅駅→天祖神社→赤ぼっこ→往路下山。赤ぼっこだけを目指す初心者向けコース。
装備と準備
低山ハイキングなので普段のハイキング装備で十分です。分岐が多いので地図アプリがあると安心。飲み物は1L程度持参しましょう。
赤ぼっこの魅力
低山とは思えない360度の大パノラマ
赤ぼっこ最大の魅力は、標高400m強という低山でありながら、周囲に視界を遮るものがない圧倒的な展望にあります。北側には青梅市街から秩父の山々、東側には広大な関東平野が広がり、スカイツリーや都心のビル群まで見渡せます。西側には奥多摩の山々が連なり、条件が良ければ丹沢や富士山の姿も捉えることができます。
歴史と自然が織りなす独特の景観
「赤ぼっこ」というユニークな地名は、1923年の関東大震災の際に山が崩れ、赤土の地面が露出したことに由来しています。現在も山頂付近には当時の名残を感じさせる赤土が見られ、地域の歴史を物語っています。また、植物の宝庫としても知られており、春にはヤマツツジが山肌を彩り、足元にはシャガの群生が広がるなど、四季折々の表情を楽しめるのが特徴です。
実際の巡礼記録
日程: 2022年4月30日[日帰り]
コースタイム: JR青梅駅 13:23→13:29 宗建寺→13:38 長渕七丁目バス停→13:47 天祖神社→14:21 旧二ッ塚峠 14:22→14:33 馬引沢峠→14:48 赤ぼっこ 14:57→15:12 和田町三角点 15:13→15:20 要害山→15:26 愛宕山分岐→15:47 稲荷神社前バス停 15:48→16:00 明白院→16:04 宮ノ平駅 16:05→16:28 JR青梅駅
ルート地図
巡礼レポート
狭山富士の聖地巡礼を終え、多摩湖経由で自転車で青梅へ向かいました。
青梅駅から天祖神社へ


青梅駅自転車等駐車場に到着。1日150円で利用できます。受付のおじさんが親切で、自転車の出し入れを手伝ってくれました。

旧青梅街道を歩いて天祖神社方面へ。昭和レトロ商品博物館前を通ります。

天祖神社の石段からハイキングコースへ


天祖神社の石段はなかなかの急勾配です。今回のルートで一番の登りかもしれません。

社殿脇から長淵山ハイキングコースに入ります。


よく踏まれた歩きやすい道が続きます。新緑が気持ちいいです。
旧二ッ塚峠から赤ぼっこへ


旧二ッ塚峠を越えると、網の向こうに廃棄物広域処分場が見えます。

分岐がいくつかあるので注意が必要です。



ヤマツツジが咲いていました。
赤ぼっこ山頂

赤ぼっこ山頂に到着です。


山頂からのパノラマ。関東平野が一望できます。小春が感動したのも納得の展望です。

赤ぼっこの名前の由来が書かれた案内板。関東大震災で赤土が露出したことから名付けられたそうです。

要害山経由で下山

赤ぼっこから要害山方面へ縦走して下山します。



宮ノ平駅へ


舗装路に出ました。宮ノ平駅方面へ向かいます。


シャガの群生が見事でした。

宮ノ平駅から一駅で青梅駅に戻りました。飯能も青梅も、それぞれに良さがあることを実感した巡礼でした。
よくある質問
Q: 赤ぼっこは初心者でも安全に登れますか?
A: はい、標高差も少なく登山道もよく整備されているため、初心者やファミリーでも安心して楽しめます。ただし、登り始めの天祖神社の石段は急なので、無理のないペースで登りましょう。
Q: 分岐で道に迷いやすいというのは本当ですか?
A: 長淵丘陵は非常に多くの枝道や作業道が交差しており、案内標識が設置されていない分岐もあります。初心者の方は必ず最新の地図を携行するか、GPS機能付きの登山アプリを使用することをおすすめします。
Q: 原作のように飯能から自転車で行くのは大変ですか?
A: 飯能市街から青梅駅までは約10km強(片道約40~60分)の距離です。アップダウンがあるため、スポーツバイクや電動アシスト自転車でのアクセスが快適です。道幅が狭く大型車両の多い区間もあるため、走行には十分注意してください。



