埼玉県飯能市の愛宕山と水晶山は、どちらも標高250mの低山ながら飯能百名山に数えられています。ヤマノススメでは小春が「飯能百名山手ぬぐい」を手に、あおいを巻き込んで百名山潰しに挑むエピソードの舞台。実際の巡礼では原作とは逆方向に、東吾野駅からユガテを経由して水晶山・愛宕山へと歩きました。
基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 山名 | 愛宕山(あたごやま)・水晶山(すいしょうやま) |
| 標高 | 愛宕山250m / 水晶山250m |
| 所在地 | 埼玉県飯能市 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(初心者向け) |
| 推奨シーズン | 通年(秋から春先が特におすすめ) |
| コースタイム | 約1時間10分(武蔵横手駅~水晶山ピストン) |
| 登山スタイル | 日帰りハイキング・里山歩き |
ヤマノススメでの描写
原作での登場シーン
【百八十七合目~百八十八合目】飯能百名山 愛宕山~水晶山
- メンバー: あおい、小春
- アクセス: 飯能駅北口-武蔵横手駅
- コース: 武蔵横手駅→長念寺→愛宕山(250m)→水晶山(250m)→下山
あらすじ
【百八十七合目 飯能百名山潰し】 飯能駅の北口で小春と偶然出会ったあおい。小春は飯能百名山手ぬぐい(ひだまり山荘 ネット販売ページ)をあおいに見せ、どこか1個でいいから一緒に付き合ってと頼む。数ある飯能百名山の中で、”水晶”山が気になった二人。あおいのバイト時間までの間に行ってみることに。武蔵横手駅から長念寺の境内を抜けて、登山道を歩いていると目の前にはキジが。
【百八十八合目 新しい発見】 愛宕山を経由して水晶山に着いた二人。そこには豆粒のような小さい水晶しかなかったが、新しい発見を沢山見つけて、意外と楽しめたとあおいは思った。
ヤマノススメ単行本21巻に収録されています
ルート地図
聖地巡礼のポイント
- 武蔵横手駅: 原作でのスタート地点。ヤギがいる。
- 長念寺: 境内を通り抜けて登山道へ入る(電気柵に注意)
- 愛宕山(250m): 原作では水晶山への経由地として登頂
- 水晶山(250m): 豆粒のような小さい水晶を探した山頂
アクセス・登山情報
アクセス方法
電車: 西武秩父線「武蔵横手駅」下車。池袋駅から飯能駅経由で約1時間10分。飯能駅から1駅、約5分です。
マイカー: 駅周辺に駐車場はないため、電車でのアクセスを推奨します。
おすすめコース
原作ルート(武蔵横手駅ピストン): 武蔵横手駅→長念寺→愛宕山→水晶山→愛宕山→長念寺→武蔵横手駅。約2時間の手軽なコースです。原作どおり、あおいのバイト前でも行ける距離感。
ユガテ経由周回コース: 東吾野駅→ユガテ→大峰高峰→深沢山→水晶山→愛宕山→武蔵横手駅。約3時間。ユガテ(百八十五合目)の聖地巡礼もまとめてできる充実コースです。
装備と準備
標高250mの低山ですが、深沢山方面からの下りにはトラロープが設置された急斜面があります。滑りにくい靴がおすすめです。長念寺から登山道に入る付近に足元レベルの電気柵が張られているため、引っかからないよう注意してください。飲み物(500ml程度)と行動食があれば十分です。
愛宕山~水晶山の魅力
「飯能百名山手ぬぐい」を片手に楽しむ低山巡り
愛宕山と水晶山は、飯能百名山の中でも特に駅からのアクセスに優れ、初心者でも気軽に登頂できるのが魅力です。作中で小春が持っていた「飯能百名山手ぬぐい」は、飯能駅近くの「ひだまり山荘」で販売されていましたが、同店は2026年4月1日をもって閉店しました。手ぬぐいの入手は今後難しくなる可能性があります。
水晶山はその名の通り、山頂付近の地面をよく探すと、ごく稀に小さな水晶の結晶(石英)を見つけられることがあります。また、隣接する愛宕山の山頂からは、天候に恵まれれば都心方面の景色も望むことができます。ふもとの長念寺の静かな佇まいから始まり、里山の風景と小さな発見を積み重ねていく道程は、まさに「身近な山の楽しさ」が凝縮されたコースです。
実際の巡礼記録
日程: 2021年11月13日[日帰り]
コースタイム: 東吾野駅 12:48→12:53 吾那神社→13:19 橋本山 13:20→13:33 ユガテ 13:34→14:00 北向地蔵・ユガテ・土山集落分岐 14:01→14:07 大峰高峰→14:13 沢山峠 14:14→14:25 深沢山 14:31→14:38 水晶山 14:40→14:50 愛宕山 14:51→15:15 武蔵横手駅
ルート地図
巡礼レポート
この巡礼はユガテ(百八十五合目)の聖地巡礼の続きです。東吾野駅からユガテを経由し、原作とは逆方向で水晶山・愛宕山を目指しました。
ユガテから水晶山へ
ユガテからしばらく登ると、小さな沢に出ました。


北向地蔵・ユガテ・土山集落の三方向に分かれる分岐点に到着。ここから大峰高峰方面へ進みます。


大峰高峰を通過し、沢山峠へ下ります。

沢山峠に到着。ここから深沢山へ登り返します。

深沢山の山頂。飯能百名山のひとつです。

深沢山からの下りにはトラロープが設置されています。足元に注意しながら慎重に下ります。
水晶山・愛宕山に到着

水晶山の山頂に到着。原作であおいと小春が小さな水晶のかけらを探した場所です。

続いて愛宕山へ。水晶山からは歩いてすぐです。

愛宕山からの眺め。低山ですが開けた展望が楽しめます。

武蔵横手駅へ下山

愛宕山から下ると、やがて森を抜けて視界が開けます。

長念寺手前の登山道入口付近には足元に電気柵が張られています。引っかからないよう注意が必要です。

原作でもあおいと小春が通り抜けた長念寺の境内。ここを抜ければ武蔵横手駅まではもうすぐです。

武蔵横手駅に到着。東吾野駅から約2時間半、ユガテ経由で愛宕山・水晶山を巡る充実したハイキングでした。
よくある質問
Q: 水晶山で本当に水晶は見つかりますか?
A: はい、運が良ければ山頂付近の地面で、数ミリ程度の小さな水晶の結晶(石英)を見つけることができます。ただし、原作のあおい達と同様、大きなものを見つけるのは困難です。貴重な資源ですので、見つけても観察に留めるのがマナーです。
Q: 原作ルートだけならどのくらい時間がかかりますか?
A: 武蔵横手駅から長念寺経由で水晶山まで往復する場合、休憩を除けば1時間10分~20分程度です。ゆっくり歩いても2時間あれば十分戻ってこられます。まさに「バイト前」にぴったりなコースです。
Q: ユガテと愛宕山・水晶山を一日で巡礼できますか?
A: 十分に可能です。東吾野駅から出発してユガテを経由し、武蔵横手駅へ下るコースは、飯能周辺のハイキングでも人気の定番ルートです。トータルの歩行時間は約3時間ほどになります。
Q: 長念寺の電気柵はどのようなものですか?
A: 鹿や猪が里へ下りてこないように設置されている獣害対策用の防護柵です。登山道の入口部分を遮るように張られていますが、人間が跨げる高さになっています。電気が流れているため、特にお子様連れの場合は素手で触れたり足が引っかかったりしないよう、細心の注意を払ってください。



