吾妻山から安達太良山まで
2020年10月5日 あだたら高原スキー場から安達太良山に登る
車中泊していた道の駅つちゆから、あだたら高原スキー場に移動。
残念ながら、遠征最終日の今日も天気が冴えない。雨が降らないだけまだましかと思いながら準備し、登山口へと向かった。
安達太良山の山行記録
- 日程:2020年10月5日(月) [日帰り]
- 天候:くもり
アクセス
あだたら高原スキー場に駐車。
⏱タイム | 🏃距離 | ↗登り | ↘下り |
---|---|---|---|
03:14 | 10.2km | 762m | 762m |
コースタイム
奥岳登山口 05:41 → 06:24 五葉松平 06:25 → 06:31 薬師岳 06:32 → 06:52 仙女平分岐 → 07:20 安達太良山 07:22 → 07:38 峰の辻 → 07:55 くろがね小屋 → 08:00 塩沢分岐 → 08:11 勢至平分岐 → 08:22 八の字 → 08:55 奥岳登山口
- 05:41奥岳登山口
ロープウェイは8:30からなのでまだ営業していない。
ロープウェイの山頂駅へ行くルートとくろがね山荘を経由するルートの分岐。
今回はロープウェイの山頂駅から安達太良山へ登り、くろがね山荘を経由して下りるコースを歩く。スキー場を登っていく途中には、ススキ草原の中を行く道も。
- 06:24五葉松平
- 06:31薬師岳
ロープウェイの山頂駅からは単価が高そうな木道が始まりハイキングコースの趣き。
- 06:52仙女平分岐
山頂に近づくにつれガスが濃くなっていき、視界も悪い。
風も強くなってきて、ガスに水分を感じるようになった。
ピークである安達太良山の乳首がかすかに見える。
風が強いが乳首に登る。
足場はしっかりとしてるので、危なくはない。 - 07:20安達太良山
安達太良山 山頂に到達。
何もみえるわけなく、周りは真っ白で風が強いので即撤退。
- 07:38峰の辻
ザレているので下りにくい。
- 07:55くろがね小屋
ここからは車が通れる幅の道が下まで続いている。
源泉からのパイプは、麓の岳温泉にまで温泉を運んでいるそうだ。 - 08:00塩沢分岐
- 08:11勢至平分岐
- 08:22八の字
最短で下りる旧道となだらかにつづら折りの馬車道の分岐。
旧道を選んだが、完全に失敗。
足型が刻まれていることからわかるように、とても滑りやすいトリッキーな登山道。 - 08:55奥岳登山口
登山口まで下りると、あだたら山ロープウェイは強風で運行休止となっていた。
安達太良山麓にある岳温泉に入浴
独立国家ニコニコ共和国の国会議事堂。
岳温泉にある岳の湯で温泉を堪能。冷え切った体が温まり、疲れも回復。いいお湯でした。
現在の福島県浪江町のダッシュ村を見学
今回の遠征で最後の山かつ東北地方の日本百名山で最後の山である安達太良山に登り終えたので、あとは仙台に戻るのみ。
時間もあるので、東へ浪江町まで寄り道をしてから、太平洋沿いに仙台まで北上するドライブすることにした。
震災後に常磐線(初期は代行バス)で幾度も通ってはいるが、復興具合を近くから確認したかった。
浪江町市街地の手前にあるDASH村。この道の先にあるのだが、帰宅困難地域なので封鎖されている。
日本一低い山(3.0m)日和山に登る
のんびりとドライブしながら仙台市内へ。まだ時間があるようなので、今回の遠征で本当に最後の山として日和山に登ることにした。
「クマ出没注意」「落石注意」の看板などがあり、数々の困難に遭遇するも、なんとか日和山の山頂に到達。
いたるところに様々なメッセージが書かれてあり、周辺住民の人にとても愛されている山っていうのが伝わってきたし、登りに来れてよかった。
SS30 展望フロアから仙台の夜景
新宿に帰るバスが23時35分発で、仙台駅で暇を潰すために。SS30というビルの展望フロアに登った。
さらば仙台。
当時の感想
コース状況・危険箇所等
勢至平からスキー場へ下りるときの旧道は非常に滑りやすいので、馬車道を歩くのをおすすめ。
感想・記録
東北遠征3日目の最終日。1日目、2日目とも予定通りの山行ができたので、余裕をもたせていた3日目はノンビリと登ろうとしていた。が、昼前くらいから雨予報。なので、雨が降る前に登らなきゃと、ノンビリどころではなくなった。
雨は降っていないが山頂はガスガス、ほんとの空が見たかったなぁ……
下山後は岳温泉の岳の湯に入湯。先客のおじさんたちが「今日はぬるいなぁ、先週は47度あったのになぁ」と恐ろしいことを話してた、ぬるくてよかった。
安達太良山が遠征最後の登山のつもりだったけど、仙台に日本一の山があるというので車で向かった。
費用
費用は、今回の遠征の中で最初の日本百名山 蔵王山の記事でまとめています。
今に省みる
遠征最終日の安達太良山、残念ながら曇天で「ほんとの空(智恵子抄)」を見つけることは出来ず。これも、心残りである。
東北の日本百名山は、場所が適度にばらけていて遠征計画を立てるのが面白いし、どの山も個性があって魅力的なので、再度登りに行きたい。